イケメン君とさえない君

イケメン君とさえない君
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神40
  • 萌×234
  • 萌34
  • 中立29
  • しゅみじゃない10

--

レビュー数
38
得点
467
評価数
147
平均
3.4 / 5
神率
27.2%
著者
秀良子 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
ISBN
9784758071024

あらすじ

彼女いない歴=年齢…さえない大学生・健太郎はさえない理由で頭を強打して以来、身に覚えのない行動に悩まされていた。そんなある日、目を覚ますとそこは見知らぬ部屋のベッドだった。目の前には、見知らぬイケメン。――こいつは誰だ?

表題作イケメン君とさえない君

真柴光
健太郎

レビュー投稿数38

久々に出会った大当たり

 【無口なイケメン&地味なさえないくん&イケメンの彼女(幽霊)による三角関係】

 ボールで頭を強打してから、記憶障害に悩まされる健太郎。身に覚えがない奇行を指摘されるようになる。そんなある日、目を覚ますと見知らぬ男の家のベッドに寝ていた。

 男は無口で無愛想なイケメン、真柴。最近事故で彼女を亡くしたばかり。その彼女がとり憑いたのが、健太郎の記憶障害の原因だった。

 健太郎の体を借りて接することの出来る真柴と彼女。理不尽さや無愛想な真柴への不満はあれど、それにつき合う健太郎。

 物語の始めは、不思議な三角関係をコミカルにほのぼのと描いており、くすっと笑えます。

 しかし物語が進むにつれ、三人の心境に変化が。

 彼女に接する時の優しさや気遣いを垣間見せる真柴に、無自覚のうちに惹かれてしまった健太郎。健太郎に憑依した彼女と過ごすうちに、健太郎本人に恋愛感情を憶え始め、とまどう真柴。そしてそれに気付き、ほとんど姿を現さなくなった彼女。

 変わっていく三角関係を切なく、文学的な描写で描かれています。

 BL描写は抱きしめる程度でほぼないのですが、真柴と健太郎のもどかしい関係が丁寧に描かれていて、読んでいて胸がきゅうっとなりました。まるで最高の純愛小説を読んでる気分です。

 また女の子を含む三角関係となると倦厭される方もいらっしゃるかもしれませんが、憑依した彼女と真柴がいちゃいちゃしてる、とゆうシーンはないです。なので抵抗なく読めると思います。

 ヤマシタトモコさんが好きな人は、かなりツボに入ると思います。是非読んでほしいです。

4

BL目線で読むと視点がブレてしまうから勿体ない

これはたぶん、さえない君が
「なぜ自分はさえないのか」に気づくお話なんだと思う。

ちっちゃい頃はイケてたさえない君。
年齢と共にさえなくなってしまったさえない君。
友達が殆どいないから他人との付き合い方があまり上手くないし、きちんと恋したこともないから恋に恋してる状態。
そんなさえない君がひょんなキッカケでイケメン君と一緒に時間を過ごすようになって、何も知らないイケメン君のことをこっそり観察して少しずつイケメン君のことを知っていくことで、さえない君の心に色んな気づきや揺れや喜怒哀楽が生まれ始める。

イケメン君は顔がカッコいいからイケメン君なわけではないんですよね。
さえない君も顔がカッコよくないからさえない君なわけではないんです。
「何かいいことないかなぁ…」
さえない君が最初の方でひとりごちてるこのセリフが、さえない君が何故さえないのかをすごく端的に表してるなって思いました。

さえない君のお姉ちゃんがまたステキな女性なのです。
弟の変化を敏感に感じ取って、
初めて恋したさえない君にステキな言葉を贈っていて、
本当にいいお姉ちゃん。
美人に描かれていないのもわざとなんだろうな。
でもってストーリーの所々に小さいコマで挟まれるお姉ちゃんカップルの一見意味のなさそうなバカップル描写が本筋の伏線(ヒント?)的な役割を担っているのですよね。これがまた上手いなぁと思いました。
あと、イケメン君が恋人のみーちゃんと過ごしている様子が一切描かれないのは、そこを描く必要がない(むしろ描いたら作品としてブレてしまう)から描かれないのだと思います。

