茶鬼さんのレビュー一覧

旦那様といとおし暮らし コミック

待緒イサミ 

趣味に突っ走るーーー

ストーリーとかそんな抜きにしても純粋に楽しめた☆☆
エロいんだけど、キャラクター設定がしっかりしてて愉快なのです。
だから、気持ちの機微がどうだのとかそんなんはもうどうでもいいの。何かすべてが納得しちゃう(爆!)

服飾系の学校を出たのに就職難の主人公・柚樹は姉の紹介で地元の呉服屋に就職します。
そこの店主は物腰柔らかなイケメン店主・壮一郎。
行った当日から住み込みで働くことになるので…

5

裏の祠の狐憑き コミック

せのおあき 

信じるものは救われる!?

真ん中の1本を除いて、人外とかのファンタジーで出来た1冊。
不思議な浮遊感のある作品でした。
絵の感じと話がマッチしています。

表題は合計で2組のカプができあがります。
まず最初・・・
いつも裏の祠にお参りしている同じアパートに住む会社員の習に惚れているマンガ家アシスタントをしている矢敷の元に、神様の使いで、彼の片思いを成就するためだと狐がやってくる。
矢敷には子狐に見えるのに、習…

7

「愛のマタドール」ご購入特典・書き下ろしペーパー 特典

マントをエプロンに、ムレータを鍋に持ち替えたマタドール♪

本編後の甘い後日談。
イケメンマタドールは、その持ち物をキッチン用品に変えても様になるようでw
そんな彼を感心しながら見つめているのは、まともに料理ができない颯也です。
しかし、サングリアを作るそんな愛する人の指先に、昨晩の官能の場面が蘇ってしまう。
赤ワインにまみれながらのエッチってーーー!!
すっかりユベールは颯也に執着をしているようで、
外面はストイックを装っているくせに、颯也に…

4

愛のマタドール 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

愛とは生への執着となる

闘牛士×神父。
う~ん、、これも華藤さん作品の鉄板職業ですが、まさかの組み合わせ!
常に死と隣り合わせの闘牛士と、人の生き死にに寄り添う神父だなんて因縁すぎる関係で、ワクワクしておりました。
スペインの、その状況描写がいつもの如く目の前に浮かびます。
ジリジリと暑い太陽に乾いた風、アンダルシアの大地に広がるヒマワリ畑。
セビーリャの柑橘の匂い。
そしてなにより、闘牛士が牡牛と対峙するそ…

14

極道男に宣戦布告! コミック

小池マルミ 

天然!?警察キャリア

先月この作家さんの単行本を初めて見たのですが、何とも不思議な~
シリアスと思わせてコメディ?な割にその境目が曖昧で、摩訶不思議な印象を残す作家さんだな、って思ってたんですが、この新刊を読んで明らかに不思議ちゃん系作家さんなのかもしれないと、確信しました(笑)

ヤクザの大垣が倒れている人を見つけて助けようとしたところ、窃盗の現行犯で逮捕されてしまう。
逮捕したのはキャリアで警部補の郡山。

2

ラブカフェモカ コミック

嶋二 

思わぬ独占欲

軽く明るいタッチで進む本編なのに、結構執着ラブが深いおはなしw
何かにすごく萌え~♪とかいうんじゃないけれど、二人の関係が少しづつ進展していくのが見ものなのかな?
いつもの切なさ展開はありません。

カフェにいつも来る常連の一郎さんは、とっかえひっかえ女性がくっついてきては修羅場を繰り広げていく。
そんな彼にどうも気に入られているようなのは、そこで店員(ギャルソン)をやっている藤くん。

3

好きなら一緒 小説

火崎勇  みずかねりょう 

仕事・子育て・恋愛 はバランスが難しい

火崎さんはレーベル別の描き分けが上手い人ですね。
クロスは幾分か甘い感じが全面出しに来る感じのおはなしが多いようなきがします。
今回のおはなしは、いつもの謎に包まれた進行がラストで怒涛の種明かし、、といった形式はとっておらずかなり正攻法の展開が見受けられます。
そして、珍しく子連れものですが・・・
自分的に、子連れものとしてはとても現実に沿ったかなり共感できる設定でした。
また、主人公た…

7

眠れる森 小説

華藤えれな  いさき李果 

不幸健気受けの極みをいく

旧東ドイツ領、ハンブルグ~ドレスデンを舞台にした作品。
華藤さんらしい切なさが全面に出た不幸健気受けに思わずウルっときてしまう作品でした。
不幸健気受け、嫌いじゃないです、時には好物だったりします。
しかし痛さを軽減する為なのか、健気が勝ってしまい、アホの子と紙一重になってしまったり、お相手になる男性が滅茶いい人だったり何かあったとしても、自分的に臭さを覚えるようなハッピーエンドを持つものが…

17

君と朝ごはん! コミック

桑原祐子 

子供を使った押切勝ち?

子連れモノ色々読んできましたが、その度に色々考えさせられてしまう。
ハッピーだから、ファンタジーだから、恋愛が主軸だから、
ちょっと切なさもいれて、でも基本明るく行きたい。
その気持ちはわかるのだが、この設定はどうだろう?無理くり感はないだろうか?
シリアスとリアルを求めるわけではないが、これでいいのか?と問いたくなる作品が漫画小説含めて半分以上はあるのが現状ではないだろうか?
と、いう…

6

嫌よ嫌よも好きのうち? 小説

月村奎  小椋ムク 

あなた、それはジャイアンすぐる(爆笑!)

自分的に月村作品はムラがあり、いつも博打なところがあるのですが、今回はムク絵に釣られ迷いなく購入したクチであります。
=冒頭結論=
非常に楽しくて、主役のキャラクターはもちろん、取り巻く人々との関係もずべてが魅力的でよかった!!
特に主人公の天然リア充が迷いを覚えて迷走する姿、そして思わぬ誤解、相手の見事なジャイアンぶりが素敵~☆☆☆

母親を亡くしおんぼろな借家に独り住まいの祐貴だが、…

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