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壁一枚隔てた恋にキュン…!

嶋二さんの御本。どこかでお名前を聞いたことが~と本棚を漁ってみたら、「今夜、ミスターで」の方でしたね!
あちらもノンケとゲイのお話でしたが同じテーマで上手く描き分けられてたと思います。

表題作「本気になったメリーマン」
オバカで調子のいいノンケ攻めと、臆病な眼鏡ゲイ受けのお話です。
同じ大学でマンションの隣同士の神林(攻)と奥(受)
隣人としても友人としてもいい関係を築いていたが、ある日奥が「ゲイかもしれない。自分も女みたいにされたい」とカミングアウトし、その夜神林に抱かれることに。
3年後、奥は神林との一夜限りのセックスでゲイとして目覚め、神林ではない別の男に抱かれていた。そして奥は奥で彼女を作り以前のような親しさは無くなり…。

すったもんだあってこの二人はくっつくのですが(物凄く端折りますが)
くっついてからなかなかセックスが出来ない二人。奥は奥で手を出してこない事に不安になり思わず襲いかかるが、神林は好きあってからのセックスだから大切にしたいと言う。そんな神林に本当に自分の事が好きなのか不安になっちゃう奥。そんな奥が物凄い可愛くて可愛くて…3年越しのHも凄く可愛くてキュンとします(*´∀`)
春には引っ越ししてしまう二人。神林はバイトの合間を縫って時間が空いた時にすぐに奥の顔を見て好きだという気持ちを伝えてくれるが、奥には神林が所詮ノンケであることを分かっているのでいつか女の元へ帰ってしまうのではないか、今好きだという気持ちを信じていいのかと不安になってしまうのです。素直に神林の胸に飛び込めよ!!と何度思ったか(・д・)!
書き下ろしの幸せそうな二人を見て、これからもラブラブなんだろうな~と思うと胸がほっこりします!
個人的に奥の元彼、松田さん。
彼にもいい恋人が出来てほしいな~なんて思います。彼も結構いい男…ですよね?w

表題作以外は「恋のチャイム」がとにかく好きで!!
ミドリさんが沢山レビューされているので、以下同文で(笑)
青臭い男子同士のたわいないやり取りなのですが、気持ちを悟られたくない受けと、自分と同じ気持ちだったらと思っている攻め!セリフが多いわけでもなく、表情と間を読むような不思議な感覚でした。
この作品を読んだ時の私の顔は間違いなくピンクだったと思いますw
(※萌えすぎて顔が緩んでオーラダダ漏れという意味で)
16ページという短いお話でここまで萌えたのは初めてでした!
これは是非、私も続きを期待!と挙手させていただきます(゚∀゚)ノ

切なく苦しい恋愛模様を描いた良作です

日野ガラス先生の初コミックだそうで。
表題作ともう一作、計2作が収録されているのですが、安定感があって話も作りこまれていてよかったです。テーマが一貫されていたのもいいですね。
絵も透明感があって線の細い絵で綺麗でした。時折「あれっ?」というところもありましたがそれはまぁそれとして…w

お話はゲイだということをひた隠しにして生きてきた楓(美人受)
化粧をしたところで女にはなれない、愛されたいのに親友の奥田(攻)が好きと打ち明けられず、この距離をずっと保ったまま、誰にも勘付かれないように生きてきた。
しかし文化祭をキッカケに、今まで「親友」という言葉で保ってきたものが崩れていき…

楓視点と奥田視点でお話が進むのが良かったです。
好きなのに言いだせない楓と、楓に対して徐々に親友以上の気持ちを抱いていく奥田。奥田が嫉妬のあまり、楓宛の手紙を破り燃やすシーンが印象的でした。
あの時奥田が抱いていた気持ちが、今まで恋愛対象だったはずの女性に対して「嫉み」に変わった瞬間ブワっと鳥肌が立ったというか、切ない気持ちにさせられました。奥田も楓と同じ気持ちを味わってるのだな、と…。
これ以上膨らませにくいとは思うのですが、付きあってからの二人とかちょっと読んでみたいな~とは思いましたね。

