忠誠を誓う騎士×予言の御子となる高校生の異世界トリップラブ

墜ちたる星は幼王の誉れ 忠誠の騎士と予言の御子

ochitaru hoshi wa youou no homare

墜ちたる星は幼王の誉れ 忠誠の騎士と予言の御子
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神12
  • 萌×23
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
82
評価数
20
平均
4.2 / 5
神率
60%
著者
ゆきむら燎  

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イラスト
ALOKI 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
Ruby collection
発売日
価格
¥1,400(税抜)  
ISBN
9784041082799

あらすじ

父は戦乱を終結させた異世界の王だと教えられて育った枢は、ある日、異世界で目覚め、騎士ルースに助けられる。だが母から聞いていた物語とは様子が違い、戦は終わっておらず、王国は滅亡寸前。そして父王はまだ子供だった。どうやら三十年ほど時を遡ってしまったらしい。歴史が変わることを危惧した枢は、両親が出会い己が生まれる未来、なにより愛するルースのために、救世の御子となって国を勝利に導く決意をする。ルースもまた枢を「命に代えて護る」と忠誠を誓うが――?

表題作墜ちたる星は幼王の誉れ 忠誠の騎士と予言の御子

異世界の騎士 ルーファス・ダグラス
予言の"堕ちたる星" 都築枢

レビュー投稿数2

ファンタジー小説として十分に面白い

分厚い本で 初見で手に取るには迷うと思う。同じ体裁で最近ラノベの大判書籍が大量に出ているものの内容的に?と思わざる力量のものがある為手にするのを暫し戸惑った。けれどもそこはカドカワの目利きを信じて!分厚い(二度目)に加えて二段組!よく練られたストーリー、ファンタジーとしては定番ながら 主人公を定点として、周囲の魅力ある人物たちが活躍する筋運びがとても読みやすくて好感。「予言」を成就させる道筋を語るファンタジーノベル性が突出しているのと、騎士様(攻)は清廉な心根でひたすらに主人公を崇拝しており BL的エロ成分は少ない。それは欠点になるだろうか?

亡国の危機にあるラーディアが舞台である。名家の庶子 混血の生まれにコンプレックスを抱く騎士が 異界から墜ちてきた少年に惹かれ庇護から愛を抱くまでになる。一方の少年も心許なさから頼るところから始まり心惹かれるようになる……全く持って普通、王道だ。
この本の何が面白いって、何も知らない異世界をストーリーを追うことで知ることだ。「北斗七星」「日本語」「始祖の7柱」等散りばめられた謎。滅亡の危機に瀕している国を「予言」された繁栄に導く経緯 。少年を補助する「火の悪魔」と呼ばれる賢者ポジションの青年、和名であるはずの「タケル」の名を持つ騎士、孤独な敵国家女帝、主人公以外にもいるらしい「墜ちたる者」
腹違いの兄弟の確執 、幼い王の聡明さ、様々な人の関わりや思惑がある上で「予言」が「導かれるように成就する」 不思議な展開である。まだ恋路も覇道も道半ば、後編がとても待ち遠しい。

つまみ食いのBLでなくて たまたまBLジャンルだっただけで、しっかりと読み応えのある小説、それを大いに評価したいと思います。

7

長いお話を読むのは楽しい! と思える喜びを

じつは敬遠気味だったWeb投稿小説の商業出版化で面白い作品がいくつもある、という知見wを得てから、あれこれ読んだ中でこちらはスマッシュヒット! 『墜ちたる星は幼王の誉れ 君へ誓う永遠の愛』まで含めての感想です。

まず感じたのは、著者は、すごく楽しんでこれを書いたのだろうな、きっと本を読むのが好きで、さまざま、たくさん、読んできたのだろうな、ということ。

カテゴライズするなら、BL、異世界、ラノベ、ジュブナイル、SF、ファンタジー、そのどれでもあり、すべてでもある。
お話はタイム・トラベルならではの楽しさ、切なさ、謎解きのわくわく感、そして醍醐味とも言えるタイム・パラドクス、どう展開するのか、先が気になり止まらなくなります。よく練られているのに、あっさり触れられて拍子抜けしたりもする。活気ある世界の描写とお話の勢いに身を委ねるように読みました。

いくつか連想したのは、『グイン・サーガ』(栗本薫著)『アウトランダー』(ダイアナ・ガバルドン著)のシリーズの第1,2作あたり。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』よりは、ドラマ『タイム・トラベラー』か『時をかける少女』(筒井康隆著)…… 主人公が若いだけでなく、若々しいのです。このあたりをお好きな方いかがでしょうか。

さらにちょっとだけ踏み込むと、
強いていえば、ラノベ的文法が気にならないわけではない、ロマンス周辺はもう少していねいに書いてくれるとよかったな~ といったところで、いくつかあるのはあります。けれども、それらを差し引いても、本を閉じたとき、あぁ面白かった、と素直に感じる、それはそう多くあることではない、そこに同意いただけるなら、きっと楽しんでいただけると思います。
小説に限らず、本好き、活字中毒タイプの方々に、ぜひにとおすすめします。

2

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