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表題作誘惑ヴォイス

建設会社営業、御曹司&バリトンの持ち主相河寒河
建設会社の営業マン&トップテノール・詫間眞二(25歳)

あらすじ

丸の内に本社を構える建設会社営業一課の眞二は、社命でなんと男声合唱団に参加することになった! そこで出会った寒河は年も近く、料理も仕事もデキるイイ男。更に腰砕けになりそうなバリトンヴォイスの持ち主だ。経済界の大物が集う合唱団の練習に通ううちに、お互い惹かれるようになった。しかし身体を重ねたその翌日、寒河がライバル社の営業だということを知って……!?
出版社より

作品情報

作品名
誘惑ヴォイス
著者
剛しいら 
イラスト
徳丸佳貴 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
ISBN
9784877249618
2.4

(5)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
9
評価数
5
平均
2.4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

ライバル同士の恋を合唱に乗せて

社会人が趣味で集う合唱がメインになっています。それ以外にも、エッチ場面や詫間が襲われたときの救出場面などに、合唱を効果的に使っています。それをふざけていると感じた方は合わないと思います。私は面白かったです。でもエッチ中に歌うのはどうよ、とちょっとは思いました(笑)

詫間の目線で進みます。
丸ごと1冊表題作ですが、全体は大きく3つに分けられます。

詫間(受け)は営業の仕事のため、相手先に声をかけられた合唱部に入ります。そこで、寒河(攻め)に会い、惹かれて抱かれます。

寒河がライバル会社の営業だと知り、詫間は騙されていたのかと悩みます。相談をした、寒河の従兄弟・翠川に襲われますが、救出されます。

寒河と思いを通じ合わせましたが、ライバル会社の社員同士がこんな関係になったことを、詫間は悩みます。そこへ、寒河がある提案をします。

主人公・詫間が真面目なのに、全体的にコミカルな感じです。ただ詫間が不用意で社会人としては子供っぽいのが気になるかもしれません。
仕事より合唱の印象が強いです。軽くさらっと楽しく読むことのできる作品です。がっつり重厚なシリアスを望む方にはオススメできません!

2

お気楽コメディ

社会人男性コーラスをモチーフにしたお気楽ラブコメディ。一応お仕事BLではあるのかな? そう捉えるとツッコミどころだらけではありますが……。

「そのサークルに参加している間は仕事は全く持ち込まない」がルールの男性合唱団〜しかしその中心メンバーは経済界の重鎮たち〜に偶然とはいえ、ビジネス上の思惑を持って参加することになった若手営業マンが主人公。そして何故かその合唱団内で恋のあれこれが勃発するというのが大筋です。

全体的にギャグとも言っていいようなトーンで、ポイントポイントに唄が入ってきたりするので、それをキッチリ脳内再生するとかなり笑えます。そのノリについていけるかどうかが肝かな?

致す時も歌い出したり、ナニを咥えるのも「うー じゃなくて おー」とかそういうノリに噴き出してしまいそうでした。

最初にも書いたように、仕事の顛末としてはツッコミどころだらけなのですが、お気軽なコメディ作品としては楽しめる一冊だと思いました。(kindleアンリミテッド対象でした)

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微妙

男声合唱団というアイディアだけで一冊、という感じで、イマイチおもしろみがなかったのが残念。イラストも微妙に合っていなかったような?

0

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