茶鬼さんのレビュー一覧

抱きたいカラダ コミック

よしだりょう 

色々あげればキリがなく・・・

作者さんの初コミックなんだそうですが、とても残念な結果に終わってしまったようです(涙)
まず、表紙のカラーはとても綺麗だと思います。思わず目を引くのですが、中の白黒になるとデジタルの欠点というか、コマが大きめで割られているために人物が大きく書き込まれていることが多いのですが、その人物のトーンを貼った陰影の入れ方、黒髪などの白線の入れ方が非常に大雑把で全体がのっぺりしてしまう。
次に、セリフがベ…

2

おにいちゃんは誰のもの? 発売記念ペーパー 特典

やっぱり3男の勝ちかな?

本編評価が「趣味じゃない」で残念だったのですが、番外はどうかな~?
尋斗は、やはり弟たちには勝てないようです。
尋斗が後期試験を終えて帰宅すると、4男で5歳の明斗と一緒に寝てしまっている悠斗。
試験中はお預けが続いていたので、悠斗不足を感じてる尋斗は、大人気ないと思いつつ明斗を布団へ移動させて、悠斗の隣りに横になり。
そのまま彼も寝てしまうのですが、そこへやってきたのは3男で高校生の直斗。…

0

不埒なおとこのこ 小説

栗城偲  鈴倉温 

子犬を装う狼男子?

担当作家の誕生日パーティーに、作家の要望で新進の少女小説の高校生作家を連れて行くことになった官能小説担当編集。
担当作家の八つ当たりにあい、許容量以上の酒を飲まされるハメになり
その翌朝目が覚めたらそこはラブホテルで、隣りには高校生作家が!?そして身体のあらぬところに痛みが。。。
そんなきっかけで始まる、24歳の社会人と、17歳の高校生の年の差カプ物語。
何となくおもしろそうじゃないですか…

3

青ひげ公の婚礼 小説

沙野風結子  乃一ミクロ 

偽りが本物に?なのだろうか

題名の通りにグリム童話の「青髭」をかなり土台とした、しかしエンドはハッピーで終わらなくちゃいけませんから「美女と野獣」のような終わりを持ってきたと思われる作品。
題名に「婚礼」ってあるし、あらすじを見ると「花嫁」だし、地雷をにおわすキーワードが二つも・・・ドキドキ・・・
しかしイラストの乃一ミクロさんもちょっと今までの雰囲気とは違って大人っぽい感じに、そして決して可愛い男子っていう外見じゃない…

8

NightS コミック

ヨネダコウ 

ヨネダ作品だからこその魅力

今、この短編集が出ることの意味は大きいと思った。
私はヨネダさんの熱狂的なファンと言うわけでもなく、ただ純粋にデビュー作はとても良かったと思っただけの、一読者でしかなく、
そのデビュー作品以来作品(連載など)がほとんどなかった間の作者さんの思う所はわからない。
しかしデビューがいきなりヒットだっただけに。きっとプレッシャーとか情熱とか苦悩とかそういうものがあったりしたのかな?と勝手に推測する…

9

タンゴの男 the final コミック

崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵) 

ステップは続く

旧作にてレビュー済み。
旧版との違いは、陰影の濃さと線の調整でコマやセリフに修正はない。
そして旧版にあったヒロの別れた彼女の話『その後の志保ちゃん』が載ってない。
この新装完全版には初デビューとなった読み切りの『タンゴの男』と、彼等のその後の話『リベルタンゴ』が載っていること。
このタンゴの男のペーパーは確か何かのコミックを買ったときおまけで全種類ついていたのだが、それがなんだったか記憶…

6

ヤりたいお年頃の濃密な関係 コミック

一二三もげぞう 

本当はハジメテの恋

子連れモノ『那波18歳♂ママになりました』がエロいのにどんどん引き込まれる物語で、絵もヘタウマみたいな感じなのに、意表をつく良さで、しかもペンネームが(笑)とっても注目した作家さんの2冊目ですが、デビュー作品なんだそうです。
面白いですね、デビュー作のほうが絵がそこそこきれいな線で描かれているのに、後のほうが簡略化したせいか稚拙にみえるという(驚)
それにしても、一見薄いのにその読み応えはその…

4

純情狼さんと子羊くん コミック

安南友香子 

狼というより、尻尾振りまくりのワンコ

安南さんの本久々に見たのですが、随分と絵が綺麗になりましたね~♪
受けちゃんの目がデカくて少女漫画みたいってちょっとビックリしちゃいましたが、全体的にかわいらしいお話でした。

背が高くて赤い髪、喧嘩が強いとか不良の噂が先行している早坂先輩に「付き合ってくれ」と呼び出された1年生の日下部。
こわごわ連れて行かれて言われた要件とは・・・理数学年1番の日下部に超苦手な数学を教わりたいということ…

2

黒太子の純愛 小説

高尾理一  宝井さき 

年下ワンコ、この恋に命懸け

外国の皇太子と日本人の一般人の組み合わせ。
普通だったら、回れ右する組み合わせです(汗)ラブ甘?それともアラブ的?滅茶おとぎ話のファンタジー?受けちゃんがナヨナヨだったらもっと嫌だ。
しかし、好き作家さんなので作家買いしました(涙)
で、どうだったか・・・このエンドがあるから!簡単なデロ甘メデタシじゃなかったので、とてもほっとしました。

父親も絵画修復の工房を持ち、自らも海外で勉強し資…

4

愛を護る男 小説

五条レナ  海老原由里 

男前同士

「男」シリーズ3作目と呼んでもいいのかな?
今回はボディガード×若手社長とはいえ、やはりガッツリ働く男同士です。
最初2作は切ない路線、以降4冊働く男シリーズときて、ここでぼちぼちまた切ないシリーズが読みたい(前も言ってたw)と思うくらいには、ちょっぴり息切れしているのかな?と思わなくもないです。
やはり、相変わらずちょっと恋愛は薄くその進行は遅くビターな感じ。
お仕事を通して信頼関係がで…

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