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北別府ニカ
茶鬼
ネタバレ
表題カプより脇カプが気になって、そして気に入るというのはどの、誰の作品でもよくあるわけで、これもそんな一冊。 他に、同級生モノが2編で、ヘタレ男や乙女男がいい味出してました♪ 表題は両親を亡くし、父親の弟の元へ引き取られた剛のお話。 おじさんには男の恋人がいて、一緒にレストランをやっているパティシエの有希も同居していて、剛にはお父さんが3人☆ 剛は甘い匂いのする有希が大好きで、家族では…
水戸泉 葛西リカコ
近未来を舞台にした、DNA操作が当たり前になった時代を背景にしたホラーチックストーリー。 SFといっても、特に遺伝子界について特化してしているので要旨はピンポイント、明確で寄り道がないので、実に分かりやすく謎とおどろおどろしさが際立っていていい。 未来的双子モノの一種とでも呼んでもいいかな?w 遺伝子の研究が進み、その操作によって不老不死さえ身近になった近未来。 その研究は、ありのまま…
水城せとな
この8巻でラストです。 思春期から、それなりに皆それぞれのトラウマと思いを抱えて、波にもまれ、漂い、悩み、苦しみ、そうして一つの決着を付けた姿は、 少年から青年へ、大人への扉をあける為に必要な関門だったのですね。 彼等は、そこの中から一つの道を選んで進んでいきます。 それが正しいのか、悪いのか、今はわかりません。 この選択が、これからの彼等の糧になることは間違いないし、その正非は、もっと…
茂上
旅のシリーズは再び尾花沢。 ベニバナとスイカの季節の風物詩は、「奥の細道」にふさわしい。 「ギャグマンガ日和」の二次ではあるが、その世界観を持ちながらもすっかりオリジナルの師弟の物語としても、抜きんでたものがあり、馴染み深い人物だけに、その世界に入っていくのは容易だと思います。 旅を一緒に続けるうちに、曽良も変わってきていると芭蕉は言う。 断罪チョップをくらわすだけでなくww優しさも~…
かわい有美子 小椋ムク
このシリーズの学園モノだけは大好きだー!と叫びたいほどに、今回もよかった!!! 同じ学園が舞台なのに、一つとして同じタイプがいなくて、同じタイプのカプがなくて、そして代々の会長・副会長になる所以に、違う理由とタイプがあって、どれ一つとってもどれも魅力的なのがいいデス♪ 今回もキュンはあるのですが、それは見事に物語の中に自然に溶け込んでジワジワっと染みてくる、まるで題名の「シトロン」のようにシュ…
本編『楽園は何処にもない』その後のディオと航一。 航一は心から家族を愛していたので、家族と一緒にいられることが一番の幸せと思っていたのです。 しかし、亡くなった今はその幸せは夢で見ることしかできない。 昼のシエスタの合間にもそんな幸せを感じた航一に、嫉妬を感じるディオ。 しかし、航一の言葉に、いつもは俺様のディオが!? 「お前は愚かだ」とか言いながら、嬉しくてしようがないだろうディオ…
高尾理一
父親の復讐をヤクザの力を借りて成し遂げる警察官、というお話だった『愛咬の掟』の番外編。 本編で、ヤクザの永瀬に「猫を飼った」と言わせた夕志の本編後、裏切り者達の遺体が発見され復讐が完全に終わったと、警察に辞職届を出し永瀬の元にやってきた夜のお話です。 表紙が何気に猫が猫カン食べてるのを見てるトラ、、なんてちょっと危険な絵になってますが、この猫ともすればトラより獰猛(淫乱ともいう)ですからw…
藍生有 乃一ミクロ
「花嫁」って地雷なんですが、「奴隷」って言葉が好きで、相反するものにものすごく葛藤を呼んだ題名。 うひゃひゃ、会社社長が自分の会社の新入社員に調教されちゃうのですよ♪♪ そして、花嫁要素は薄くてどちらかというと奴隷、下剋上要素が満載で、SがMに調教するという部分が全面押し出しのものであったので、満足度が高かった、ほっとした~=3 親が大手電機メーカーの社長で、その子会社の社長に納まってい…
阿仁谷ユイジ
少年マンガ家を挫折した男性マンガ家が、男性であることを隠して覆面作家としてBLマンガを描いている。 その作中作品が『喜劇で恋は進化する』の波根くんと良二! しかも作中作品では受け攻めが逆転して、波根くんが良二をエロエロに攻めておりまして、何ておいしいグリコ状態www こうしたネタ入れって、たまに見かけますけど、それが実はたまらなく好きだったりする自分には、萌えが二倍で満足の極みなのであります…
攻めの日吉目線のショートストーリー。 恋人になってから、秀夜はどんどんと変わっていってるようです。 それを温かく見守る日吉のスタンスは変わらないんだけど、 もっと甘えて欲しい、自分にすべて預けて欲しい。 ただでさえ優しい男なのに、もっと甘やかしたいのか!? 秀夜の遠慮が何気に想像できるだけに、彼の願いはまっとうなものでしょう。 それにしても、親のように(秀夜の親は違いますが)慈愛に満ち…