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なんでこんなに評価低いんだー!と思ったのではじめてレビュー投稿します。
ショタは苦手だった私がものの見事にハマりました。前作は棕櫚と柚柚のお話がメインでしたが、本作は狐天狗と人間の混血児、白拷(しろたえ)ちゃんがメインです。
かわいすぎるだろ、白拷は…。もうこのかわゆさは殺人的です。しかし、ただかわゆいだけではなく、分かり合いたいのに分かり合えないというある種、普遍的なもどかしさをテーマにした「言ノ葉」や、愛する人を想う「カヘルトコロ」にはうっかり涙してしまいました。
耳やしっぽつけた子が出てくるBL漫画多しといえど、こちらはただ可愛いだけに終始しない強い説得力を持っています。続きが読みたい!
こちらは前作のある作品ですが、前のを読んでいなくても十分に楽しめる作品
だと思っています。前作では狐の棕櫚×人間の柚々の駆け落ちカップルのお話でしたが、
今回は鴉の黒羽×棕櫚の弟白桍がメインとなってます(兄カップルも出てきます)
素直じゃなく意地っ張りの黒羽と言葉をしゃべることの出来ない白桍はなかなか
思いが通じ合わないのですが、黒羽の優しさが最終的に白桍を包みこんでいて読んでいて
とってもほっこりするお話になっていると思います。
棕櫚の弟、ということでショタっ気は前作よりかなり上がっていると思います。でも、
ショタというよりストーリーの優しさや可愛らしさがこの作品のイイところだと思います。
読み進めれば読み進めるほどラブ度が上がっていき、こちらまで幸せいっぱいにしてくれる
作品です!ショタが好きなら絶対に買うべき作品だと思います。
個人的にこの中で一番好きなのは『言ノ葉』です。がんばって文字を覚えようとする健気さに
胸が打たれました。
1巻ではメインが柚々と棕櫚のカップルだったけど、2巻ではシロタエと黒羽がメインで、二人の仲も進展しています。2巻でも、柚々とシロタエの可愛さは健在です。
特にシロタエが、黒羽に甘えるようになったり、柚々に嫉妬したり、料理を頑張ったり。いろいろな表情や様子が見れて、黒羽との仲が深まったんだなとキュンとなりました。
黒羽も少しずつ、素直になってきているし。
そんな二人が会話しようと頑張った『言ノ葉』のお話が一番好きです。話せないシロタエに、文字を教えようとする黒羽。なかなか覚えれないシロタエに、黒羽は怒って部屋を出ていきます。
くろはという字を棕櫚に教えてもらって、一生懸命練習するシロタエに、黒羽と一緒になってキュンとなりました。
棕櫚が教えた4人の名前のつながりには、凄いと感動しました。
黒羽が字に頼らなくても、通じ合おうと思ったことが嬉しかったです。
最初から最後まで可愛いとキュンが詰まった1冊です。これで終わりなのが残念です。
「狐の魂呼い」シリーズの2冊目ですが、今回は前回のメインだった棕櫚の可愛い弟の白栲と烏天狗の黒羽のお話がメインになっています。
同人誌で発表された作品やそれを描き直したもの、雑誌で発表された作品が混ざっていて、中にはとても短いものもあるのですが、どれも心温まる可愛い作品でした。
日常の一コマみたいなお話がいいんですよね。特に白栲の可愛さ炸裂!という感じでした。
黒羽も徐々に自分の気持ちを伝えるようになってきていて、こちらも慣れないぎこちなさが可愛いです。
棕櫚と柚々も落ち着いた夫婦(笑)になってきてる感じですが、相変わらずの甘々です。
ふわふわ、ほっこり癒されたい時にはお薦めです。