残酷な世界に 咲き乱れる 恋の花。

イトウさん

itosan

伊藤先生

イトウさん
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神128
  • 萌×243
  • 萌28
  • 中立17
  • しゅみじゃない15

--

レビュー数
26
得点
913
評価数
231
平均
4.1 / 5
神率
55.4%
著者
冥花すゐ 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
シリーズ
イトウさん
発売日
価格
¥648(税抜)  ¥700(税込)
ISBN
9784863495067

あらすじ

毎週火曜の夜、娼夫・キョウスケのもとに通い
夜明けまで他愛のないことを語り、帰ってゆく謎の男"イトウ"。
ある日、アタッシュケースに一杯の札束を持って
「仕事をやめて好きなことをしてほしい」とキョウスケに手渡そうとするが…。
闇社会に鮮血と硝煙の舞う、美しきノアール・コミックの旗手、
"冥花すゐ"初のBL単行本で登場!!

支配と被支配の学園SMも同時収録。

表題作イトウさん

イトウ,毎週火曜の夜に受を買う謎の男
キョウスケ,娼夫

同時収録作品イトウさん

モブ.受の客など
キョウスケ,娼夫

同時収録作品Cage

多賀,受の学校の教師
藤崎愛路,高校3年生,生徒会長

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数26

毒の中に1本花を咲かせるような冥花ワールド

◆イトウさん(表題作)
 男娼をやっている受けというのはそんなに珍しいわけではないですが、それに加え攻めが名前も境遇も謎の人物ということで、終始ダークでハラハラするような作品でした。イニシャルがIであることしか分からず、売り専のキョウスケにイトウと名付けられたミステリアスな彼。キョウスケに対しては常に紳士的で、暴力的に振る舞うことは一切ないけれど、時折凍てつくような眼差しになることもあり、途中まで何を考えているのかさっぱりなキャラでした。

 体の関係を求めないこと以外にも、明らかに他の客にはない純真さを感じさせるイトウさんに惚れたキョウスケは、何かから身を隠すようなイトウさんとの不安定な生活でも楽しそうで、一方のイトウさんもキョウスケから求められると優しく甘く彼を抱きます。この時点で悪い予感はしたので、刹那の2人の情熱的な関係がとても貴重に思えました。この数日間、2人の心は間違いなく人生で最も満たされていたんだろうなぁと。そして、イトウさんの境遇が明かされ、物語はハピエンともバドエンとも言い切れない結末へ。私はこれだけ短い間であっても、2人の心に芽生えた絆はとても太いものだと感じたので、希望を持ちたいですね。

◆Cage
 表題作とはまったく異なる世界観で、雰囲気はがらっと変わりますが、ダークな作品であることは共通しています。生徒の奴隷として手酷く扱われることに性的倒錯を覚える教師の多賀。でも、今まで主人にしてきた生徒達は、檻に閉じ込め監禁してしまうと皆、自分に奉仕するほどに弱り最後まで主人らしい態度をとれる者はいなかった。そんな中、新しく主人となった愛路は、奴隷だった多賀にある日突然監禁されて次第に弱っていくものの、最後の最後に実はまったく芯がブレておらず、多賀をとことん蔑む主人としての気持ちが残っていることを示してくれます。愛路の真の王者ぶりに惚れ惚れし、冥花先生の徹底したダークな展開の作り込みが素晴らしいと思いました。

0

イトウさんがカタカナの理由

殺し屋×娼夫のお話です。
紙媒体は絶版?になってるとかで、探し回りやっと読めました。

殺し屋のイトウさんは殺し屋のための英才教育を受け、感情がなく、愛がどんなものなのかも知らず、組織の、ボスのためだけに生きてきましたが、娼夫のキョウスケのためにはじめて個人的な感情により殺しをします。
そのことがきっかけで組織に追われ、キョウスケと共に逃避行するのですが、イトウさんはキョウスケの幸せを祈っていて、自分はどうなってもいいと思っているのが切ない(;ω;)
でも、キョウスケはちゃんと2人の幸せを、イトウさんとの幸せを望んでるんですよね。

これからどうなるの!!!!と、いいところで終わり、続きは2巻で。
イトウさんの過去、ボスとの関係、キョウスケを好きになった理由など、2巻で明かされます。
2巻を読んだ上で再度読むとさらに物語が深いものになると思いますよ!

