電子限定おまけ付き
あめきり先生デビュー作「ハツコイノオト」のスピンオフ作品です。
ですがスピン元と同等、或いはそれ以上の名作に仕上がっていると思います。
勿論どちらも最高に素晴らしい名作なのですが好みにもよりますがレンアイサイドの方が好き!って人も増えそう…それくらいの作品です。
あめきり先生の作品らしくとにかく心に沁みます…それはもう物凄く沁みるんです。
泣いたり笑ったり怒ったり嬉しかったりといった喜怒哀楽は勿論の事、時にはズキっと感傷的な気持ちに浸らせてくれる…でもその先に優しい結末がまつ珠玉のラブストーリーだと思います。
とにかく歩夢のキャラ個性が凄く立っていて堪らなく魅力的です。
ちいさくてかわいいものが大好きな彼。
つばめに失恋して傷心の心を癒そうとするも大惨事になりかけ…そこを龍に助けられて始まる二人の恋物語。
そんな歩夢の心情描写だったり感情の動きがもう片時も目が離せず本当にずっと見ていられます。
かわいい…幸せになって欲しい…そんな思いばかりが脳裏を過りました。
勿論このレビューを書いてる自分が歩夢と言うキャラが大好きなのでひいき目はあるかも知れませんが…
でも他の読者さんにも共感してもらえると信じてます(笑)
そして龍のポジションがまた物凄く絶妙で最高なんです。
歩夢の心の傷や隙間を埋めてくれる様な存在、そして彼の気遣い力の高さw
でもこの龍にも恋愛面では苦い経験があって、その部分を埋めて行ってくれるのがやはり歩夢なんですよね。
自然と好きになって行く流れも読んでいてすとん、と入ってきますしだからと言って速攻くっ付く訳でも無くて…。
その辺りは端折ることなくしっかりと描いて下さってるので大丈夫です!
あめきり先生の漫画は時々キャラがデフォルメされますがそれがまた可愛くて仕方ないですね。
そのポイントもまた凄く絶妙なので切なさに心が重くなり過ぎないように作用していて読み易さに拍車を掛けてる気がします。
「ハツコイノオト」「ちょっと待ってよ、春虎くん」と来てスピンオフの「レンアイサイド」
でも前2作品と肩を並べる素晴らしい作品なので是非読んで欲しいと思います。
先生の作品が大好きです。本作は以前に1話を読んで、単行本化を待ち侘びていました。
「ハツコイノオト」のスピンオフ。前作CPの親友が主人公。前作は先に読まれた方がいいと思います。
攻めの龍、すごく好きなキャラだったので嬉しい♪クールな性格と涼しげなお顔と高身長がすごくカッコいい!
受けの歩夢は、前作では当て馬で苦手なキャラでしたが、本作ではすごく可愛い意地っ張り美人です。
初っ端から歩夢のピンチを龍が救出、カッコ良すぎる!歩夢が不憫だわ、龍が優しいわで、ちょっともらい泣き。
そこから友人として一緒に過ごすようになり、二人の距離が縮まっていきます。その描写が二人ともとっても可愛くて、ずっとキュンキュン、ニヨニヨしてしまいます。
歩夢はカッコつけだったり、意地っ張りだったりする反面、すごく優しくて素直な面があって、いろんな顔を見せてくれるのが、可愛くて愛おしいです。
龍は、本心をあまり語らなかったり、ちょっと意地悪なところもあるけど、実はすごく優しい子で、そのギャップにキュンとさせられます。
中盤に攻め視点となり「龍ってば寡黙の裏でこんなこと思ってるのね〜!」とめっちゃ萌えました♡
そして歩夢にだけ見せる優しい笑顔が可愛い!!