初めて読んだ秀良子さん作品の「宇田川町で待っててよ。」も大好きですが、これはそれ以上に好きかも。
自分とさえない君がかぶって、色々ハッとさせられました。

ただ、
何人ものレビュアーさまが書かれている「これはBLなのか?」ってツッコミは私も同感です。

4

見せないから気になる

タイトルの印象とは大分違った作品でした。
でも、予想外の展開で面白かったです。

彼女とイケメンくんのやりとりはまったくわからないのですが、そこがいい。こういう憑依ものって、たいてい憑依してる時としてない時、二つの場面を見せてくれて、そこのギャップを楽しむのがご酸味だと自分は思っていました。

でも、この作品は意識を失っているとき、どんなやりとりをしているのか気になって気になって(笑)
見たい気持ちもありしたがそこを徹底して見せてくれないから続きが気になる。

最後まで夢中で読んじゃいました。面白かったです。

3

まさに癒しです。

最初はほわわん、としていて、だんだんと胸がぎゅーとなって、読み終わった後はため息が出ます。
買ってよかった。
けんちゃんの思いがせつないです。
でも、自分の気持ちなかなか気づかないのがじれったくて、なんだか良かったです。
私が特に胸がぎゅーっとしたシーンは、観覧車ではしゃぎすぎてみーちゃんと交代するのを忘れていて、急いで寝ようとするシーンです。
せつない!
本当に買ってよかった!(2回目)

胸に残る作品でした。
作者買いしそうな勢いです。
初コミということなので、今後を期待しています。

2

あたたかいお話

健太郎がほんとに地味でさえないんですが、可愛く見えるんですよね。
次第に光に惹かれていく様子が健気で可愛い。
続き読みたいです。

2

始終柔らかい優しい

全体に穏やかな空気が流れてます。
絵も頼りなげといいうか(繊細とは違う)ほわほわしてます。
全くエロいシーンなんて出てこなくてただ切ない・・・。

さえない君のさえない心情がいちいちリアル。
うんうん、わかるよーって。
華やかな学友に対してついついオドオド、むかつくけど羨ましい。
カバン肩からかけてる時、いつも手持ちの部分ぎゅって持ってて
さえない君の所在無げな感じが何だか愛おしい。。

さえない君は自分自身の評価がすごく低い。
そんなさえない上に男の自分とたとえみーちゃんが内にいたとしても
一緒に行動してくれて、しかも学校にまで現れて・・・
『たとえばあんな感じ』て思ったイケメンが自分を待ってたと分かったら
やっぱり嬉しくてちょっと好きになってしまうんじゃなかろうか。。

脈絡なくさえない君の前に現れたイケメン君。
さえない君の気持ちとは反対に何考えてんだかさっぱりわかりません。
それでも彼の優しさがちょいちょい垣間見れてきゅんってします。
みーちゃんに対してやってるのかもしれないけど・・・

観覧車で自分がはしゃいでるからみーちゃん出てこられないんだって
『すぐ寝るから』って、さえない君優しい子なんだな、そして不憫!愛おしい!
て、イケメン君も思ったんじゃないかしら。
だからつい・・。

さえない君のお姉ちゃんがこれまたいい感じです。
ちょっとアホの子っぽいけど優しいんです。

あたたかい気持ちになります。
秀さんファンになりました。

2

「さえない君」だけど、どストライク!

自分が「地味顔」も萌えキーワードだと
認識させられた作品。

初コミックスでこれですか!?っていうくらい好きだー!!
なんともいえない雰囲気をお持ちの作風、秀さん…。
今後絶対新刊買いします。(いえ、もうしてます)

ええと、実はあまり期待はしていなかったのですが(失礼)
これがキました。どかんと!