コードネームしか持たないIに、イトウの名前をくれたキョウスケ。だからカタカナなのか!と納得。
素敵な作品でした。

0

イトウさんのことをもっと知りたい。

2巻が出ましたが電子化はいつになるのやら〜
・・・ということで、まだレビューしていなかったこちらにレビューを。

まずこのノワールな世界観、好きです。
【殺し屋×ウリ専ボーイ】というアンダーグラウンド臭たっぷりのカップリングもいい。
だけどおかしいな・・・実はそこまでハマれていません。
何回読んでもさらーっと読み終えてしまいます。

ただ、

“イトウさん”というキャラには心をごっそりと持って行かれます。
読み終わって心をしめるのはイトウさんのことばかり。
私にとっては、ラブストーリーはさておきイトウさんについてもっともっと掘り下げてくれまいかと思ってしまう読後感の作品でした。
そう読むと、タイトルが「イトウさん」となっている点は興味深いですね。
2巻のレビューを拝見させていただくと、私のこの欲求はいくらか満たされそうな感じでしょうか。
早く配信されないかな〜

表題作についてはそんな感想ですが、後ろに収録されている「Cage」が突き抜けた病み具合かつ、お見事な短編です。
これを持ち込んで雑誌掲載が決まったとは、さすがエッジコミックスさん懐が深い。
ベッドの上で攻めがチェンソー持ち出してきた時は思わず心臓が縮こまりましたが、結果的には別の意味でひぃぃっ…‼︎となる結末。
痛いの、流血ニガテな人は要注意です。

0

初めて恋した二人

イトウさんは、Iというコードネームの殺し屋さんです。
男娼のキョウスケ君を思いがけず好きになって
アタッシュケースいっぱいの札束をもって
これで、足を洗って好きに生きてくれと。
それで、キョウスケ君はイトウさんに興味を持ちます。

二人は相思相愛になるのですが…
逃避行です。
イトウさんがキョウスケ君のどこに惹かれたのが描かれていたらよかったな。

イトウさんは、キョウスケ君のために殺しをしたのが初めの感情で
そんな思いを感謝しているのです。
キョウスケ君はひたすらイトウさんのそばにいたいと。

純愛だと思います。

イトウさんの顔立ちは、目がつぶっている
普通に見たら微笑んでいるような顔立ち
だけど、目を見開くとゾクっとするような怖い顔です。
その描写のギャップが素晴らしいです。


イトウさんのエピソード0が連載になっているそうですね。

その後の続編として
本編ラスト、記憶を失ったキョウスケ君と再びイトウさんが恋に落ちて
南の島で幸せに暮らせたらいいと思いました。

2

次回作に期待大な作家様。

殺し屋×娼夫

ダークなお話なので好みは分かれると思いますが始終一言で表すのが難しい独特な雰囲気や世界観が私はとても好みでした。

イトウさん(攻め)がキョウスケ(受け)に惹かれた理由についての描写が詳しくあったら良かったかな。この辺りが少し惜しかったんですがこの作品が初BLというのは凄い。

ダークなお話の割にさらっと読み終え、一応結末はハッピーエンドなのかな…?読み手によって解釈は様々だと思いますが微妙なモヤモヤが残ってしまいました…もっと短くまとまっていれば更に良かったのかもしれません。

イトウさんの変わった柄のネクタイ、札束の上でのエッチシーン、短編のチェーンソーなどの演出は上手いなと感じました。

同時収録はSMな短編で、結構楽しめるお話でした

評価について、「神」寄りではありますが、萌える要素はあまり無く、該当する評価が無かったので中立評価にしています。

1

愛する人の為に 生きるという事

*イトウさん*

「好きなところへ行って 好きなように生きられるよ」

キョウスケくんに 大金を差し出し イトウさんは言うが、どこへ行って どんな風に生きようと、イトウさんと一緒でなければ意味はない。
キョウスケくんは、とっくに そんな気持ちになっているのに 自分が誰かの、かけがえのない存在になっている事なんて考えもしない イトウさんが悲しかった。

火曜の夜に キョウスケくんと過ごす時間だけが、キョウスケくんに出会ってからの イトウさんを支えていたのだとしたら、それまでの彼は どんな深い孤独を抱えて 真っ暗な夜を 越えてきたのか。

イトウさんの「目」が、それを教えてくれている気がする。

「イトウさん」「キョウスケくん」と言う、最初は ただの空(から)の入れ物みたいだった二人。
でも 少しずつ色んな物を注ぎ合って、お互いが満たされていく。
最後に お互いへの愛情で満ちた二人を見る事ができ、本当に良かった。

イトウさんは、キョウスケくんさえ生きていてくれれば良いって感じで、割と自分の命を簡単に諦めがちな気がするので、大切な キョウスケくんの為にも、一日でも長く一緒に生きていって欲しいと思う。


