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表題作月の光 星の道

アルテフェルデ、第一王子、18歳
イリヤ、教育係

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あらすじ

赤い髪をもつイリヤは教育係として王子・アルテフェルデに仕えていた。ある日、アルテフェルデが何者かに狙われ…!?

作品情報

作品名
月の光 星の道
著者
Lee 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
発売日
ISBN
9784344814813
3

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

化け物と呼ばれた男の話

1冊丸々、一つの切ないファンタジーのお話です。王子と教育係との、種族を超えたラブストーリーにキュンとなりました。

教育係としてやって来たのは、紅い髪を持つ年を取らない不思議な男のイリヤです。その容姿ゆえに人々から避けられてきたイリヤでしたが、王子のアルテフェルデは綺麗な髪だと懐いてきて。
そして、その日から特別な主従関係を築いてきた6年後、アルテフェルデの命が義母に狙われる事件が起きます。

年を取らないだけでなく、死ねないイリヤの正体を知っても恐れずに、2人で逃げることを決めたアルテフェルデ。2人で旅を続けながら、イリヤの悲しい過去の傷も癒されていって…。

イリヤの生まれや壮絶な過去に胸が痛かったです。と同時に、人間の身勝手さにイライラしました。
でも、アルテフェルデが偏見を持たずにイリヤを受け入れて、イリヤのために命を掛ける様子にキュンキュンします。もちろん、そんなアルテフェルデの想いはイリヤにも伝わって。愛情が孤独な心を救うのにキュンとなります。
ただ、2人の寿命の違いを考えると(イリヤは死なないので)切なくなるけど、今まで不幸だった分幸せになってほしいです。

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