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みなみ恵夢
茶鬼
ネタバレ
短編が多いみなみ恵夢さんの作品には珍しく丸っと一冊で一本のお話です。 舞台は第二次世界大戦下の北アフリカ戦線。 連合軍兵士とナチスの科学者を主人公に敵対する国を超えた愛が、なかなかに読ませる一冊になっていました。 友人をドイツに殺されたグランドールはドイツ兵を憎んでいるはずなのに、捕虜になったリヒターに惹かれて行く。 リヒターもまた、その心がどこにあるのかは不明ではあるが、夜ごとグラン…
みなみ恵夢さんお得意の幻想的な物語が入った一冊。 ただ、何となく他の作品に比べて印象は薄いです。 絵は美麗だし、その雰囲気とかはとっても良いのですけど、しかも今回はナチ風の軍服の美人な軍人さんが出てまいりますし、目には麗しいのですが、、、 表題は、自国軍のパルチザンへの非道な行為に、密かに彼等を逃していたのを見つかり部下に凌辱されている上官が、逆にパルチザンの捕虜となり、再び凌辱されて、…
綺月陣 青海信濃
1巻で、度肝を抜いた作品ですが、更に、更にエスカレートして、今回は短編4編で、いずれも九堂の過去を絡ませたお話になっています。 当初、これを読んだ時突き抜けてるな~とここまでくるともうすごいよ、、と”アリエネー”のオンパレードにあいた口がふさがらない状態でした。 九堂がヤクザになりたての頃に、彼を手に入れようとして失敗したホスト一矢の憐れな最後。 もうフィストを通り越して拳で内蔵破壊、本…
一見軽い中に実は重いものを秘めていて・・・シリアスとコメディが微妙にマッチングしている本作は、みなみ恵夢さんの美麗な絵と時代設定がばっちりと雰囲気に合い、とても楽しめる一冊になっていました。 事件解決率が高く優秀なマーカス警視は実は”グータラネコ”と呼ばれるほど日ごろの態度からは優秀さは感じられないのですが、その感は鋭く、ボケで実直で素直な新米刑事は、どの事件にもマーカスに振り回されて、その…
しもがやぴくす みらい戻
こんなにおバカな受けは見たことないっていうくらいの天然おバカ受けです♪ この作家さんは絶対お道具が必ず登場するので、道具攻め好きな方は必見、表紙のショタ風味にまどわされないようお気をつけください。 エロはものすごく激しく全てSMかかってます。 しかも、SMが激しいので要注意です。 田舎から上京してきた大学生の男子が、いじめっ子気質の同級生に美人な姉をエサにSM奴隷にされちゃうお話なんで…
この作家さんの作品は何作か読むと傾向が見えてきますね。 そのショタ風の作風に、一見明るいものを期待すると見事裏切られる。 一見明るい展開でも、内面ハダークを含んでいたり、ダークな展開も二種類あって、徹底的にハードでダークなものと、歪んだ結末を受け入れて、それなりに主人公は幸せという、後味の悪いハッピーエンド。 この作品もそれらが取り混ぜられた構成になっています。 表題は元中学教師と恋人…
華炎
身体の描き方がちょっと骨っぽくて好みではないのですが、エロもがっつりだし、題名にふさわしい展開が面白い一冊です。 出張ホストクラブ「御伽の国」のホスト達はおとぎ話の主人公を源氏名にもっていて、その、それぞれのお話に照らし合わせたストーリー展開が愉しめます。 作品が03~06年にわたってなんで、服装なんかの現在とのズレは目をつぶっても、そこそこ華麗な感じで雰囲気はいいですよ。 最初は無理難…
まさか、あの獣がドラマCDになるなんて!と、作者の綺月さんも驚いた一作です。 正直、最初ビビリながら聴いたんですが、驚きの主題歌付き! ドスの効いた女性ナレーションが入って、作りはまるで往年のド根性アニメのような。 多分、原作既読の方でないとこの世界のイメージがしにくいと思います。 しかし、冒頭アニメのようなと書いたとおりに、極力BGMはなく、冒頭とエンドの主題歌、生活環境音と役者のセリフ…
好きすぎてレビュできない作品の一つです。 未だに何と書いたらいいか悩むくらいです。 そうですね、ただ一言、相手を内蔵からひっくり返してその全てを骨まで喰ってしまうくらいの激しい愛です。 それをやりかねないほどの激しい男が岩城組の若頭・九堂。 性格も尋常じゃないけれど、そのイチモツも尋常ではない。 組長の妾の息子・廉を確保して、組の跡継ぎとして連れてきた時に見せるイチモツのその表現は想…
神葉理世
すっかり淫魔の怜との生活にも慣れてきた(?)藤丸は、相変わらず天然ボケボケのオバカ丸出しですけど、怜の真剣な態度にちょっとづつ意識し始めている?そして、何だか色々な部分が見えてきて・・・の2巻も大変に楽しめました。 まだいたしてないんですよね~最後まで。 キスとフェラまではしてるんだよね~藤丸が大切にされている具合がうかがわれます。 前巻で入ったオカルト研究会で、とうとう藤丸にとりついた…