*Cage*

チェーンソーが 出てくるBL、初めて見たかも・・・
違うイミで ドキドキした。

未成年+後背位 て、そこはかとない背徳感が滲んでて 嫌いじゃないな、私。

2

美しい作品

「イトウさん」
綺麗で良い作品でした。
神評価も沢山されていますが、自分は何故かそこまで嵌らず…
他の方も仰る通り、まるで映画のような世界観と、裏社会的なストーリーでBL枠に収まらない作品だと思います。
ただ、映画のようである所以でもありますが、二人の感情があまり伝わってこない(元々感情の乏しい人間、というのもあるかと思いますが)のと、展開が急なのもあって、作品の世界に入り込めなかったかなと感じます。もっと時間をかけた上での展開なら入れたのかも?
でも絵も綺麗で内容も個性が光り、素敵でした!

「Cage」
こちらは短いながら、狂気を感じる凄い作品でした。
檻に囲われるのは…?
個人的にはこちらの方が好きです。
小説には突き抜ける狂気作品はありますが、漫画ではそういったもので美しい絵の良作があまりないと思いますので、是非今後に期待いたします。

1

こう見えて切ない純愛の話

最初はこういう絵柄があまり趣味ではなかったですが、
話にどんどん引き込まれてしまいました。
その「イトウさん」がズキンと来ますね。
本当の愛を知らなかった二人が惹かれ合うのがツボでした
キョウスケはウリでありながら初心だし、
イトウさんは殺し屋なのに終始優しいのがなぜかすごく切ない
ギャップ萌な私にとっては大当たりでした~
最後の結末はまた切なくていいですね
イトウさんって純愛だなって感心しました♥乙女くすぐりますwww

1

映画を見終わった感覚

退廃的で純愛。

1ページ目からどこにも行けないダークな世界を醸し出しています。
裏稼業の卑劣でシリアスな世界を、どっかに萌えが転がってるのかな?と思い胃をキリキリさせながら読み進めるのですが、萌えはスーツ+ガンホルダーの組み合わせだけだった。。
刹那的に生きるキョウスケの境遇も、イトウさんの生い立ちも可哀相過ぎて、どんどん胃が痛くなるという。。
構成もホラーのようで、来るぞ来るぞとゾクゾクします。
最後の最後で少し希望のある終わり方をしているのですが、なんとも言えないローな気分になりました。

BLとしてではなく、作品としては面白かったです!

シリアスなはらださんの作品などが好きな人には向いているかも。

せっかくの骨太設定、もう2話ぐらい追加でキョウスケとイトウさんの逃避行の話に萌えを詰め込んであれば、かなり好みの作品になってクライマックスでもっと盛り上がれたのになぁ〜!と思いました。

次回も期待してます。

3

期待高まる。

感想をなかなか文章にする気になれなかった作品。設定はともかく、物語自体はそれほどダーク&ヘヴィ系ではなかったお話だったような…、最近重い作品ばかり集中して読んでいたので、薄れてしまったのかも。

レビューを挙げて下さった皆様のおかげで目にできたカバーの色使いに、一目ボレでした。タイトルもシンプルで、シンプル過ぎるほどハードルが上がります。絵柄も好みの部類でしたので、とても楽しめました。が。

先のレビュアー様も言及されていますように、映画のようなストーリー展開で、舞台設定など作家さんの初BLにしてはマニア好みのチョイス。しかし、キャラクター作りが王道。ディープな闇社会に属しながら、非常に人間的な人物「イトウさん」ことIが、男娼のキョウスケと「たまたま」出会ってしまったことでラブストーリーが展開していきます。イトウさんがミステリアスな分、キョウスケくんがいたって普通の男の子に感じられ、そのコントラストは意図的なものなのか、気になるところ。

全体的にそつなくまとまっていたので、インパクトのあったシーンはどこどこだ、と明言できないのですが、今回のような闇社会が舞台でなくても、十分ダークなBLを描けそうな作家さんなのではないかと感じました。次回はほのぼの系や濡れ場なしの作品を読んでみたいですね。

表題作の他に「Cage」という短編が収録されていますが、SMです。教師と教え子の高校性という設定はフィクションといえども受けつけ難いものがありましたが、プロットとしては優等生的変化球でしたので、これまた一般的な高校生ものが読んでみたいな、と期待が膨らんでしまいました。

仕掛けは挑戦的だけれども手堅いところを押さえている、スタンダードな作風の作家さん、といった印象を受けました。

3

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