毛魂一直線先生インタビュー

BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。

毛魂一直線先生インタビュー 各所で話題の漫画『魔法少女☆俺』作家がついに! BL初コミックス『そんな目で見てくれ』

2014/11/28 17:49

男子校入学式… 地味な新入生が見せた笑顔に、生徒会長の胸は♥
出会いは、各界の令息が通う男子校「私立シリカゲル学園」の入学式。並み居る御曹司たちの憧れの的である生徒会長の大和御門は、地味な新入生が見せた笑顔に胸を打ち抜かれます。彼の名は根崎春。入学式以来、根崎のことが気になって仕方がない大和は……。毛魂一直線先生のBL初コミックス『そんな目で見てくれ』が11月26日に発売。えたいの知れない感情に突き動かされる大和とともに展開する、予想のつかないギャグBLです!! それでは「801 AUTHORS 108」第481回、毛魂一直線先生どうぞ!

Q. 新刊の紹介をお願いします!
八百一屋「へいらっしゃい! 『狙った受は必ずゲットするスーパーモテ攻様』だよ!」
通行人A「へえ、こっちの愛想のないのはなんだい?」
八百一屋「そいつは『どうにも振り向いてくれない鉄仮面受』でさあ!」
通行人B「じゃあ、その攻で受を突いたらどうなるんだい?」
八百一屋「えっ…」

という感じでかきはじめたお話です…。

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?
金持ち・文武両道・容姿端麗・欲しいものは全て向こうからから歩いてきたような攻(主人公)大和と、そんな攻に惚れる様子の無いクール素直系一般人受・根崎の、小学生ばりのラブについてのお話です…。
Q. 当て馬や重要な脇役は?
大和の弟・永遠の二番手の景清と、BLこども相談室アドバイザーの保健医と、大和親衛隊(過激派)と、地味な先生などがでてきます。

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
受が徐々に色々な感情を攻に晒していくところが描きたかったため、根崎の気持ちがわかりやすく表面化するシーンの表情は特に楽しく描けました。

Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!
「ヒャッハーーーー!!!!!! BLだァ~~~~~!!!!!!!!」と、テンションをあげてヘドバンしながら描けば描くほど、担当さんに「これはBLじゃないですね」と指摘され、私が今まで信じて生きてきたものとは…――!? BLとは…―――!?? と、いまだかつてないほど、BLの定義について考えました…。
今も考えています…。
Q. 今作にまつわる裏話ってありますか?
・根崎は感情が高ぶると故郷の方言が出る
・田舎ヤンキーのブラコン兄弟がいる
・最終回近くまであのギャルゲー主人公ばりのフロン毛のままの予定だった
という初期設定でした。
また、登場人物の名前は近松門左衛門の作品が元になっています。

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露お願いします!
上記苦労した点と同じく、後書きに少し書いてしまっているのですが(話題が乏しくてすみません…)、〆切まであと少し…という所で、作業を手伝ってくれていた友人と、私のPCが何故か次々と天に召されていった時はさすがに床に倒れ伏して寒くもないのに震えながら「アッ…アァ…ア~~~~~~~~~~~!!!!!!!!」と痙攣するほかありませんでした。
あと、最終話付近の時期にちょうどプレイしていたBLゲームが、殺るか!? 殺られるか!? バイオレンス&バイオレンス! という感じの殺伐とした雰囲気のものだったので
焼肉!!!! ドーナツ!!!! 焼肉!!!! ドーナツ!!!! 的なテンションの板挟みで、軽い躁鬱状態みたくなっていました。

Q. 今、何かハマっていることは?
Excelで今まで観た映画を『映像の美しさ』『エグさ』『ホモさ』『キャッキャウフフさ』等、えらい細かく分類分けして感想を書き連ねたメモを逐一とりはじめました。
もうすぐ総本数が大台にのりそうで密かに喜んでいたのですが、家族に「なんか気持ち悪いね!!!!!」と朗らかに言われ、ショックでした。
Q. BL作家になったきっかけを聞かせてください!
担当のOさんに、たまたまお声をかけていただきました。ただのブヒオタです…。

Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
ちゃんと楽しんでいただけるものを描けただろうか…と物凄く緊張しています。
あと、表紙がおもくそシリアスっぽいですが、中身は半分以上ギャグBLです…。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
気軽に笑っていただけたり、ほんの少しでも萌えていただける箇所がありましたら、これ以上ないくらいに本望です!
もっと精進いたしますので、よろしくお願いいたします!