もう一作もゲイとノンケのお話でしたが、両作品ともゲイであることの苦しみや、愛されたいという欲求を上手く表現していて切なくなりました。
重いテーマを上手く描き上げていて、今後も期待できる作家さんだと思います。

犬と私 コミック

たし 

ドS飼い主と忠犬のラブコメ♪

新しいレーベル「ガトーコミックス」からの新刊でした。
新レーベルは正直ハズレも多いのですが、ワンコというテーマと独特の青臭さが漂う印象的な表紙に惹かれて購入。
この作家さん初コミックスのようですが、絵柄も可愛く特徴があって楽しんで読むことが出来ました♪

一冊丸々同じ男子校が舞台のお話。
表題作は、生徒会長のハヤテ(受け?)に入学式で一目見て惹かれてしまった新入生のすばる(攻め?)ハヤテを見ると苦しい、この気持ちが恋心と分かりハヤテに近づき告白することに成功したすばる。ハヤテは勿論すばるの事が好きという訳ではなく、丁度いいパシリが出来たな~くらいの気持ちで…。

ワンコ攻めというよりも、まんまワンコなこのすばる。
すばるの愛を分かっていながら、巧みにスルーしていくハヤテはほんとドSだと思いました。ドックフード与えたりまんま犬扱いしてますのでw
個人的にこういう受けは結構好きなんですが、ぞんざいな扱いをされていますのでもしかしたら賛否分かれそうかもな~と思います。
話が進むにつれて、ハヤテも少しずつすばるに許していってたり、嫉妬したりと少ーしずつですが歩みよってるのでそういう可愛さが見どころかなと思います。すばるの努力も少しずつ報われてますよ!

表題作CPの中ですばるの相談に乗ってあげてた副会長ななせくんのお話も。
金欠ヘタレ古典教師がお相手。ゆっくりとしたテンポでお話は進んでいきます。教師との距離を詰めたいななせくんに非常にキュンとしました。

書き下ろしはクリスマスデートのお話。
手をつなぎたいから「お手」っていうハヤテにキュン(*´д`)

シンプルだけど飽きの来ないお話

初作家さんです。こちらで評価がよかったので気になって買ってみました。

表題作「おさななじみの」
ヘタレリーマン×釣り好きな高校生のお話。タイトル通りご近所さんに住む幼馴染同士。
大学で遠方に住んでいて年に1回帰省の時キスをしてくる幼馴染の圭一(攻)
付き合おうという言葉もなく真意が掴めない悠斗(受)
社会人になった圭一がこっちに戻ってきてからはそれもなく以前よりよそよそしくなり、昔よりも背が伸びて可愛げのなくなった自分では駄目なのかとぐるぐるするお話です。
話自体はシンプルでありがちなのですが印象的なシーンが丁寧な描写で、引き込まれるという印象を受けました。
あといくら切羽詰まってるからといって初Hが野外ってww
圭一の家に悠斗は入りたがってたんだから、攻めのおうちでヤってあげてください…と思ったのは私だけじゃないはずです…w

表題作以外では「ナツのサカリ」が面白かったですねー
旧図書館とか、こう背徳的な場所が好きな人間としてはね!!
青春って感じがして素直にいいと思える作品でした。

おうじと コミック

友江ふみ 

なにこれかわいい!!

初作家さんです。イラストが可愛くて気になってたので購入しました。

表題作「おうじと」は平凡な高校生慎太とキラキライケメンな通称「王子」の学園ラブコメディ。
昔から慎太の事が大好きだった王子。
無事くっ付いてからも、クラス中の視線を物ともせずイチャイチャしていて可愛かったです。その後もすったもんだあるのですが、クラスの皆が王子大好きー!な方ばかりで、自ずと王子の応援をするために色々苦闘するのです。そちらも見ていて微笑ましいですよ~
話自体は王道なお話なのですが、王子がぼんやり待ってるようなキャラではなく、意外と腹黒ちゃんな押せ押せなカッコイイ男の子、って感じで好感が持てました。
(絵のテイストもあって受け身な子で来たらちょっとなー!と思ってたので)