なんといっても切なさもさることながら、
たまにちりばめられるギャグが…いい…。
「さえない君のついてる日常」と、
余白のページに描かれているのですが。
その何番目だったか、
金縛りに遭ってるさえない君の頭上で
「ほーう、せい ほーう」ってラップ音て!!
ラップの意味が違うのか!と何回か読んだ後に気が付いて(遅)
よりいっそう秀さんが好きになりました。

すごく好きなシーンは、後半の
さえない君がイケメン君のアパートへ向かって
チャイムを鳴らした後、
「こんなに音大きかったっけ」と動揺し、
動悸が激しくなって、来た事も後悔しかけた時ドアが開き
イケメン君が微笑んでくれるところです。
ぎゅぅ~っとキました。胸に。

読んでるこっちの心臓もバクバクしだすような感じで
さえない君が勇気を出して訪れたというところに
非常に感情移入してしまいました。

でも、ひとつだけ疑問が…。
イケメン君は、さえない君が「けんちゃん」だと
いつわかったのでしょうか…?
何度読んでも私にはわからず、
みーちゃんがふざけて「一緒にねよう」と言った前には
わかっているのだろうか、というくらいしか…。
ごめんなさい。どなたか、わかっていらっしゃったら教えて下さい。

ま、ファンタジーなのでね、言及しちゃいけないのかな…。

それにしても、いちいちさえない君が可愛い!!
本当に鈍くさいけど、それすら愛しい!!
イケメン君の事を思って、遊園地で目が覚めた時
とっさにまだみーちゃんの振りをしてうなずくさえない君。
でも元に戻ったのがバレて、罪悪感に苛まれる…。

淡々と進むお話だけれど、すごく良かった。

普段は「エロなしでやってられるか!」というくらい
エロを重視するんですが(おい)
これに関しては、それでも「神」評価です。

キスも無いのが不満と言えば不満ですが(やっぱり?)

あーもう、これってさえない君が受けでいいですよね?
幼児期はさえない君が攻めっぽいですけど…。
(なんてったって「かっこつけマン」)
まさかの、さえない君が攻めだったりして…。
「ポジティブ君とネガティブ君」みたいに
どっちが攻めか受けかわからない…。
お互いが好きなら、どっちでもいいですけどね。
(リバにも抵抗ないです、自分)

いずれにしても、二人のいちゃこいてる続きが読みたいです。

「あわわわ」してる、とにかくうろたえまくりのさえない君と、
「ちょっとポーカーフェイス気味」のイケメン君が
どんな風に愛し合うのか…。
妄想せずにいられません。









1

かわったもの、かわらないもの

面白かった!
ガッツリ、ラブエンド~という感じではないにしろ、
読ませてくれる作品でした。
面白い!や、もともと評価の高い作家さんってのは知ってたのですが
他の作品も衝動買いしてしまいそうな衝撃いただきました。
好き人゚∀゚*)━vv

幼い頃の記憶、そして今。
ひとりの幽霊を介しての再会、交流、そして~から徐々に徐々に
近づいてって、本当に気づく。というストーリーが
すごく良かった。なんだかキュンなのだ。
日常が少しずつ変化していって、二人の関係もすこしずつ変化していって。
読むほどに心がほっこりする作品だったかなと。
ガッツリエロがなくても美味しい一冊でした。
続編とかあっても面白いとおもうんだけどなぁ

1

名作!

すごく暖かいお話です。キスシーンやラブシーンはありませんが(抱擁止まり)、そんなの抜きにして良い!

0

愛おしさを感じる

秀良子先生の作品の、柔らかな悲しさがとても好きです。バッドエンドではないのに、寂しさが漂う。愛おしい。絵も(好き過ぎて最早冷静には見られませんが、おそらく)華やかではないけれど、ストーリーに合っていて大好きです。

初単行本とは思えない熟した作品だと思います。BL的な萌は薄いし、女性がたくさん出てくるし、ファンタジーでクセがあるお話。
描き下ろし、光(イケメンくん)が幼稚園の頃から変わらず花が好きなの、たまらないですね。

秀良子先生が好きすぎて神評価にしてしまいますが、偏った目線を無くすと萌〜萌2かな。

0

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