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表題作カラスの嫁入り

神楽坂理央,27歳,神社の跡取り
烏城凪,18歳,高校生

その他の収録作品

  • カラスの嫁入り 其の後(描き下ろし)

あらすじ

桜坂稲荷神社(さくらざかいなりじんじゃ)の跡取り、神楽坂理央(かぐらざかりおう)には
神使(しんし)である狐の宇迦様と話せるという特別な力がある。
代々神楽坂家は同じく特別な力をもつ烏城家(うじょうけ)との身体の結びつき(婚姻)によってその力を維持し、神社を繁栄させてきた。
しかしある日、理央の婚約者・百合(ゆり)がいなくなったという知らせが…!
そして「姉の代わりにしてください」と突然現れた百合の弟の凪(なぎ)に夜這いされてしまい?!
キュートなキツネや小姑のカラスも交えたドタバタお家騒動ラブストーリー!

作品情報

作品名
カラスの嫁入り
著者
佐倉リコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
ISBN
9784864423632
3.7

(75)

(20)

萌々

(24)

(22)

中立

(8)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
12
得点
270
評価数
75
平均
3.7 / 5
神率
26.7%

レビュー投稿数12

心情描写が最高!!キュンキュンする

受けの家庭環境がなかなか複雑な感じだったので、受けの家族は嫌なやつなのかなーと読んでいたら、愛ゆえの行動だったと言うことが判明し、驚きました。なんだかんだ、本当の家族にも、攻めにも愛されている受けが愛おしかったです。

攻めも最初は戸惑っていて、あくまでも受けのお兄さん的な立場で接していたのが、無事恋人同士になって、受けが大学生になったお話では、彼氏っぽい一面が見えて、こっちまでキュンキュンしました!

本編の回想シーンで受けが小さい頃に攻めに助けられるシーンがありましたが、その時から、攻めのスパダリが見え隠れしていて、微笑ましかったです。

今回のお話では、スパダリ攻めであるにも関わらず、攻めが怪我をしてしまい、受けに日常生活のお手伝いをしてもらうシーンがありましたが、慣れないなりに、純粋に一生懸命頑張る受けに心を打たれました!

ドラマCDもあるみたいなので、お金が貯まったら買おうと思います!楽しみ!

1

役割がある人、ない人

 桜坂稲荷神社の神楽坂理央は、若いながらも神社の神主を務めています。
 桜坂稲荷神社は、理央のお告げがよく当たるから人気なのですが、理央は、宇迦(うか)と呼ばれる狐の言葉を、お告げとして相談者に伝えているのです。
 この特殊な能力は、神楽坂家と烏城家の人間が契りを交わすことで子どもに引き継がれますが、許嫁である烏城家の百合は逃げてしまいます。
 その上、理央は宇迦の言葉が聞こえなくなり、理央も桜坂稲荷神社もピンチを迎えます。
 烏城家からは百合の弟である凪が来ますが、凪は男です。
 私は最初に理央の元に凪が来たときの理央の戸惑いが忘れられません。本当に自然な表情、感情だと思います。その上理央は凪から好きと告白されますが、理央の受け入れることへの戸惑いや時間がかかるところも自然な姿で、感情の波を追体験しているようでした。
 もうひとつこのお話で楽しかったのは宇迦ちゃんです。宇迦ちゃんがかわいいです。

1

某テーマパークかしら…甘いの!

安定の佐倉リコ先生クオリティ~!

本当可愛い…
ファンタジックなお話。

代々受け継ぐ神楽坂家と烏城家の、嫁取りに関して約束事がありました。
神楽坂家の跡取りが烏城家からお嫁さんを娶ると、まあずっと神通力が維持されて、家内安全子孫繁栄が続くという…

まあ、なかなかです。
だから、当然反発を持つ子も出てきますよね~
神楽坂家跡取りの理央の許嫁が失踪!