表題作以外は
「秘密の恋のおまじない」
占い好きの受けの恋を応援しようとする攻め。実は受けが占いで祈ってたのは…

「幸せ花嫁プロジェクト」
学校の先生と付き合ってる受けが、馬鹿すぎて大学も落ちてしまった!そこに先生が「お嫁に来なさい」とプロポーズ!
花嫁(?)として修行が始まる…

どのお話も可愛くて、これ男同士じゃなかったら少女漫画とかでもいけそうだなぁ…なんて思ってしまった…腐女子失格ですね!w
乙女で可愛いんだけど、ただ可愛いだけじゃなくてギャップがあって思わず微笑ましくなってしまうようなそんなお話が多いので、癒されたい方にお勧めかも~と思います。
そこまでエロっちくないので、初心者の方にもお薦め出来ますし、ディープな方(笑)も胸がほっこり楽しめると思いますよ☆

攻めのキャラは好きなんですが…

イマイチ自分の中で乗りきれなかったです…

スポーツも勉強も出来る三浦と、元いじめられっ子の矢萩。
対象的な二人が数年後出会った時、三浦はニートに、そして矢萩はイケメン若手実業家にとして会社も企業し昔より人間的にも成長していた。そんな矢萩が三浦に告白。
三浦は流されながら抱かれるが、その後人生を変えようと一念発起するというお話です。

うじうじいじめられっ子系が数年後イケメンになって再会、という設定は好きなんですけど…
でも、何か結論的に三浦は矢萩が好きなの!?
そして何かあまりにも上手く行きすぎてご都合主義じゃない!?と読み進めるうちに思っちゃいまして。頑張る姿はいいんですけど…
イマイチ感情移入して読むことが出来なかったです。残念…矢萩くんは結構好きな攻めなんですけどね…(;´д`) 
ちなみに帯に「社長がエロくちゃいけない?」と描かれてますがそこまでエロっちいお話ではないです。笑

表題作以外では「ワーストラブ」は人の不幸が嬉しい男×不幸続きの男のお話
「十年日記」は付き合い始めて4年目、約束がテーマのお話です。
個人的に「ワーストラブ」の最後のページが好きですね!うじうじしてた受けが強気に振舞ってて!

SUPER LOVERS 1 コミック

あべ美幸 

いつかエロを期待して…

あべ美幸先生といえば「困った時は星に聞け」が印象深いのですが。
あれもニアホモといえばニアホモなのですが、BLレーベルに移行して本を出されたということで物凄く楽しみでしたー!

お話は、父親と離婚した元母親の連絡でカナダまで行った晴。
カナダで血のつながらない新しい弟と出会う。その子が零です。
野生児の零は寡黙だけど世間知らずでお風呂も嫌がり靴も履かない。そんな零に世話を焼きながら徐々に距離を詰めていく晴。しかし晴は夏休みを終え帰国。空港まで迎えに来てくれた両親(母親は義母)と帰宅途中事故に合い、両親は急逝してしまう。残された二人の義弟(双子)を養うために晴はホストになる。そして日本に零がやってきて… というお話です。

まだテイストとしては恋愛<家族愛 といった感じではあるのですが、弟には平等に優しい晴と、そんな晴を気にかけている零、といった雰囲気です。
晴も零もお互いに孤独を経験しているので、真逆に見えて結構似たもの同士なんだろうなーと思いました。

12月に2巻が出るので楽しみですね!
もう少し進展してほしいな~と思います。話の作り込みや絵はほんと素晴らしいので、長くなってでも追いかけたい作家さんだなと思います。

あと個人的に双子をどーにかしてほしいです!
蒔麻×亜樹とかなんないかなー…なんてw

いい話を読んだ~!という満足感に浸れました

実は初めてな明治さん。
こちらのレビューで好評だったので買わせていただいたのですが見事に当たりでした!

