ろじ先生インタビュー

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ろじ先生インタビュー絶対付き合いたい攻×絶対親友でいたい受のキュンあま青春ラブ♥コミックス『親友の「同棲して」に「うん」て言うまで』

2023/07/08 17:00

写真で繋がる想い♥胸がときめく両片想いラブコメ！

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第3408回
ろじ／リブレ／ビーボーイコミックスDX
コミックス『親友の「同棲して」に「うん」て言うまで』7月10日発売
サイン本プレゼントあり！詳しくはインタビュー後に！

STORY
感情が表には出ない湊と感情が全て顔に出る航。正反対なのに写真という共通の趣味で仲良くなった2人は大学時代に同居していた。湊の就職により同居解消が決まり航は恋愛感情を自覚、社会人になり湊と再会して―…？

――作品紹介をお願いします
同居していた2人が離れてから気持ちに気づき、再び一緒に暮らし始めるまでの話です。
詳細を詰める中で、気持ちの表現が不得手な2人が写真を共通言語にして歩み寄る流れになりました。
絶対付き合いたい攻×絶対親友でいたい受、というすれ違いのやりとりが、コミカルにもシリアスにも振れるので楽しかったです。

――主人公たちはどんな攻×受ですか？
◾️湊(絶対付き合いたい攻)
会社員。
頭の中では割と論理的に考えているものの、思考の過程を省いて答えだけ口に出すために、周りがよく戸惑う。
ヨーグルトが好き。

◾️航(絶対親友でいたい受)
写真館勤務。
感情ダダ漏れなのに自覚はあまりない。思い込みが激しく頑固。

――当て馬や重要な脇役は？
湊の祖父母と幼稚園児アニキです。
祖父母は、航との向き合い方について湊が考えを出すきっかけになりました。
あと祖父母2人が揃うとケンカップルで可愛いです。
幼稚園児アニキは航よりだいぶ年下ですが、悟りを開いたようなことを言い出すので航にとってはアニキです。
隙あらば幼児と老人を登場させますねと担当さんに言われましたが、全くもってその通りです。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
同性同士であることについてはあまり悩まない2人にしようと決めていました。湊は性別に対する感応度が低そうですし、航は親友か否かに重点を置いていたので。
作画については、コロコロ変わる航の表情に力を入れました。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
描きながら航がどんどん暴走してしまったところが苦労でもあり面白いところでもありました。彼の言動は「どうして?!」となることが多く、担当さんをよく悩ませました。
航は湊のことをしょうがない奴だなあと思っている節がありますが、お前も大概だからな、という気持ちです。
結果的に愉快なやりとりが増えて楽しかったです。

――今作にまつわる裏話はありますか？
デビュー作の『ぼくのパパとパパの話』と同じ世界線のつもりで描きました。『ぼくパパ』の三人は航の写真館で家族写真を撮っている、という設定があります。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
ちょうど本作を描き始めた頃にガジュマルを育て始めたんですが、枝葉が2倍くらいに育ちました。光合成すごいです。

――今、何かハマっていることは？
筋トレとハーブティーです。
ハーブティーは友人に貰ったやつが美味しくてハマりました。作業のお供です。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
デビューして1年が経ったところで2冊目のコミックスを作ることができ、方々に感謝しています。皆さまいつもありがとうございます。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
2度目のインタビューの機会をありがとうございます。前作のレビュー等も大変励みになりました。今作も楽しんでいただけたら嬉しいです。

担当編集より
ろじ先生の2ndコミックス『同棲まで』がついに発売です！
初コミックスの『ぼくパパ』では家族愛を、今回の『同棲まで』はラブコメど真ん中を描いて下さいました。新しいろじ先生の魅力が詰まった1冊です。
“絶対に付き合いたい攻”こと湊は感情が顔に出ず人間関係では誤解を抱かれやすい性格、しかし航に対してだけは大きな矢印が出て好き好き攻撃を仕掛けます(無表情ですが)。
元来の顔の良さもあり湊にキュンキュンしちゃう航ですが……なんとくっつきません！
理由は航の友情＞＞＞恋愛主義。
湊のことは大好きだからこそ友だちでいたい、という価値観を持っているのです。
両想いなのになぜか簡単にくっつかない、でもお互いにキュンキュンし続ける2人のアオハルにたっぷり癒されてください♥