冥花すゐ先生インタビュー

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冥花すゐ先生インタビュー ダーク獣人BL待望の完結編! 寡黙な聖騎士×美しき流れ者 コミックス『Kyrie 2 -隻眼の狼-』

2020/04/27 18:00

青年は蛇の甘い誘惑に堕ちてゆく… 執着ラブの行く末は!?

 


BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2330回
冥花すゐ/茜新社/EDGE COMIX
コミックス『Kyrie #2 -隻眼の狼-』4月30日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!

 

STORY
種族による階級社会が絶対の世界。下級の種族、狼族出身でありながら騎士団長まで上り詰めたシグレは聖堂で出会った呪蛇(カタラ)のキリエを神の御使いと信じ込んでしまう。恋心は熱情に変わり、熱情は欲望の渦へと二人を巻き込んでゆく…。描きおろしエピローグ「Still」を加えた、獣人たちの、究極のラブ・ファンタジー。

 

――作品紹介をお願いします
初の獣人ファンタジーBLになります。奴隷階級出身で聖騎士に出世した狼族のシグレが、忌まわしき種族と呼ばれる蛇族のキリエに対して恋心を持つところから始まります。恋はやがて性欲や執着へと変わり、清廉なシグレが恋の地獄へ堕ちてゆきます。









――主人公たちはどんな攻×受ですか?
攻のシグレは、奴隷階級の狼族の出身で聖騎士になったということから戒律を守るためにハイスペックな成人男性でありながら恋を遠ざけ、童貞を守り続けています。


受のキリエは、忌み嫌われる蛇族の流れ者。悪魔祓師(エクソシスト)の力を使って日銭を稼ぎ、ひょうひょうと世の中を渡り歩いていて、ビッチのように見えるが未経験で、初めての交尾にシグレを誘います。



――当て馬や重要な脇役は?
シグレの所属する聖堂騎士団の総長、馬族のシャロムです。清濁合わせ飲むタイプで、騎士団を心から愛しています。


――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
ファンタジーということもあり、背景や調度品、服など細部にいたるところも丁寧に描写しています。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
悲しいお話になり申し訳ないですが、愛犬がお空に旅立ちました。
庭の梅が咲いた暖かい日に老衰でとても穏やかに旅立ったので、悲しさ、寂しさも感じつつ生命の神秘のような神聖なものを感じました。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
1巻から時間が空いてしまったので、長かったなという気持ちとやっと完成したという気持ちです。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
既刊作品へのレビュー投稿を本当にありがとうございます。新刊もお読みいただけたら嬉しいです。個人的にもちるちるさんにはお世話になっております。
BLは私を救います。そんなBL文化に作家としても携わることができて嬉しいです。少しでも楽しんでいただけていれば幸いです。

OPERA編集部 担当Eさんより
冥花先生初の獣人ファンタジーBLで、2巻に渡って描かれた壮大な叙事詩となりました!!
BL的なポイントで言うならば……ストイックな立場の聖騎士が、キリエの甘い誘惑に陥落していく様子がつぶさに見られるのが1巻(ときめく!)キリエに向けた性欲と愛情との狭間でズブズブと破滅的な恋の地獄に堕ちていくシグレの変貌ぶりが見られる今巻(ドラマチック!)それらに加えて、彼ら二人が階級社会の中でどのように翻弄されてきたのかも要所に描かれており表層のみならず、心の奥底までしっかりとキャラクターの歴史が描写されています。
最後まで読み終えたあとは、じんわりと深い感動が押し寄せるといって過言ではないでしょう…!!! (ちなみにラストに収録した描きおろし漫画で完結となりますので、雑誌派もお見逃しなく!)ぜひお手にとってご覧くださいませ。

 

コミックス『Kyrie #2 -隻眼の狼-

 

特典情報

 

書店共通:描き下ろしマンガペーパー
とらのあな限定:イラストカード
ホーリンラブブックス限定:イラストカード
詳しくは茜新社HPにて

 

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(C)冥花すゐ/茜新社

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