なのに、許嫁の弟、凪が現れて。
理央は神使のお稲荷様のうかちゃんの声が聞こえるんですよ。対して、現れた凪は烏のコガネと話せる。 

凪は、もう凄く想いを抱えて理央を訪ねてきたんです。まあ姉の代わり、妹の繋ぎとして自分を好きに使って!って。
いやいや、突然過ぎだよね。でも理央が優しい。

思い詰めた凪の真意を知って救ってあげたいと思うんです。
一緒に過ごすうちに、凪の健気な可愛さに気付いてしまいます。凪のセルフケアを見ちゃったら…

理央の名前を呼びながらイっちゃってしまってるし~!

理央、絆されてます。思わず理央もセルフケア…

なんだかんだ、理央と凪は気持ちを通わせまして…
突然、出戻った元許嫁の凪の姉の後押しもありまして。

なかなか難しい問題山積みだったはずなのに、愛が全て解決しちゃう。両家の問題が、あららスムーズ。
さらっとしていると感じてしまいました。

ですが…
やっぱり佐倉リコ先生クオリティ!
えっちが甘い!甘いの!
受の凪は、健気可愛いまっすぐ好き好きエロス。
はわわ~!えっちの時のアングル素晴らしい。
もう~受の可愛さエロさが溢れています!

そりゃ理央も、たまらんよ…理央はギプスしてて自分の思うように動けない!まあ、次の期待高まりますよね~!
まあ、後に理央の思いは叶いますけど。

とにかく、この作品はファンタジック、スウィート、エロさ。
某テーマパークかしら。(どこ…)
可愛さエロさ溢れたアングルを堪能して頂けると思われます❤

きっと神楽坂家と烏城家は、これからも繁栄するのではないかと…!

6

狐の嫁取り

メイン2人がかわいいのもさることながら
キツネのウカちゃん激マブ(*´Д`)ノシ

さて本題。
タイトルが「カラスの嫁入り」だから
また擬人化的な話しなのかな〜なんて思ってたわけですが、全然違ったわ(笑)
お狐様とカラス様を従えた
2人の能力者。
代々その能力を受け継ぐための縁組を設けてきた家同士。今回も縁組よろしくやってたのに、婚約者に逃げられる悲劇。
そんなら代わりにってやってきた男の子。、っふぁ!?

から始まる恋物語。
実は実はな種明かしは緩めではあるものの
淡い初恋実らせる話しは大好物なわけで。
そんなイジラシイコを好きになるのは必然なわけで。

濡れ場がもうちょい見たい!なんて
思う部分はあるにせよ、トータル可愛い1冊でした。
作画が好みなんだよなぁ
ウカちゃん可愛いんだよなぁ。

その後の2人と二匹の話しがもっと読めたらいいのになぁな読後でした。

1

いろいろと疑問だらけ

「カラスの嫁入り」とあるのでカラスが活躍するのかと思いましたが
残念ながらそうではありませんでした(ガッカリ)
で、内容を言えば代々特別な力を持った同士の婚姻関係を結ぶ決まりのある
神楽坂家(稲荷神社)と烏城家でしたが烏城家の長女がいなくなり
「姉の代わりにして下さい」と烏城の長男凪が現れる事から物語が始まります。
昔から神楽坂の跡取り理央に憧れていた凪はあの手この手で迫りますが
理央は「混乱して今は考えられない」と言い少し距離が出来た所に
強引な記者から凪を庇った理央が足を骨折した事で関係が深まるのですが
そのタイミングでいなくなっていた長女が帰って来てしまい
姉に理央を渡したくないと思ってしまう自分に嫌気がさした凪も実家に戻る。
なんだかんだで昔からの慣習を終わりにすると決まり
晴れて二人はみんなに認められ、幸せなカップルとなる。

なのですが、これって先祖代々近親婚って事ですよね?大丈夫なの?
あと理央が「男相手のやり方はよくわかっていない」と言っていたのですが
別のシーンでは「今までまともに恋愛なんてしたことないからなぁ」とあり
これって許婚が居るから本気にならない遊びはしてたって事?
それと長女に誰か好きな人が出来たんだと思ってたのに
実はそうじゃなかったみたいってのが拍子抜けなんですが
元々神社に嫁ぐ予定だったのに大学に行ってたっていうのからして
最初っから結婚する気なかったんじゃないのかな?って思い
読み終わってからはタイトル通り、いろいろと疑問だらけなのでした。



7

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