この方のイラスト、初めて読んだ時は失礼ながら鉛筆絵?と思ったのですが、エロシーンだけやたら気合が入ってるように感じてちょっと笑えました(笑)読み返せばこれも味があるな~と思いますが。

好きという言葉がないカンちゃん(受け)
修(攻め)が「女性と結婚する」と別れる前に最後の旅行に連れて行くが、カンちゃんは当然乗り気ではなく、修と別れたくないのに引きとめるそぶりも見せない。それは今まで恋人を女性に取られてきたから、引きとめてもまた裏切られたら立ち直れない…そんな思いから修を引き留めずにいた。
本当は自分に執着を見せないカンちゃんの気持ちが知りたいからこその修の嘘で、最終的に二人は仲直りしたんですが…カンちゃんの落ち込みっぷりを見ていて胸が痛くなったので、修の嘘には正直カチンときてしまいましたw

旅行後も変わらずラブラブで、服に執着していたカンちゃんが修への愛情をどんどん出していくところが非常に可愛くて(*´д`*)モエモエキュン…
表紙と帯から物凄いシリアスなのかな~?と思っていたのに、物凄いラブラブっぷりが見れていい意味で裏切られましたw

表題作以外では、親に置き去りにされたショックから一人で眠れない貴志と貴志に買わているゲイのヒラくんのお話です。
こちらのお話も凄くよくて、結構酷い男な貴志を健気に好きなヒラくんが貴志に振り回されながら、最後消えてしまったヒラくんを追いかけるお話です。
ずっと「惚れるな」とヒラくんに言い続けた貴志が最後ヒラくんを迎えに行くシーンは感慨深かったです。でも、結局貴志のヒラくんへの気持ちは話の中で語られてなかったのですが、迎えに行ったんだからきっと二人くっ付いたんだよね!?と信じてます。これでくっ付かなかったらヒラくんが可哀想すぎる…(´;ω;`)

両作品とも、キュンとしたり切なくなったりと心を動かされる作品でとても満足出来ました!余韻に浸りたくなりますね…

攻めがどれだけ不幸になるかが見どころですね(笑)

小鉄子先生の新刊!と思いいそいそと買わせて頂きました。
ルチルで読んでたのでお話は知ってるのですがそれはそれとして纏めて読むと更に面白さ倍増!だと思います。

佐藤は、付きあった男女問わず不幸にする筋金入りの不幸体質。
大学の構内で「お前といたら死んじゃう」と男に振られている佐藤を見た妻夫木が、ひょんな事から佐藤と知り合い、佐藤に恋をする。
佐藤と付き合いだすようになって妻夫木に降りかかる災難の数々。それでも妻夫木は佐藤への恋心を抑えきれない…そんなお話です。
妻夫木が物凄くいい男…というか男らしくて、そして野球バカでもあるので随所でボケたりカッコよかったりと非常に展開が面白いですw

佐藤の体質は妻夫木にしか降りかからないのですが、どんなに怪我をしても何があってもくじけずに佐藤と付き合い続けるという意思が妻夫木にあるので非常に好感が持てました!
きっと今までいい恋人にあたらなかっただろう佐藤にはほんといい男に見えるだろうなぁ…。

引き続き連載もしているので、次巻が楽しみです(・∀・)ノ

この作家さんと言えば年下わんこ攻め

という印象がある北別府ニカ先生。
タイトル通りの甘くてキュンとするお話ばかりでした。

主人公の剛の母親が亡くなり、引き取ったのは叔父と叔父の恋人、その友人。男4人の生活も剛が高校生になり、小さい時から面倒を見てくれた叔父の友人(有希)を意識し出す、そんな表題作です。
受けがパティシエなので、タイトルから本の表紙まで甘~い感じに仕上がっております。勿論お話も。
ベッタリ甘えたな剛(攻め)にほだされつつも、少しずつ距離を置こうとしている有希。そんな有希に恋心を抱き始め、有希に気持ちを打ち明ける剛。
両思いになってからの受けの行動が年上らしくリードしていてカッコイイなと思いました。攻めは年下らしくヘタレてました…w

表題作以外では叔父×叔父の恋人で、元男娼の受けと料理人の攻めがくっつくまでのお話と、バカな高校生カップルのお話、クマを抱かなきゃ眠れない攻めと無口な受けのお話なども掲載されております♪

この作家さん、以前買ったのが「別れる二人の愛の劇場」なのですが、その時よりも若干絵が荒れたかな~という印象が(;´д`)
何だか絵がゴチャっとして見える気がします。