M+Mさんのレビュー一覧

誘惑ヴォイス 小説

剛しいら  徳丸佳貴 

ライバル同士の恋を合唱に乗せて

社会人が趣味で集う合唱がメインになっています。それ以外にも、エッチ場面や詫間が襲われたときの救出場面などに、合唱を効果的に使っています。それをふざけていると感じた方は合わないと思います。私は面白かったです。でもエッチ中に歌うのはどうよ、とちょっとは思いました(笑)

詫間の目線で進みます。
丸ごと1冊表題作ですが、全体は大きく3つに分けられます。

詫間(受け)は営業の仕事のため、相手先…

2

年上の恋人 小説

岩本薫  木下けい子 

イラストの雰囲気そのまま

年下×年上の二人が織り成す10年を、連作4つで書かれています。

「風とライオン、きみとぼく」
全体の5分の3近くを占めます。水城の目線です。悦郎の将来を理由に、水城は別れようとあがきますが…。水城に発破をかける二人の女性(姉の風子、同僚の佳子)の強さが好きでした。

「年上の恋人」
悦郎の目線です。同居して1年半後。水城の初めての相手・入間(プロカメラマン)の登場に悦郎は焦ります。

2

眼鏡ストライク 小説

秀香穂里  奈春 

眼鏡生徒×眼鏡先生

「今宵、眼鏡クラブへ。」番外編ではありません。オリジナルの眼鏡生徒×眼鏡先生になります。

加納由春は、彼女にフラれて呑んでいたところ、飯島冬貴に声をかけられる。加納がセックスに淡白なことが悩みだと打ち明けると、飯島が教えてあげると言い出し、勢いで寝てしまう。その1か月後、加納は教育実習に来た創星高校で、2年生の飯島冬貴と再会し、運命の人だと言われて…という話です。加納のテンパり具合が可愛かっ…

2

秘めやかな恋の旋律 小説

いとう由貴  白砂順 

王子×大学生

攻めがヨーロッパにあるハルテンフェルツ公国の第三王子ということで、日本、アメリカ、ヨーロッパと舞台は移動します。

丸ごと1冊表題作です。
透(受け)とヘルマン(攻め)双方の目線で話は進みます。

大学生の透は、留学生のヘルマンにストーカーされた挙げ句に刺されます。世間を気にする家族の指示でアメリカに来た透は、ヘルマンの従兄弟のクラウスに会います。行方不明になったヘルマンが透を狙っている…

2

drap 2015年 9月号(雑誌著者等複数) コミック

全体的に吉

毎号買っているわけでないので、たまたま運が良かっただけかもしれませんが、何がなんだか分からないという作品がなく、全体的な作風も自分には合っている気がしました。

自分が考える雑誌の良いところは、3つ。
その1、新しい先生を発掘できるところ。
日塔てい先生「本日中にお召し上がりください」、ゆくえ萌葱先生「よるとさわると」が面白かったので、既刊物もチェックしてしまいました。

その2、コミ…

2

辞めるまでにしたい10のこと 小説

鳩村衣杏  みろくことこ 

出版社が舞台

表題作と後日談的SSが収録されています。攻めが過去に愛した女性の話が出ますので、そういうのが苦手な方はご注意ください。

「辞めるまでにしたい10のこと」
純人の目線で進みます。
新社長・難波(攻め)にたきつけられ、TOBの本をつくることになった純人(受け)は、その本を最後に退職することを決める。辞めるにあたり、その前にやりたいことを映画に倣って10のリストを作ることにして…という話です。…

4

片づけられない王様 小説

西江彩夏  麻生ミツ晃 

受けがキーかと思いきや

あらすじや題名からの想像ってほんとあてにならないと思った作品です。

あらすじを読んだところでは、コミカルっぽい印象だったのですが、内容はがっつりシリアスでした。そして、題名からもゴミ屋敷に住む林(受け)が、恋の主導権を握っていたのかと思いきや、実は江田(攻め)の方だったというのも予想外でした。

江田の目線で話は進むので、揺れる心情は分かるのですが、林を思うと切なかったです。みんな悪い人…

2

純情な人のように、さよなら 小説

西江彩夏  桜城やや 

一途さが心地よい

典型的な年下攻めです。丸ごと1冊表題作で、柚木の目線で進みます。

題名はちょっと情緒的でぴんと来なかったです。
あらすじ読んだ時は、年は下だけど遊びなれた俳優・前岡(攻め)が、クールな医師・柚木(受け)を翻弄する話かと思ったのですが、ちょっと違いました。

話が進むにつれ、柚木がどんどん弱く可愛く、前岡が意外と純情なのが分かってどんどん格好良くなっていきます。臆病な柚木を、決して諦めな…

2

彼を乱す誘惑 小説

御堂なな子  あさとえいり 

甘さを楽しむべし

200ページちょっと丸ごと1冊表題作です。読みなれた身じゃなくても、読み始めて30ページで展開が分かります。誤解する内容もその後の展開も丸分かりです。それからは甘さを楽しむのが吉です。

天野の目線で進みます。
高校時代の弓道部の先輩後輩が、社会人になってから再会。当時抱いていた恋心が再燃した天野(受け)はその夜のうちに、酔いに任せて「恋人になるか」とつい口にしてしまう。こちらも当時から好き…

3

俺達は可愛い嘘をつく 小説

火崎勇  有馬かつみ 

探り探りの恋

三十路目前の、製薬会社の営業×医師の話です。中学時代からの再会ものになります。

丸ごと1冊表題作です。熊田(攻め)の視点で進んでいきます。
要は、中学校の頃も好きだったし、再会してからも好きな気持ちは持ったままで、お互い両思いだったのに、相手の気持ちが分からないので嘘をついて探っていたということでした。

照れ隠しもあったり、虚栄もあったり。でも、吐く必要のないつまらない嘘はなかった気…

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