茶鬼さんのレビュー一覧

俺様×僕××調教日誌 コミック

クロマメ 

消耗品となるのか?

読み終わって複雑な気持ちになった。
こればっかりは個人の趣味・趣向の問題なので仕方がない。
電子配信作品短編を1冊にしたものであるが、こうした場合人気があるから本になるのか、契約にある一定のダウンロード量をこなすと本にするという契約があるのか、裏を探ってしまう。
確かに人気があるものは、それなりに物語的展開のある連作モノであったり、エロが重視でもストーリーがあったりするのは、読んでる読者とし…

5

陽だまりにくるまれる コミック

さがのひを 

新しい一歩を踏み出す話

さがのひをさんの特徴は、1カプのみでなく、それに関係する人々やカプが微妙に絡んで複数カプの話を形成する特徴があると思う。
こうした長編1冊は前作が短編集だったので、久しぶりになるのだが、その以前に比べると若干痛さが弱くなって、さがのひを基準で割と甘くできた作品になったと思います。
だけど、実際中身を見てみると結構ドロドロして主人公がグダグダしているのですが。
そして、その分ちょっとダメっ子な…

2

雪村せんせいとケイくん コミック

キヅナツキ 

雰囲気が魅せるワザ

ここに、恋愛のあれやこれやの難しい理論は一切ない。
ただ「好きなんだ」「愛されたい」「愛したい」その素直な感情だけ。
その見せ方の中で、ちょっぴり天然で不思議な雰囲気を醸し出すのが雪村先生なわけで。。と自分は見た(というか、見えた?)
しっぽ振りまくってよだれ垂らしてるワンコのケイくんがいて、
一見毛を逆立ててるかと思えば、実はツンで、突然デレを見せるのが先生で。
甘えたい、甘やかしたい…

3

子連れ男と花嫁オオカミ コミック

雲井ナツメ 

ネーミングがナイス☆

バツイチ子連れお父さんと保育士の組み合わせ。
こんな組み合わせの作品はあまたあるんですが、まさか「花嫁オオカミ」とは(爆)
さほど題名も気にしないで、単純に子連れ好き♪で手を出した本だったのですが、読み始めて「あっ!」この本のタイトル。。。
実にいいネーミングだなって、思いました。

いきなり”お帰りなさい~ご飯できてるよ、お風呂にする?それとも・・・”と出迎える保育士w
子供を預けて…

1

蜜約捜査 小説

華藤えれな  周防佑未 

ネタばらし厳禁

この本は色々言及しづらいです(汗)
なんといっても、攻めの素性に言及してしまうとウッカリ大きなネタバレになってしまうから。
さて、何から伝えよう?

警視庁鑑識課で警察犬を扱う仕事をしている主人公・里津には5年前中国マフィア絡みで重傷を負い植物状態になっている元刑事の兄がいます。
里津の願いはこの兄をこんな目にあわせた犯人を検挙すること。
追跡調査や危険物探知、麻薬捜査など、あらゆる面…

5

極道Cafe 参 コミック

青海信濃 

是非一度行ってみたい極道Cafe

やっと、やっと完結しましたーーー♪
足掛け4年。。。本当は両思いなのに色々としがらみがあって中々くっつくことのできない主人公たち。
一つ一つ、引き伸ばし作戦か?と思うほどに二人の間に立ちはだかるあれやこれやを解いてきた過去2巻。
あれから3年後から始まります。

すっかり藤崎組が運営する「極道Cafe」は組の頭脳である座王子の知的マーケティングもあたり、順調です。
真理は、ミカドに手ほ…

4

不埒なファシネイション 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

だんだんマキが嫌いになる(涙)

不埒シリーズ基本的には好きなんです。
だけど、「パラダイムシフト」でマキが超ネガティブに傾いて、それは過去がひどすぎるからだよ、という下地があるにせよ他人が動きすぎる実に他力本願な姿にイラつきを覚え、
「インセンティブ」で恋人がいるにもかかわらず何かと日比谷を頼る姿(それが和典の誤解を生む原因だけど)にまたイラっとさせられ、
もうこのままじゃマキは嫌いなキャラ決定だよ、、と思ったところへトド…

4

独占率 コミック

陵クミコ 

ヘタレ隠しのジャイアン風味?

小説イラストでは度々お目にかかってますが、コミックは初読みです。
表題は最近の作品のようですが、同時収録作品が・・・すごく古い!?
作家さんの変遷も見えるようですが、何か絵柄が昔懐かしい~そうそう、こういう感じが流行っていたのよねってw

表題は、落としたコンタクトを拾ってくれた時「メガネの方が似合うと思う。俺、メガネっ子って好きなんだ」と言われたその笑顔に一目ぼれした地味メガネでゲイの大…

6

長田先生はおよび腰 コミック

藤本ハルキ 

童貞少年の妄想は更に妄想をかきたてる

萌え萌えに近い萌えです♪
一見あっさりな絵柄の藤本作品って、麗人に比べるとちょっとエロ少なめなんですが、それが登場したときのギャップが好き!
そして、糸みみずみたいな毛っけことかwww、思わずヌフフフ、、、ってなるのが好きなんです。

さて表題、最近アイデアが枯渇している官能小説家の長田は、行きつけの喫茶店に来た高校生がウエイトレスの都ちゃんを見てチンコさわったのを見逃さなかった!?
思…

3

銀狐の想い人 小説

夏乃穂足  雨澄ノカ 

ファンタジーなんだけどファンタジー色が薄い不思議

夏乃さんの外ファンタジー2冊目。
この作家さんの特徴は、やけに背景にリアルがあってファンタジーなのにあまりファンタジーを感じさせない不思議があります。
人外も当たり前のように存在しているし、だれも恐れはしない。
そういう設定なんだよ、と言ってしまえば元も子もないが、ファンタジーで夢を見たい人には肩すかしかもしれないし、現代とファンタジーの新しい融合というとらえ方も?
多分にこれも両極分かれ…

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