後半、またも歩夢のピンチに慌てて駆けつける龍。泣く歩夢を抱きしめて、さすさすポンポンするシーンはもう、ズキューーーーン!!でした。
そして龍の告白シーン。
傷ついてもいいから恋を始めたい、気持ちを伝えたいっていう龍に胸がキューンとして、少し泣けてしまいました…。
かと思えば、強引に且つエッチに迫る場面もあり、ドキドキさせられます♡
終盤には、今度は龍のピンチに必死に駆けつけ励ます歩夢。似たもの同士のいい子達に、またもやキューンとなります。
ラスト、自信のない龍にたくさんの好きを伝える歩夢の優しさと愛情、それを受け取る龍の嬉しそうな笑顔、キス…最高でした♡
最後の初エッチは、歩夢がすごくがんばってて、龍は泣き顔に煽られてエチエチでした♡
書き下ろしは、初めての夜の翌朝、ベッドでのカッッワいい二人でした♡
カバー下漫画もお忘れなく♪
とにかく二人ともずーーーっと可愛くて、キュンと萌えとニヨニヨの大渋滞でした♡
甘々な二人がもうちょっと読みたかった!
続編、または番外編が読めたら嬉しい…。
紙本購入 白短冊修正
ハツコイノオトのスピンオフ、復習せずに読み始めた。あれ?全然覚えてないやん、この子誰だっけ?と思いながらも全部読み終えめちゃキュンキュンしました。
が、ハツコイノオトを復習してからもう一周。
うん、やっぱり先に前作読んどいた方がより楽しめる。
この作品単体でも読めますが、先にハツコイノオトを読んでからの方がオススメ。
つばめくん、笑也くん、龍くんは同じ高校
つばめくん、歩夢くんは同じ中学出身
つばめくんと笑也くんはお付き合い中
歩夢くんはつばめくんに片想いしてたけど、2人が付き合い出したから絶賛失恋中
ってところからお話は始まります。
歩夢くんは、小さくて可愛い生き物が好きでつばめくんも小さくて可愛いので好きだったの。
だから自分より大きくて男っぽい龍くんは全く好みじゃないのに、一緒にいると心地よくて楽ちんなんだよね。
龍くんも過去の恋愛トラウマあるし、あたふたする歩夢くんの事がノンケなのに可愛く思えて来ちゃったりしてさー。
もー早よこの2人くっつけよーとキュンキュンしながら読んでました。
しかし、龍くんが実家から出て家に帰りたくない理由、まぁまぁハードよ?兄嫁図太過ぎる。
心に迷いが出たら簡単に不倫しそうな女じゃない?
誰にも打ち明けず心にしまってる龍くんスゴイわ。
また恋ができてよかった。
そして、ハツコイノオトでも出てきてたネタ、[兜合わせが男同士のセックスだ]と思い込んでるってのはもちろん出てきました。
だってつばめにそう教えた発信元が歩夢なんだもんw
2人共タチの認識があるのにどうポジション決めすんのかと思ったらそうなりましたか、歩夢くんが優しいからすんなり決まりましたね。
準備で気持ち萎え萎えだったのに、触れられてすぐにエロモードに入れて良き初体験になってよかったね。素直に好きな気持ちを言葉にするしボディランゲージする龍くん可愛い。いじっぱりでカッコつけなのに、龍くんの前では泣いたり怒ったり素の歩夢くんになれるのもいいね。
ハードで鬼畜なお話好みがちなのですが、こーゆーピュアラブも好きです。いいお話読んだな〜って気持ちになれました。
紙本で購入。
太め多めの白線修正。
「ハツコイノオト」のスピンオフだと知らずに購入したので、思わぬカタチで龍と歩夢のお話が読めて歓喜!でした。
最初に歩夢が襲われそうになっているところを
怪我をしながらも必死に助けてくれた龍の優しさを見た時点で彼の人柄の良さにやられてしまい…その後は龍を応援しながら読み進めていました(笑)
お互いにあまりいい印象ではない出会いをしたふたりでしたが、徐々に仲良くなっていく様子がとっても自然で素敵でした。
