茶鬼さんのレビュー一覧

たとえ囚われの恋でも 2 コミック

CJ Michalski 

ベタコテメロドラマの完結

こんなベタは薄皮一枚で背後にコメディの要素を持っているのです。
ベタアマすぎて笑いさえ誘ってしまう、実はそれが楽しい要因なのです。
最後はどんな展開でさえ、間違いなくHEということがわかってますからね♪

さて、復讐の為に穂積を監禁した神埼。
いよいよその復讐の為、大勢の客を招待して穂積をマワさせようとし、その場所に祖父の会長を招待するのですが・・・
ステージに上げられる前に穂積は神埼…

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たとえ囚われの恋でも 1 コミック

CJ Michalski 

ベッタベタのコッテコテ

もし、BLTVがあったら昼ドラの時間帯に来るに間違いないコテコテもんです♪
大企業の会長孫息子が、会長に恨みを抱く男によって孤島に拉致されて調教されて復讐の道具になるという前半部分のお話。
ベタ設定なのですが、以外にこういうのが好きだったり、、、ここはどんだけ鬼畜かっていうのが見世物だと思うんですよね。
特に導入なんで甘さはいらないというか、イケイケドンドンで憎しみを全面に押し出して・・・

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先生の恋日記 コミック

はる桜菜 

悲しくも切ないストーリーは、初作品と思えない秀作でした

この本は、この作家さんの描き下ろし初単行本だそうです。
優しい感じの絵にショタ風味、題名も甘く、なので甘い雰囲気の本なのかな?と思いましたが、書店でかなりプッシュしたPOPが付けられていましたので、期待を持って購入・・・大当たりです。ひたすら神に近い萌えで。

お話はレトロモダンの時代、流行りものの人気小説を書く作家・相川湖畔とその小説に魅せられ押しかけ内弟子になった健太郎、健太郎より前に内…

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優雅な彼と野蛮な僕 小説

神奈木智  日高ショーコ 

ホストがその体を使えなくなるほどすごかったのか?

今月のルチルさんの文庫はどれも表紙が綺麗で、いつになく見栄えのするものばかりな(個人的趣味)気がしましたが、その中でも特にこの作品は日高ショーコさんのイラストなので一番目を惹きますね。
04年にクリスタル文庫から発行されたものに描き下ろしを加えた新装版になります。

あらすじの通り、出張ホストクラブで№1を誇るトヲルがそのびっくりする報酬額にまんまとつられて、男性客の元へ行って関係を持つと、…

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非BL作品

イラっとするメタボくん本 コミック

中村かなこ 

イラっとするより、爆っとする、かな~?

この本BLとは全く関係ないと言っていいかもしれないのですが、どうしてもレビューを書きたい♪
一応、中村かなこさんのBL同人のスピンオフの更に番外なので、一応仲間にいれてやってください、、、デブ萌えっていうのもあるかもしれないし~

表紙は同人誌「ちるはな心中」のパロディ。
本編かなりシリアスな展開をしておりますが、その中で登場する主人公の所属するマン研のメンバーがこのメタボくん、もといメガ…

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equus/duo コミック

えすとえむ 

圧倒的な絵に魅入られてしまいました

えすとえむさんの同人作品。
BLとは言えないと思う、それはもはやジャンルを超えています。

ケンタウルス、神話の世界に存在する頭が人で体が馬の生き物。
その性格は極めて凶暴で好戦的といわれていますが・・・

『Leopard』に登場するケンタウルスは平和を愛する羊飼い。
人間の子供を養っている。
人と人外の共存・平和、そんなメッセージも込められているのだろうか。

『Bay S…

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二人の愛とベッドの事情 コミック

かぶとまる蝶子 

おバカカプのまるっと一冊で満足です。

’95の初出からほぼ一年一本づつ描かれた同人誌を一冊にまとめたもの。
こうして商業誌で一冊にまとまるとなんだか嬉しいですね。
それに絵柄なんかの変遷も楽しめるし、学生服など上着丈が短いのですよ!
いや~懐かしさも兼ね備え、エロの変化も見られたり、お得感のある一冊でした。

かぶとまる作品のコミカル路線ものはいつもどちらかが天然とか、ちょっとおかしな人だったりすることが多いのだが、これもそ…

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若葉くんの新妻日記2 夜のおつとめ編 コミック

かぶとまる蝶子 

Hが恥ずかしくならない方法って?

高校生新妻の若葉くんの新婚生活一カ月目のエピソード。
サブタイトルに”夜のおつとめ編”とありますが、中身は・・・”初めてのお留守番”?

貧乏実家の為にエッチの度にお金をもらう若葉くん。
矢上さんのエロいリクエストに応えるんだけど、どうしても恥ずかしくてつい「3千円!」って言ってしまう、初々しさよ♪←えっ!?
矢上さんがもっと足広げてって言って『パカ』って広げるのがなんとも、、
Hをた…

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不謹慎で甘い残像 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

夫婦(?)の心構えが出来上がったんですよね♪

謙ちゃんと颯生の第三弾、これで一応完結なんだそうですが・・・
「不機嫌~」で恋人になって「不条理~」で危機を迎え乗り越え、そしてこの「不謹慎~」で本物の恋人(ある意味夫婦)として一緒に住むまで、とこのカップルの道のりを見届けさせてもらって、全く当てられました!
甘い、甘い、甘い、甘い、いいなー、羨ましいなー、憧れちゃうなー、とか羨望が(汗、、)

謙ちゃんの元カノも登場して、全作でストーカ…

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神は誰も愛さない 小説

あすか  実相寺紫子 

愛する者の為に、その行動のすべてはある。

復讐と血の繋がりと愛と、かなりシリアスに進行する作品でした。
題名も「神は誰も愛さない」ってすごく残酷な感じ、でも神様じゃなくて、今生きて側にいるその人に愛して欲しいってことなのかな?と解釈いたしましたよ。

自分の過去を抹消し、父を殺した警察に復讐することだけを考え、ヤクザのスパイとして警察内部に入り込んだ雫。
偶然にも父が殺された時の捜査の指揮をとっていた男の息子・倫匡が上司で組対3課…

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