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トジツキハジメ
茶鬼
ネタバレ
トジツキ作品、今回もよかったー!! ここに込められたものはその解りやすいいわゆるダイレクトな「恋愛」ではないのかもしれないが、 幾分June的なものを現代的に表現したような…印象も受け なおかつ、文学的な秀逸な短編小説や短編映画を見せられているような、 自分の中に様々な感情を呼び起こし、彼等が自分の中で息づいているようなそんな感覚さえ呼び起こす。 まさに自分にとっての「神」作品 や…
宮緒葵 兼守美行
宮緒作品の初GUSHは、表紙から見てわかるように攻め2×受け1の愛憎モノ。 今回は「犬」ではなく、何でしょう?蜘蛛とか蛇とか系でしょうか。 健気でまっさらな主人公、彼が執着されてたどる道は最初の読み始め、よくあるこうした物語の設定を周到してベタすぎるほどにベタだったりもするのです。 ええー!?痛いはずの宮緒作品(そういう印象が染みついている)がまさかよもや、こんなありきたりの展開をみせるはず…
吉原理恵子 円陣闇丸
篠宮3兄弟の父親の件で対岸の火事だった苦悩が、わが身に降りかかりひずみを生まれさせている篠宮の実家の面々。 マスコミの関心が篠宮の実家に移ったことで、3兄弟の従兄弟である零が尚人に癒しと慰めを求めるという展開を見せたものの、前の7では3兄弟は比較的穏やかでした。 この8巻で何かがまた動き始めるのか?と期待はしたのですが(雑誌は読んでないので)やはりこの巻も比較的大きなヤマは見せずに過ぎて行きま…
本編後の番外編もキファーフのエロおやじ、卍開!…じゃなくて全開!! 地味な会社員だったはずの匡は、恋人になったキファーフと幼生ランプの精のサラマとまるで親子みたいな暮らしをしているようです。 が、キファーフは寝ている匡を誘ってくるのです。 子供が寝ている横でそんな(w) まるで夫婦の夜の営み(笑)のような悩みを抱えております。 話を逸らそうと、サラマの魔法訓練であっという間に成長させ…
平喜多ゆや
題名もかわいければ、作品もいつもかわいい平喜多作品。 今回はダイレクトに「かわいい」をメインに据えてきました。 女装をする男子が登場します。 男の娘にカテゴライズしたらいいのでしょうか、「かわいいものが好き」が高じた女装。 そこに流れる気持ちに、思春期の恋と悩みとを混ぜ合わせながら変遷していく姿とセリフに思わず”キュン”させられてしまいました。 「かわいい」の意味を考えながら読むと、とて…
鈴井アラタ
SMものです。 結構痛い(肉体的苦痛)があるので、それが苦手な人には注意作品かな。 元はモバイルBLで電子配信作品。 このDAITOのBLシリーズは時々ヒット作品があるのでついチェックしてしまうのですが、今回はどうかな~? かなり劇的展開に、エッチも劇的展開させているので、毎話毎話見どころはあるし、流れとして一冊で納得できる結末へオチ付けているので悪くはないので最初読んだ時、自分的には可も…
六路黒
絵がキレイ、表情がいい、気持ちの見せ方がうまい、 そう思った過去2冊でしたが、何だかこの本はお話のトーンが暗い感じがします。 主人公がどうせ俺なんか、っぽい若干ネガティブを感じる傾向を共通して持つためか 何気に表情も暗くて、ラストの1本を除いて黒髪キャラが皆同じに見えてしまう。 前作2冊がよかっただけに、一体どうしてしまったんだろう?と思わず思った。 そして、今回はちょっと自分の萌えツボ…
金田正太郎
派手さはなく、どちらかというとすごく地味な作風の作家さんなのですが、とても堅実でストーリーテラーとして、気持ちの描き方の存在感を感じる作家さんだと思います。 今回も、年下攻め。 一度賞をとってデビューしたものの、じっくりペースだからとまだ次回作が描けない新人漫画家と、売れっ子でないがゆえに来た仕事は何でもやるという売れない漫画家の組み合わせ。 彼等の恋がじっくり、じっくりと成立していく様が描…
天禅桃子
好みを探る為、乱読していた時代「相性が悪い」作家さんに寄り分けられた作家さんですが、昨年久々に「フラッター」でチャレンジしたら、いいじゃないか♪になったので、再び手にしてみたのですが、、、あ、やっぱり戻っちゃってた(涙) ハイスペックだけどどうやら恋愛にはあまり向いてなさそうないわゆる左遷された社員と、魔性と呼ばれる白髪の支店長の組み合わせ。 導入はよかったのです。 ありがたくもない不倫…
嶋二
表題は『小さな恋のメロディ2』となっていますが、父親編の『帰れない二人』も同じ割合で収録されていて、実のところ中沢・奥村一家のお話となっているようです。 子供組にしても、父親組にしても、前作より更に関係と気持ちがより確かなモノになる、そんな転機を描いた作品となっていました。 まず父親編【帰れない二人】 前単行本でとりあえずまとまった二人ですが、体の関係はまだ最後まではなく、貴明が喜一郎を…