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ARUKU
茶鬼
ネタバレ
遙々アルクさん、ARUKUにペンネームを変更されていたんですね(雑誌を見てなかったので知りませんでした!) また今回の短編集もちょっとした心のトゲや、切なさが満載でした。 絵も見なれてきたせいか、目線のあれ?は多少あるものの、動きは感じられるように、ただのポーズだけではなくなってきた気がします。 表題は、かつて瞽女(流しの三味線弾き)の母親と一緒に旅して生活していた為にまともに学問をする…
阿部潤
お母さん多恵子が亡くなってから二ートのひきこもりになった吾郎が首を吊ろうとした時現れた、中身が多恵子で外身がおっさんの、おっさん多恵子! 今までの2巻で、段々とおっさん多恵子を多恵子と認め始めた吾郎なんですが、この3巻で強烈な試練が!! お笑いに飛ばそうとしているのか、ギャグ満載ではあるのですが、それを仕掛けるのが2巻で登場した旅行会社に勤める吾郎の甥のトカレフだった為に、彼のシモネタ←か…
西条公威 神葉理世
表題は比較的、他作品に比べまったりとしているが、前半作品が狂気であることで、この本の傾向はおそらく読めてしまうと思う。 どれも”自分を変えていくもの”を持っていて、それは実に恐ろしい黒根っこなのです。 まるで昔見た70年代初頭の実験的アングラ映画を思い出させる作品です。 表題は、たった一度の過ちにより妻に縛り付けられる事になった夫のやりきれない想いを、まるで待ってましたかの様に癒しのはず…
東野裕
イケメンでスポーツ万能のオタクってすごい! しかもフィギアとかコスプレ衣装も作るから洋裁も得意よね(ミシン持ってたしw) そんな万能オタクの森田にも弱点が・・・それが愛してやまない佐倉v 佐倉オタクまっしぐらの森田と、そんな森田にメロメロツンデレの淫乱受け佐倉のラブ展開はいかに? 「佐倉脱衣ゲーム」も作ってしまうほどの佐倉オタクの森田の妄想はとどまるところを知らないが、それに乗って九ノ…
この表紙恥ずかしぃーー!! 体操服萌えってあるけれど、高校生でこの体操服ってwwwあり? しかもビショ濡れだし♪何で濡れてるんだか♪♪ 表紙からやられますが、中身ももう爆笑! はじけ飛んでます。 オタク攻めですが、その半端なさ!王道まっしぐらで、オタク攻めはこうあって欲しい!の理想形ですワwww キモオタの森田が同級生の佐倉にキュンして押し倒しちゃった後、カッコイイ男になろうと眼鏡…
松本いなき
松本いなきさんの99年~02年の作品ですが、正直言って絵が拙いです。 今でこそ、肉体系のマンガを描かれている作家さんですが、この作品を見ると試行錯誤の跡がありありと見えて、絵に痛さを感じます。 それは、SMの世界=緊縛をテーマにしたからでしょう。 数々の肉体のポーズは、多分緊縛画集や写真集から写し取ったものであろうというのが察せられるからです。 努力の跡はわかるのですが、顔に至ってまでバラ…
紺野キタ
エロもエチもない、ましてや恋愛と呼ぶものは少なく、それは少年の時代の甘い記憶だったり、思い出だったり、後悔だったり、進化の過程であったり、 様々な少年達の姿、男性の姿に、自分は男性でないのに「あ、そうそう!」ってノスタルジックな共感を呼び、胸をキュンキュン締め付ける。 今よくある作品のキュンとは違うキュン(わかるかな?) JUNEの世界に近いかもしれない。 どの作品も短編小説風で、一つ一つ…
神楽日夏 葛西リカコ
昨年の作品で『神と契る』という作品があり、あれは体が人間で、魂が神様というファンタジーでありましたが、これもまたある種実体のない獣の血、という部分の不思議なファンタジー。 この作家さん幾分、お話の温度が低いのですが、登場人物が美しい、という設定はお約束なんでしょうか? 結末は意外にもあっさりとして、う~ん、、と首をかしげなくもないものではありまして、二人が運命の相手という結論付けだけであるなら…
内田カヲル
内田カヲルさんが内田かおるさん名義だった頃の作品集。 主に、99年の「ハートにご用心」からの再収録でした。 自分は、体毛&筋肉の作品しか知りませんでしたので、ものすごく新鮮で、90年代の学生達の、そして当時の勢いの作品にとってもビックリ!! あ、でも・・・体格差とかとてつもない年齢差とか、ショタ攻めとか(w)この頃から会ったんですね♪♪ 今の作品はシリーズものが多く、じっくりと読ませるもの…
華藤えれな 小椋ムク
トラウマとコンプレックス、執着と監禁。 マカオが舞台なんですが、中盤以降密室の二人だけの状態が続き、これはある種のストックホルム症候群? 撮るものと撮られるもの 創るものと表現するもの が結びついていく様が華藤さん独特の文章で、ストーリーが映像になって頭を巡ります。 やはり、ロマンチックなんですねw 偶然夜の街で出会った矢倉と春瀬。 矢倉は自分の新作の被写体として、その反抗的な目に惹…