【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】
10年ぶりに再会した甥は、あの日隣で星を見上げていたそのままの、寄る辺ない横顔をしていた―。
エロ無し叔父甥♡
姉の失踪で甥の綾と一緒に暮らす事になった叔父の隆宏。
問題ごとに関わりたくないと思いつつ暮らすうちに
綾に欲情する自分に驚き葛藤し、一度は綾を離すも、
やはり一緒に暮らすことを選ぶ隆宏。
甥、しかも子供に欲情した事への罪悪感があったので
最後までエロが無かったのが嬉しかったです!
きっと隆宏は綾の成人まで頑張って待つんだろうなぁ~♡
とラストを読みながらホッコリしました♪
そんな耐えてる隆宏のベッドに潜り込んでくる綾が・・・かわいいいぃぃぃ♡
シリアスなお話なんですが、絵が柔らかくて温かみの感じられるお話
叔父と甥のお話
この関係は絶妙ですよね
年齢差もあるし、実姉もややこしいし、いろいろ複雑なんだろうけど、そのあたりをうまい具合に流してくれてました
気にしちゃうと読みにくくなると思うなぁ
家族ものってあんまり読まないですが、このお話はプラトニックなこともあって読みやすいです
ただ、2人の愛情は家族愛なのか恋人愛なのか、決定打があったようななかったような、そのあたりも含みのあるお話が好きな方向けかと思います
池森先生は「柴くんとシェパードさん」のようなほのぼのしたお話のイメージがあったんだけど、こちらは超重くてシリアス。それでも、絵柄が可愛らしいので暗くなりすぎず読みやすい。
受けの綾は母親(攻めの姉)が綾を置いて蒸発してしまったため、叔父である隆弘と同居することに。綾は一見したところは普通の子なのだが、ちょっとした体の接触でパニックを起こしたり、お腹にアザがあることから、暴力を振るわれる虐待も受けていた事実が発覚。
隆弘はそんな綾が可哀想でだんだん可愛くも思えてくるのだけど、自分が甥っ子なぞに手を出してしまったら、虐待をしていた母親となにも変わらない…ということに気づき、その感情に蓋をして、綾を手放すことに。
この流れがとてもよかった。性的なシーンは、叔父のソロプレイのみ。
これがなければ恋愛じゃなくて家族愛の話、と言ってもいいくらい、あったかいお話。
ラストの方は甥は手を出してほしそうだったけど、血の繋がりのある設定なんだよね…。叔父は大人になるまで待つのか、それとも…。倫理観の強いキャラなので、もしかしてずっとプラトニックなままかも。
ふたりの触れ合いはデコチュー止まりなので、BLとしてはスッキリしない人もいるかもしれないけど、私は結構好きだった。
姉が行方不明になり、一人取り残された甥の綾をしばらくの間引き取ることになっか隆宏。
甥の綾は姉から虐待を受けていて、常にいい子で隆宏と関わる姿が健気です。
30代×高校生、血の繋がりのある関係なので、読み終わった後は恋愛より家族愛が強い気がしました。
2人の絡みもキスもなく、抱き合う程度なので初心者さんにオススメかもしれません。
続編で成長した綾と隆宏のお話をぜひ読みたいです。
実姉が蒸発したため、次の預かり先が決まるまで甥を預かることになった隆宏さんなのですが、この人基本的に面倒ごとを避けたいから見たくないものは見ないふりをするタイプだったんだろうなと思います。
でも、綾と関わって生活して情が湧いてくるにつれて、綾の育ってきた環境を知らないままにはできないので覚悟はないけど少しずつ他人から家族へと歩み寄っていく2人。
ですが、段々と隆宏さんは綾をかわいいと思い始めて、男だし甥だしと悩むところがよかったです。保護者だしね。
手を出してしまったらそれは違い種類の虐待になってしまうってきちんとわかってるから離れようとするんだろうなと思いました。
でも両想いだし、隆宏さんちゃんと綾が大人になるまで待ってるんだろうなと思うと心があったかくなりました。
ただ、このマンガ、綾のお母さんからの虐待シーンがあるのでそこを読んでるのがしんどかったです。