茶鬼さんのレビュー一覧

運命の相手ですが、何か? コミック

ぺぷ 

悲劇の割に喜劇

同人ではペプシ名義で描いてらっしゃる作家さんですね。
絵やキャラの雰囲気がまるっと、そちらの感じを引き継いでいてちょっと新鮮味み欠けるように自分には思えました。
全体が白っぽく、線の強弱がないので何せ、見にくいんです(涙)
その分、黒を使う場面は印象的に見えるのですが、今度は黒々していて見にくい。
そこのバランスが今一つで、絵がまず入ってこなかったんです。

ストーリーは、成績優秀、議…

0

イケメン君とさえない君 コミック

秀良子 

不思議な巡り合わせと導きの話

この世のものではない女子を挟んだ不思議な三角関係。
イタコになってしまったさえない男子が、何でだか彼女を亡くしたイケメン君とデートをするはめになり、いつしかその気持ちは一体どちらに向いているのかわからなくなり、それぞれに悩みをもたらす。
運命の意図する導きといってしまえば、必然の出会いであったのでしょうが、その気持ちの変化が迫ってくる様が、まるで映画を見て主人公に同化した時と同じ感覚を呼び起こ…

5

蜜室の恋 コミック

羽柴紀子 

ドSスイッチが入る時

この作家さんは受けちゃんが皆女の子っぽいけれど、それが苦にならなければ楽しめるエッチな作品w
今回目に付いたのは、主人公の気持ちモノローグで進んでいくところでしょうか?
だから解説風になっていてわかりやすい・・カナ?

表題は、誰も入ってこない用具室を居心地がいい場所として使っていた保坂が、偶然同級生の秋本と一緒になり、二人で過ごすうちに人間自身も居心地のよい相手となり~な作品。
保坂が…

2

食べてしまいたい コミック

氷室桜 

翻弄される攻めに受け、翻弄する攻めに受け。

表紙の色目と題字のフォントが気に入った作品。
表題と二本目、そしてラストの作品の黒髪の受けの顔が、キャラが、同一人物かと思うほどに似ているのは、作者の好みか?
特に一本目と二本目は食を舞台にしているので、思わず続きかと思ったよ(職業違うけど。。)

ホテルの小料理屋で板前見習いをしている一幸の元に閉店後何でもいいから食べさせてくれとやってきた朔哉。
おいしいと褒められて、その顔がみたくて…

0

ディフェンスライン ターニングポイント コミック

青海信濃 

まだ続いていたの!

施設警備会社のボディガードのお話続編。
新装版が出ていてそれから随分経つと思うのですが、思わずの最新刊にまだ続くのか?と驚きもあったり。
しかし、雑誌掲載を見ると04、08、09年だから、ネタがあったのね、、ということですね。

今回も吾妻は平気で暴漢の前に身をさらし、怪我してます。
恋人の三条もヒヤヒヤもんですよ。
この~無自覚フェロモン垂れ流し男めっ!!
そんな自分の身をいとわな…

1

愛しのヘタレ君 コミック

天堂まひる 

ヘタレに惹かれました

堂々と題名に「ヘタレ」文字が出ているから、見てやろうじゃないか!的気持ちで挑んだ初読み作家さん。
表題はヘタレワンコが、まさに盛りのついた犬のようで楽しかったデス。
しかもヘタレの理由が・・・!?
エチがガツガツして、雰囲気もあったもんじゃないと、自分の望むエチを教えようとする受けちゃん♪
だけど結局興奮しすぎて元のもくあみな、テクナシヘタレワンコでしたww

何だかこの作家さんの受け…

0

そして僕に再び愛を コミック

新也美樹 

オバカが楽しい☆

色んな面白さがつまっていて、何も考えずただ楽しめる!
そこが新也さん作品のいいところなんだろうな~な、そんな短編集。

リーマンの恋人に優しくされているのに胡坐をかいているいい加減ヤロー野大学生・英海。
浮気はダメよ、と念を押されていたのにやってしまい、「君の事はすっぱりと忘れるから!」と本当に忘れられちゃう!?
このリーマン・玲司の、嫌なことは忘れる潔さが、あまりに清々しい♪
そして…

0
非BL作品

BL社長 コミック

天城れの 

ヒロシ社長にあてはめてみましたww

あと2年で定年のBLとは全く縁のない、おじさん部長が急にBL出版社の社長に抜擢!!
とまどいながらも、活躍する(?)姿のドキュメントマンガです(?)
天城れのさん、リブレの回し者か!?

初めての世界に真面目に取り組む姿が健気で、ヤリ手の編集部の女性達にタジタジになりながら総ウケ&ヘタレ状態がおいしい。
初出社の日、何時間も人のいない編集部でまちぼうけし、不審者扱いされてしまうかわいそう…

1

組長といっしょ コミック

宇田マキ 

巨根は大根~♪

宇田マキさんの初コミック、ビックリでした!
オヤジ率が高いのでオヤジスキー要チェック♪
作品は表題はじめ3本は描き下ろしで、「アイノチカラ」とその番外は同人作品。
シリアスなのかな?と思うと思いっきりコメディだし、コメディだと思うと何気にシリアスや真剣さも含んでいたり、絵がしっかりした大人な絵なので薄っぺらい軽い感じはせず、読み応えはあります。
今後を気にしたい作家さんですね(今年はアクア…

3

極・嫁 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

極妻は鬼嫁

日向さんらしい一冊。
過去の事件の真相を知る為に検事事務官になった男。
その男から躰をエサにもらい、情報を提供するイヌのヤクザ。
政治家やらヤクザの組織やらが絡んで、ハードに進んでいるのかと思いきや!?
実はコメディ?
そんな、アホなー!!な作りが大変に面白い一作。

人間関係が、ごく当然のようにいきなり出てきて展開するので、思わず何かのスピンオフなのかと思ったらそうでもない。
そ…

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