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ななせかめ子
茶鬼
題名まんまの素直な作品。 作者の好みなのか”ツン受け”に、ちょっと天然が揃ってます。 おバカに軽く流した、箸やすめのような短編集です。 表題は、才色兼備(?)なカタブツ生徒会長が、ある日体育館の裏で生徒が睦んでいるシーンを見てから、触れられると興奮してしまって・・・ で、バスケ部の部長に自慰を見られてしまって犯されて、勉強も手につかなくなって、という極端な性の目覚めをしてしまう。 で…
四宮しの
素人っぽい稚拙な絵、コマも細かいし、苦手かもしれないという危惧は物語を追うにつれふっとびます。 どんどんと引き込まれていく、少年達はじめとする登場人物達の世界。 自分が欲しかったものがここにあるような、そんな癒しと勇気と励ましをくれました。 全てに共通しているもの、それは自分をわかってくれる人。 そんな存在が一番大事だよ、って教えてくれるのです。 主人公達は皆、何かしらトラウマだった…
山田ユギ
一応商業作は全部揃えていた中、この『青年14歳』だけはありませんでした。 何故かと言われても、自分でも不思議なのですが・・・でも待ったかいがありました。 補完されてボリュームアップされて登場したのですから、ひょっとしたらこの日が来るのを知っていたのかもしれません(大ウソ!) 少年達の一生懸命、いや一所懸命さが好きだ。 泣いたり、笑ったり、殴ったり(!?)、抱き合ったり、若さというのは、…
会田薫
表紙はパステルの色調のちょっと癖のある線、でも中を開くとそこに広がる世界は独特の雰囲気を持つ、黒とその陰影のはっきりしたノスタルジーを感じさせる色気のある絵。 でも決して古くはなく・・・独特の間合いと雰囲気で、とても魅せる作家さんだと思いました。 はっきりいって好きです!! 表題から永日小話までは夢二という男娼のお話。 しかし、ただの男娼ものではないのです。 画家にあこがれ、水揚げの…
秋山みち花 北畠あけ乃
明治後期の舞台で、華族を据えた復讐もの。 どっかで見たような?なデジャブ感満載ですが、このシチュは永遠なのですよね。 ついつい手を出してしまう自分、結構メロドラマ好きかも? 学習院で同級の桂木と花房は親友。 花房はその美貌と家柄から薫姫と呼ばれ、言い寄る上級生も数多い。 でも番犬のようにことごとく桂木が守り、花房も桂木を特別に思っている。 もし桂木が勝ったら言いたいことがある、とビ…
吉原理恵子 長門サイチ
ついに最後を迎えました! 今回の表紙はイアソンに抱き込まれ、おだやかな表情をするリキとの2ショット。 やっと二人に安息の日が訪れるのですが、その結末は・・・ この新装文庫版で初めて読んだ作品でしたので、毎回どうなるのかドキドキで、この二人が、そしてガイがどうなるのか、どういう結末を迎えるのか、それは二つに一つしかないだろうとは思っていましたが、そちらできたか、、、やはり吉原さんだった、と思わ…
群青カブラ
携帯配信されていた作品が一冊になって出ました、新人作家さんの初コミックです。 それぞれのカプのシチュを抜き出せば、別に同じ職場である必要もないのですが、シリーズものによくある設定なのでここはそれでよしとしましょう。 新人さんですが、絵柄も上手く、登場人物達の気持ちも解りやすかったと思いますし、後半2編が表題シリーズと一変して、とても重たい内容のものが入っており、色々なものの描ける力のある作家さ…
あしや可尋
ネタバレ
今回のゴスエロは、吸血鬼×聖人、聖職者でもあるのですが、奇跡を起こしたから聖人認定されてる人なんですね。 今回はゴスエロなのにエロ少なめでイラストがちょっと苦手、今一つな感じでしかも、続く・・・です。 しかしなぁ、最後に主人公が何と首が無くなっちゃったからな。 思いっきりネタバレですみません。 主人公のカレラは幼いころ教会に弟と共に拾われて、聖人が現れるという予言の通り、はやり病で苦し…
小笠原宇紀
十字軍とオスマントルコという歴史を背景にしたファンタジーものです。 小笠原宇紀さんだからもちろんのことエロ満載なんですが、登場人物の性格から爽やかなエロになっており、とっても楽しめる作品になっています。 神に近い萌えですよーーー!! 貴族の3男のレオナールは自ら志願して軍に入り、仄かに慕っているフランシスの留守を任されている要塞の代理指揮官を務めていましたが、そこへ攻めてくるのが常勝将軍…
嶋二
05年から06年の同人作品を集めた作品集です。 ああー!絵が若い!!お顔が丸こくて、ちょっと初々しい感じです。 この頃、銀さんの顔と沖田の顔が時々似ていたり、土方と沖田が似ていたりとか、そんな事を思ったりしましたが、今現在の嶋二さんの作品を思うと、この辺りでベースができてきているんですね。 銀土は切な系かぶっ飛び系かに別れるのですが、こちらは切な系。 当時は珍しかった「ギャグマンガ日和」の…