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【※あくまでも、読解力と行政知識の無い人間のレビューです!!!】
上巻のレビューで「小難しかった」を連発記載しましたが
下巻発売迄の7か月間で私の脳は成長していなかった。。。
まぁぁぁぁ難しかった。
公安の唐橋が潜入捜査していた青砥が政権がらみという事で
飛び交うセリフが難しいこと難しいこと・・・。
設定内容や本筋の展開的には評価は「しゅみじゃない」です。
しかし、単純にキャラ萌え目線的には「萌」でした。
なので間をとって「中立」。。。
(以下ネタバレ)
公安の人間であり潜入捜査先である青砥に元々身元がバレていた唐橋。
しかし人心掌握術も悪知恵も交渉力も上をいく青砥に泳がされていた結果
唐橋は過去の恋人を陥れた相手への復讐の為、
青砥側に寝返ります。
寝返ると言うか自分の復讐を果たす為に青砥のコマとなる???
正直途中、復讐に心を奪われた唐橋に不快感ガンガン爆上がりでした。
過去が切ないとかでは補えない程に。
そして上巻から「謎」の多かった真理谷。
過去を同情した青砥によって箱入り娘以上に大切に育て上げられた結果
ただの世間知らずな(知識のない?)美青年だったって感じでした。
逆に読み終わった今は、ただただ青砥が尊い。。。。
結局一番切ない過去を持っていたのは
恋人を死に追いやられた唐橋より、
美貌が故に酷い目に遭い続けた真理谷より、
この世に生を受けつつも自分の存在を記して貰えなかった青砥だった気がします。