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「ちょっぴりオトナのフェロモン系ボーイズ誕生!!」という煽り通り、やや地味(玄人好みされそう)な執筆陣のアンソロジー。
一瞬、東京漫画社系の本かと思ったくらいなので、やっぱりちょっと地味・・・あ、いや個性派揃い(笑)
創刊号のためどれもこれからと言ったところだか、初読みだった岡田屋鉄蔵「タンゴの男」が中でも秀逸だった。
ものすごいリアル肉体派なのに、ヒロは乙女だしアンジーは強烈な雄の色香を纏う男。
筋肉体毛ニガテ!という方にもぜひ読んでみてほしい作品。
ちなみにモザイクは申し訳程度なので、ほぼ丸出し。
いいのか、メロメロ?!
また明治カナ子「ベス」、中村明日美子「ダブルミンツ」、ヤマシタトモコ「イルミナシオン」なども面白くなりそうな予感。
姫加戸りか「エロチックジュエルマニア姫」はどの辺りが『オトナのフェロモン系ボーイズ』かよく分からなかったが、ヴァンパイアが普通に俺様アホっ子受けだったので、楽しく読めた。
全体的に読み飛ばしの少ない1冊だったので満足だった。
※登場人物のプロフィールとファッションは、便宜上冒頭掲載作品とした