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12/155(合計:1547件)
斑目ヒロ
kurinn
ネタバレ
「かわいい悪魔」からファンになった斑目ヒロ先生ですが、たまに人間の業を扱ったヒリヒリするようなお話も描かれていて、それが妙に忘れられない作品となっていてとても好みでした。 こちらの作品もまさにそうで、最近の流行りの分かりやすい感情を描いた作品群とは一線を画したお話だと思いました。セックスシーンはあるにはあるのですが、こちらの作品は人の感情の機微がメインで実に読み応えがありました。 一見…
南月ゆう
ずっと神評価です。やっと物語の分岐点に差し掛かって来たように思いました。次巻辺りからエンディングに向かって怒涛のように突き進んで行くのだろうと推測します。 今作ではやっと何を考えているのか分からないナルの本心が垣間見えて、これから彼が行って来た事と向き合って行かなければならないことと思います。 それに巻き込まれてしまう盟が気の毒でならないのですが、ここで乗り越えてこそナルと一緒にいる力を得…
夏目イサク
ずっと続いて欲しいけど自分の身体の健康面を考えるとその結末まで読みたい…そうした作品のひとつがこの「花恋つらね 」になります。難しい題材を上手く消化していてとても楽しんで読むことが出来ました。 芸事の世界でも歌舞伎の世界はもっとも難しいと思うんですね。歴史もそうですが脈々と繋がれる血筋とか、演目にしても難しいと思います。 私は地方巡業に来た某レジェンド的な役者が出演した時に、友達に誘われて…
馬のこえが聞こえる コウキ。
前作の4巻で7歳だったのに、こちらの5巻ではいきなり14歳になってて学校に通っていました。ですが貴族だけの学校ではなくて、平民も通ってる学校で、フランのお父さまが主導で設立したらしく他の作品にはない形態を取っているのが面白かったです。 そして学校に通うことによりトレーズくんが女の子に囲われてるところを見たフランがやっと恋心に気がつくんです。公爵家の御令息と元スラムの少年の恋路は他作品だと障害…
こちらもレビューしてなかったので再読しました。次の5巻でフランがいきなり14歳になってるので、ほのぼの幼いフランとお兄さま方との可愛いやり取りが堪能出来る巻となってました。 5巻でお相手がハッキリしますが、お兄さまやお父さまと挨拶でほっぺにチュッチュしてるのですが、あくまでも家族愛なんです。 フラン目線の文章では彼の拙さが表現されてるのですが、読みなれない方には「ゆって」とかに違和感を…
最新刊が出て既刊の自分のレビューを確認していたら、2巻は読んだのにレビューはしていませんでした。なので再読です。コミカライズの4巻も発売されたばかりですが、ちょうどこの2巻の内容となってました。 今のところ兄弟愛や家族愛だけしか見受けられず、BLらしさは皆無です。そしてフランが6歳なのでフラン視点の文章も拙い感じで書かれてるのが、この作品の特徴であり魅力でもあります。 フランは前世では…
伊達きよ ミギノヤギ
前作のポメガバースがハマらなくて今作を購入するか迷ったのですが、あらすじに惹かれて購入しました。伊達きよ先生はほのぼの系もシリアス系も面白いですよね。そしてファンタジーは凄くお上手だと思います。 今作は最後まで緊張感を保ったシリアス調で、シャニがザノゥサの中で信頼を得て行く過程が凄く面白いのですよ。また個人的にグリトニィルの不器用さがとても愛おしくて好感が持てました。 話が進むほどに彼…
tamura-k 松本テマリ
こちらも大好きな作品で何度も読み返しています。今巻ではエドワードが学園の初等部に入学して、義兄のアルフレッドが高等部を卒業してシルヴァン王子の側近候補となったところで終わっていました。 そして<光の愛し子>であるヒロイン(女の子じゃない)がいよいよ登場して、この世界がBLゲームであることがそのルシルから伝えられてました。彼は腐女子だったらしく、初対面で現実と物語のエドワードの相違…
朝陽天満 カズアキ
前巻のレビューで次巻が多分最終巻だろうと予想してましたがまだ続いてます。今巻では漸くBLらしくなって来ました。webサイトではアルバの高等学園編が連載されてるので、どこまで行けば最終巻なのか今のところ予想が付きません。 ですがwebサイトも書籍も何度も読み返すほど大好きな作品なのは確かです。今巻のカバー表紙のオルシスとアルバですが、こちらは2人の婚約式での衣装です。幸せそうな2人と義父と妹と…
菅野彰 麻々原絵里依
コミコミさんの予約欄を見たときに「ああ新刊出るんだ買わなきゃ」くらいにしか思ってなかったんですが、まさかの完結だとは知らなくてどんな結末になるのかと戦々恐々しながら読み進めました。 そして何度もレビューに書いて来ましたが、菅野彰先生の文章って苦手なんです。特に「色悪作家と校正者」がダメなんですよ。大吾と正祐の文学談義を読んでるだけで、反発心が湧き上がって集中出来ないんです。作家と校正者がメイ…