単行本版特典ペーパー付き
お前が俺の腕になれよ
幼なじみの、その先
幼なじみで、高校生スポーツ部活物。
部活中の怪我がきっかけで変化していく二人の関係。
彼らが壊してしまった物とは…。
的な、
幼なじみ物としては王道のストーリー。
スポーツ一筋で恋愛感情未発達の高校生が、ようやく自分の感情が恋だと認識するまでのお話なのでエロ無しはむしろ歓迎。
後は、登場する子達がインターハイレベルに見えるともうちょっと感情移入しやすかったかな。
背景の分量とかコマ割の雰囲気は、なんだか少年誌っぽい。
それもあって、最終的な読後感は、少年誌系二次創作ではおなじみの定番ネタ。でした。
怪我は辛いよね
バスケ部の博武と竜二は念願のインターハイ出場を決めるが、練習中に竜二とぶつかり博武は腕に全治2週間の怪我を負ってしまう。
悔しさのあまり竜二に『怪我が治るまでの間、自分の腕になれ』と無茶を言うが、竜二は素直に受け入れて‥。
一所懸命インターハイの為に頑張って来たのに悔しいよね、頭では八つ当たりと分かっていても、心はそうはいかないから余計にイライラするね、『自分の腕になれ』と言う注文も思ったより可愛らしく
☆食事を食べさせて
☆お風呂の時服を脱がせて
と博武が自ら注文したのはそのくらいかな（下半身のお世話が王道だからあれっ？て‥自分が汚れてる感じがするわ) 頼んで無いのに竜二が背中を洗ったり、ベッドまでって書いてあったけど、添い寝したくらいかな。
竜二は博武のこと大好きなのが見てわかるけど、博武は竜二に女の影(妹なんだけど)が出てくるまで自分の気持ちに気付かないニブチン！無事和解もして交際スタート！お幸せにね〜。
エロは無いですね。壊れた夏休みというより、絆が強くなったんじゃないかな？
オマケとしてその後が少し描かれてました。部の友達に簡単にカミングアウトしてるよ〜友達も『いつかはこうなるって思ってた』ってどんな軽いの？平和だね〜
だから何、的な
幼なじみの高校生同士。共にバスケ部でレギュラーを取ったものの、練習中に攻めとぶつかり、受けが腕を怪我してしまう。インターハイに出られなくなったやるせなさを攻めにぶつけることしか出来ない受けは、身の回りの世話を攻めにさせるようになるが…。
あらすじとタイトルを見た時点では、BLとして、受けの八つ当たりと攻めの精神的負い目、そこに性的な奉仕が混ざってきて…みたいな展開を期待していました。
それが、まったくの肩すかし。受けに怪我をさせた攻めのご奉仕は、食べ物をあーんさせたり、お風呂で背中を流したりするだけ。しかもインターハイの予選から本戦までの試合の描写が延々と続き、一体私は何を読んでいるんだろう、という気分になりました。少年マンガかな？ スポーツマンガかな？
エロはなく、BL的なエピソードは取って付けたような唐突なキスシーンのみ。数少ない奉仕シーンは、着替えをさせていても「下は自分で脱ぐから！」「そうか」、お風呂で背中を流していても「前は自分で洗えるから！」「そうか」。えっそこは強引に洗うとこでしょ、そんで勃っちゃって「手が使えないならオナニーだってできないだろ、俺が抜いてやるよ」パターンでしょ。 簡単に引き下がってどうする。
BLとしても、青春部活マンガとしても中途半端で、何ら萌えられるところがなかったです。
エロはないよ。
表紙だけ見たときはゴツゴツした絵なのかと思ってましたが中の絵はそんなことはなく割りとキレイな絵でした。
バスケ大好きな幼馴染み２人の話です。
練習中に２人はぶつかってしまい片方は怪我を負ってしまったために夢だったインターハイに自分だけ出場できなくなってしまう。自分だけ出場できない悔しさから「怪我が治るまで俺の腕になれ！」と命令して……とそんな感じです。
「俺の腕になれ」なんて普通だったらドキドキしてしまうようなセリフですが、この話の２人の雰囲気を見てたらとてもドキドキなんてできない(-_-;)
結果的にハッピーエンド？になったけど全体的に中途半端な印象的でした。
エロもなかったしな！
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