担当編集:東京漫画社 Oさんより
何年も前から毛魂先生の猛烈な存在感にあてられておりましたが、満を持して連載、そしてついにコミックス発売となりました!
初のBLジャンルからの発行ということで、とても嬉しいです。

毛魂先生のネームは、何Bの鉛筆で描いたのだろう…という勢い溢れるエネルギッシュなもので、そして全体的にギャグっぽいテンションで描いてあるため、何度か「どれが普通の顔のコマですか?」「ここは格好いい顔で描いてほしいのですが…」というやり取りをしたのが印象的です。

因みに、「ここは格好いい顔なので安心してください!!!!!」と言われたコマが、出来上がってみたら普通にギャグ顔だったことも良き思い出です。

兎にも角にも、先生ご自身も作品も勢いに溢れております。
でも、ちゃんとキュンとするBLにも仕上がっております。
是非是非、ご覧頂けましたら嬉しいです!

特典情報
共通:初版のみ描き下ろしペーパー封入
太田丸関連書店限定:限定ポストカード(カラーイラスト&描き下ろしコミック)
応援書店限定:描き下ろしペーパー
とらのあな限定:限定ポストカード(カラーイラスト&描き下ろしコミック ※内容は応援書店のものと同一です)
詳しくは東京漫画社ホームページ

(c)毛魂一直線/東京漫画社

関連作家・声優

コメント12

投稿順|最新順

匿名10番さん(1/1)

え・・・5年前のコメントに苦情レスつけてるのドン引き・・・
しかし吸引力のすごい表紙だ

匿名9番さん(1/1)

男同士の恋愛事情がテーマの一つとして描いていたらBL漫画と思う。ギャグがメインだって恋愛以外のテーマがあったとしてもBL。興味がないなら見なくてもいいけど。否定しないで欲しい。エロ重視の作品が「ただのエロ漫画」に言われたら嫌だったはず。もっと色んな方向で作られたBLを読みたい。

匿名8番さん(1/1)

この作品、ギャグですけど友情じゃなくて恋愛感情ですよ。

匿名7番さん(1/1)

友情をBLに持ってくってのは一般作品にパロ萌えとかする時に使う言葉で、この作品みたいに作品自体がBLジャンルで出てる時に使う言葉じゃないでしょ。

匿名6番さん(1/1)

BL漫画として描いているのに「もどき」ってのが作品否定みたいでまずいのでは。
普通に「BL要素少な目」で良いと思う。

匿名5番さん(1/1)

もどきはもどきでしょうが・・・・。それ以外に意味なんてありません。
寧ろ、友情を何でもBLに持って行こうとする人の方が草。

匿名4番さん(1/1)

BLもどきって言ってる奴はいったい何だったらBLだと言うのか…??既に最初からカップル成立してないとblじゃないとか言いそうで草

匿名3番さん(1/1)

うん。やっぱギャグ仕様ですか~  この作品 BL「もどき」なので注意!
わたしはアリだけどね。^^  毛魂一直線というPN=名は作品を著す。
 

まさかの毛口ブログの方だったことにわたしはぶっとんだ

匿名2番さん(1/1)

イメージ違う。ぶっ飛んでる。もっと、シリアスなのかと思った。笑うには良さそう。迷うわ。

魔法少女俺読んでたから、表紙見てびっくり。中身見てまたびっくり。泣きたいw

匿名1番さん(1/1)

表紙で感じたイメージと全然違ったw
この作家さんのノリとギャグがツボに合わないと楽しめなそう

PAGE TOP