何かと意地っ張りな歩夢が龍の前では取り繕わずにいられて、龍もまた歩夢には素の自分を出せて。
恋に変わりそうで変わらない、お互いに意識し合っている空気感もたまらなく良かったです。
ただ龍の義姉とのエピソードがかなり胸クソで、義姉の行動のあり得なさに引いてしまって
こんな人とこの先も龍は家族でいなければいけないのかと思うとやるせない気持ちになりました。
こういうのって、龍の気持ちの問題だけではないと思うんだけどなぁ…
と、ほんのりモヤりつつ。
そういう過去ごと救ってくれるような歩夢の言葉に、こちらもまた救われたのでした。
優しいけれど不器用で、自分をうまく表現できなくて。
そんな似た者同士なふたりの恋を最後まで見守ることができて嬉しかったです。
龍と歩夢の絶妙にバランスがとれたやり取りがめちゃくちゃツボだったので、お付き合い後の甘めなふたりもまた見てみたいなと思いました。
試し読みの段階で泣くとは思わなかった(;///;)
不器用で傷ついてばかりの受けをギュッとしたい。
「ハツコイノオト」のスピンオフ作品ですが、
単体でも読めるのでスピンで躊躇してる方は是非に…!
試し読みがお好みなら大丈夫だと思います~~~!!!
さてさて。
受け:歩夢
中学時代の親友・燕に片思いしていたけれど玉砕。
失恋の痛みから次の恋を探すも騙されてしまいーーー。
拉致されそうな場面で偶然通りかかった龍が助けます。
攻め:龍
燕&笑也の高校の友人。クールで寡黙。
歩夢を助けたのをキッカケに仲良くなりました。
言葉選びが下手で歩夢を怒らせることも多々…。
偶然知り合った二人は連絡先を交換して
少しずつ互いを知って恋に発展するお話なんですが、
互いに支え合っている姿にグッとくる作品でした…!
まず歩夢について。
見栄っ張りで過去には燕を傷つけてしまったけれど、
ちゃんと人を思いやれる優しい子なんですよ…!!
人からどう思われるかを気にしちゃう質から誤解されやすいのがツラ(;ω;)
でも龍の前では何もかも曝け出してて
表情から感情ダダ漏れなのがめっちゃ可愛いです…!
意地張ったところでただのツンデレでしかないっていうw
始まりが始まりなので
歩夢が龍に救われるお話かと思ってたんですが、
歩夢はただ寄りかかるだけの受けじゃなくて良きです◎
龍はーーー……。
表情に出ないのでわかりにくいんですが、
辛い失恋をしたあとで傷ついていたんですね…。
しかも現在進行形で自分を無意識に下げている。
(龍が失恋した相手がクソすぎて)
(個人的にはものすごく許せない気持ちでいっぱい!)
(結婚したあとも龍をいいように使ってたのがもぅ!)
歩夢は心の機微に敏感というのかな…?
龍はホンットわかりにくいんだけど、
歩夢は正しく理解してあげられるのがすごく良いッ!!
龍が歩夢に惹かれた理由のモノローグがあるんですが、
無意識に自分を下げちゃう理由と相俟って泣けました。
恋に傷ついた者同士が寄り添う姿、
一生懸命さが伝わる心理描写は流石あめきりさんですね。
意地張ったり、嫉妬したり、等身大の恋が楽しめました。
個人的に密かに楽しみだったのは、
歩夢が男同士のエッチを勘違いしてるアレ…!!!
正しい情報で動揺する可愛さが良き栄養でした♡♡
(ゲスくてすまねぇ)
当たり前のように龍を抱くつもりだったところも、
当たり前のように龍が「逆だろ」と訂正したのも、
事前にポジション確認があってニヤニヤします////
感情がわかりにくい龍を理解出来る歩夢。
格好つけたがりの歩夢の素を引き出せる龍。
補い合うような関係が切なくてキュンとくる作品でした(∩´///`∩)