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表題作碧の闇 銀の夢

その他の収録作品

  • 消えた吸血鬼
  • はぐれ者
  • 姿
  • 契約
  • 生と死
  • 帰天
  • 終章

あらすじ

一刻も早く使命を果たす!!愛すべき命が終わりをつげるその時、僕は人間でありたい
狩る者(クルースニク)と狩られる者(吸血鬼)は必ず一対で存在する。そして必ず巡り会う。キープは300年もの間、吸血鬼・ミッドナイトを狩るため生きてきた。死闘の末、ミッドナイトを倒したはずだったのだが、一瞬人間に戻ったキープの血が触れたため、ミッドナイトを完全に狩ることはできなかった。一方、対の吸血鬼を失ったグットラックはスルースニクが吸血鬼の生気によって不死を保つと知り、他の吸血鬼を探しに行く。そして、かつて対であったエンドレスとそっくりの吸血鬼に会うのだが・・・!?
「紅の闇 白の影」続き、オール書下ろしで登場!!

作品情報

作品名
碧の闇 銀の夢
著者
とりマイア 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
ミリオンコミックス B'sANIMA Series
発売日
ISBN
9784813050094
3

(2)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

そのあとそれからどーなった?

エンドレスと怜がいなくなってから~な、周囲のキャラクターたちのその後のお話です。カップリングなお話ではないんですが、みんなエンドレスが好きすぎてるのが全力でわかってしまう。
どんな形であれ、大事にいつくしんでいたんですね(ノД`)・゜・。
■ソーサー(魔狼)
エンドレスにずーっとくっついていた狼くんですね。
エンドレスが人間に転生してしまったので、必要なくなっちゃったはぐれ狼なわけですが、どんなにそばにいなくても、想いつづける姿が健気で泣ける。どうにかしてやりたいが、エンドレスはどうにもならんのでどうしようもない。
魂だけの吸血鬼に、身体を貸してやるシーン。その姿がエンドレスっていうのがまた涙をそそりますね。一番欲している姿。長い間想いつづけた相手のがたをかたどった瞬間がモロ
ちゅぅか、人型になれたのね君ww
■グッドラック
エンドレスのクルースニクだった男。エンドレス人間に転生しちゃったので人間には戻れません。これもまた想いを寄せていた一人。
今回はそれがまたあからさまに垣間見えましたね。擬態とわかっていても、その姿を求めてそばにおいておきたくなってしまう。どんな手段をつかってでも、それが不徳だとしても。
なんだかんだで可愛い男なんです
■キープ
今回メインな人ですかね。あるいみ。
クルースニクに目覚めてもう100年は軽くこえ。しかし、若い女と恋に落ち彼女だけが年をとった。早くヴァンパイアを滅して、老い先短い彼女と同じ人間として死にたいと必死にがんばる姿はいい!
最後の最後まで丁寧に描かれた結末が良v
■ファウスト
エンドレスをヴァンパイアにした男・・・の子。
見た目が少年なのでショタくさいwwある意味グッドラックとこの後なにか恋愛な展開に及んでくれると面白いと思うw
人間になり、もう少し成長したエンドレスと怜。どちらがどちらに突っ込んでいるのか・・・いや、うん。あっちだろうな~と思いつつww
妄想ばかりが膨らむのでこのへんで

2

エンドレスラブ

ボンデージヴァンパイアもの、第2巻
前巻で、吸血鬼エンドレスが死んだその後のお話なんですが、ヴァンパイアハンター・クルースニクのお話になりつつも、みんな亡くなったエンドレスが大好き♪っていうまとまり方をしていました。
何か、追悼番組みたい・・・(?)

キープというクルースニクがいて、彼はミッドナイトというヴァンパイアを追いかけているのですが、大事にしている人間・鈴蘭(もうおばあちゃん)の為にヴァンパイアを倒して人間に戻り、鈴蘭と同じ人間になりたいという希望がある。
一方、前巻でエンドレスに執着しつつも、エンドレスは人間に転生してしまった為に人間になれなかったクルースニク・グッドラックははぐれものとして、一人で生き続けている。
そんな時に、キープはミッドナイトを倒し損ね、ミッドナイトはエンドレスの従者だった狼のソーサーの力を利用し、彼の心にあるエンドレスの姿を借りて再び実体化してクルースニク達の前に現れるというお話。

この本の一つの柱は、いかにエンドレスが皆が愛するほどに素晴らしい心の持ち主のヴァンパイヤだったか、ということなんで、いくらミッドナイトがエンドレスの形を借りても、行動や考えはエンドレスには及ばない、みな、みてくれに騙されるな!っていうお話。

もう一本の柱は、キープの鈴蘭を一途に思う愛の気持ちの純粋さなんですね。
キープのような成就は、思いが叶わなかったグッドラックにとってもあこがれになる、愛の姿といったところでしょうか。

前巻同様、性行為はなく、クルースニクとヴァンパイヤは触れあうことでエクスタシーを共有できるという設定なんで、官能の表情勝負です。
そこに、とりマイアさんの趣味のSM風味とボンデージが加わっているので、シチュ萌え作品といったところでしょうか。
前巻で転生したエンドレスがラストに出てきていて、不完全なヴァンパイヤ・怜も気になるところでしたので、ひょっとしたら、このシリーズ、細々とある日ひょっこりまたお目にかかる日がくるかもしれないですね。

1

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