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表題作人生はバラ色だ 1

城多見グループの会長・城多見和人
1億円の借金持ち・宮代弥生

あらすじ

19歳を迎えた日に両親が他界し1億円の借金を抱えてしまった弥生は、ある日謎の男カズと運命的に出逢う。なんと弥生に一目惚れをした彼は、借金を肩代わりするかわりに自分のものにならないかと告げてきて──!?

作品情報

作品名
人生はバラ色だ 1
著者
はしだ由花里 
媒体
漫画(コミック)
出版社
桜桃書房
レーベル
Gust comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784756712516
3

(4)

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萌々

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(4)

中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
12
評価数
4
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ラブコメというよりも、コメディー配分多め

どこかで絶対に見覚えのある絵と思っていたら、「われら混線合唱団」で有名な高橋由紀さんの別名漫画でした。
少女漫画の頃からそこはかとなく漂っていたBL感が、花開いた感じがします。

城多見グループの会長・城多見和人(天然執着攻め)×1億の借金持ち・宮代弥生(単純強気受け)
いきなり1億円の借金持ちになってしまった弥生が、借金取りから逃走中に、一度だけ巡りあったカズから、借金を全額代わりに返済する代わりに、自分のものになれと迫られて──。

口が悪くて手も早く根が単純で、お金に汚い。それでいて、芯が腐ってない。真っ正直なタイプの弥生。
ホモになりたくないので借金返済の為に、チュー1回千円で、舌を入れたら5千円として、自分でも働いて返済しようとしているんですが、中々返済できない。
守ってもらいたくないのに、結果的にカズに守ってもらう自分にイライラしたりと、ちょっとづつ愛も育っているような、いないような感じです。
小説の「お金がないっ」と似たような設定でありながら、こうも違うのはキャラの性格故でしょうね。
借金があるから言う事を聞くとか、悲壮感とか、そういうのは全くありません。
無理強いするよりも、弥生の心から手に入れるという正当性がよかったです。

カズはお金持ちで、グラサン取ったら美形という定番設定で、無表情で天然気味ですが、弥生に対する愛と独占欲は人一倍。
人とピントがずれた感じが面白いです。

弥生が事故で記憶喪失になる話があるのですが、13歳の記憶の時の弥生は素直で優しくてびっくりです。
口の悪さで隠れて、いまは見えないですけれどね。
記憶回復後のラブ度ゼロには、笑ってしまいました。

ケンカップル好きに、お勧めです。

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