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表題作いつでも鼓動を感じてる

窪塚元就
受様のお隣に住む幼馴染で元刑事の私立探偵
里中佳弥
大好きな攻様とやっと恋人になった高校生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

窪塚元就と恋人同士になった里中佳弥は高校3年生に。
学校帰りに元就の探偵事務所へ立ち寄る佳弥だったが、そこには晴紀という居候がいた。
子ども扱いする晴紀に苛立つ佳弥へ、元就は晴紀を知人で依頼人だとしか言わない。
しかもストーカー事件以来、過保護すぎる周囲に憂鬱な佳弥は、元就とも喧嘩ばかりで…!?元就&佳弥の人気シリーズ、全編書き下ろし。

作品情報

作品名
いつでも鼓動を感じてる
著者
崎谷はるひ 
イラスト
梶原にき 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
いつでも瞳の中にいる
発売日
ISBN
9784344806351
2.9

(11)

(1)

萌々

(1)

(5)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
28
評価数
11
平均
2.9 / 5
神率
9.1%

レビュー投稿数3

う~ん…深い。

「いつでも瞳の中にいる」の続編。今回は元就×佳弥っていうより、元就と昔関係があった綾乃(姉)と晴紀(弟)の方が気になりました。き…近親相姦…?

3年になった佳弥は、元就の探偵事務所に立ち寄る日々を過ごしていましたが、事務所には晴紀という居候が。この晴紀は一度だけ元就と寝た過去がある人物で、最近誰かに狙われて身の危険を感じたため探偵の元就に依頼をしてきたようです。

そうとは知らない佳弥は苛立ち、元就とは喧嘩ばかりしてしまいます。おまけにストーカー事件以来、周囲が過保護すぎて憂鬱な佳弥は夜遊びをしてしまいました。夜遊びといっても酔って気分の悪くなった女性・綾乃を介抱してたのですが。

この綾乃は実は晴紀の実姉で、二人は以前からたいへん険悪な仲。いがみ合っているのか憎み合っているのか、それとも愛し合っているのか…?ここの所は最後までわかりませんでした。ただこの二人と過去に関係を持った当時の元就は最低な男だったようです。晴紀を抱いている最中元就が呼んだのは、当時10才の佳弥の名前でした。…う~ん…深い。

で、夜遊びした佳弥はもちろん元就と梨沙ママから大目玉を食らいました。拗ねて落ち込んだ佳弥に、アメリカに単身赴任中のパパさんからお電話が。
梨沙ママから事情を聞いた佳弥パパは、叱るわけでもなくただ淡々と諭します。穏和なパパに佳弥は「父さん、でっけー。俺ちっちぇー……」と呟いて、父には勝てないと実感しました。家族愛ですねぇ(≡∀≡)

…で、そこからは色々ありましてとうとう佳弥は綾乃と晴紀が昔元就と関係があったことを知ってしまいます。全てを佳弥に知られた元就は、もう何かを諦めた様子で佳弥の断罪を待っていました。

しかし佳弥は逃げませんでした。ワルイコトをした元就を泣きながらひっぱたいて、きちんと謝らせる佳弥は強いなと思うし、周囲にたくさん愛されて育った結果でしょう。

全てが終わり綾乃と晴紀が去った後、佳弥は元就の家へ。不安を捨てきれない元就に抱いてくれと迫って煽って、初めてのフェラチオも佳弥は頑張りました(笑)

なのにまだ何かを振りきれない元就に佳弥は「いいことも悪いことも、やらしいことも、全部元就が俺に教えて。それで…大人に、して」と告げました。これにはさすがに元就もやられたようです(笑)

佳弥は本当によく頑張りました。番外編小冊子では大学生になった佳弥と元就がラブラブでよかったです☆

1

年上(攻め)がへたれすぎてる?

いつでも瞳の中にいる、の続編です。こちらも探偵という職業柄、事件が起こるのですが、ストーリーそのものは一巻よりもう~む、となる部分が多く…というのも、事件そのものはかなり身内のものでした。

元就は何か厄介な事件に巻き込まれていて、そのせいで佳弥はほうっておかれて、何の事件かも教えてくれない。
それに佳弥はヤキモキし、依頼人である春紀が元就にベタベタすることにヤキモチを焼きます。
一巻も身内の事件といえばそうなのですが、一応は警察も介入するような事件でした。しかし、今回のお話は蓋をあけてみれば…
(以下はネタバレを含んでいます)

ほんとに話し合って解決しなさいよ、大の大人が!とツッコミを入れたくなる事件でした^^;
正直期待していただけに事件の真相にはちょっと呆れてしまいました。
春紀というキャラクターが非常に意地悪でして、何故こんなに意地悪なのか、何か春紀というキャラクターに深い謎があると思っていたのですが…

また、元就が佳弥に春紀との関係を言えないでいるのも、事件の内容を話せないでいるのも守秘義務や依頼人やの安全を考えて、ではなく全て保身のためなんです。
「保身のため」だという事は最初からにおわせているので悪いわけではないのですが、12歳も年下の佳弥に全て解決されるなど何事かと

こういう歳の差ものだと、仕事仕事で構ってくれない恋人に年下の受けが理不尽に怒るというのがセオリーだと思います。子供故に許されるわがままというか、思慮のなさというか、それが成り立つのが歳の差カップルだと思います。
このお話もそんなものだと思っていたのですが、思った以上にまわりの大人たちがダメダメでして、それはいくらなんでもという感じでした^^;

情けない大人たちのドタバタに高校生が巻き込まれたような印象でして、ハッキリ書くとが全然攻めがかっこよくない!前はカッコイイと思えた部分も今回はなく、ひたすらへたれた部分だけが印象に残りました。

もう少し甘さが見られれば良かったなあと思うのですが、やはり組み合わせ自体は好きだと思いますので星3です。
前の本編の続編というより、おまけ、くらいの気持ちで読むのがよいかもしれません。

それにしても、元就の佳弥に対する執着だけは前作以上でして、狂気じみてる、と言ってもいいかもしれません。そこは面白く素敵だと思いました。

0

ショタの壁はまだ乗り越えられないようです・・・

探偵×高校生
12歳年の差。
受けが生まれたときからずっと受けが好きな攻め・・・
『いつでも瞳の中にいる』の続編なので
つきあいだしてからのお話になります。

なにやら受けに内緒の仕事をしている攻め。
仕事が忙しくすれ違いなふたりの間に
あて馬登場でひっちゃかめっちゃかぐっちゃぐちゃw

受けだけを大切にしていた攻め。
それって裏返せば、そのほかの人を
粗雑に扱ってきたというお話が語られます。
22歳が10歳の男の子に欲情してたとか・・・もう語らんでくれw
前作でも、うすうす語られてた部分だけども
聞きたくなかった( ´Д⊂
ショタの壁は乗り越えられないアタシを許してください。

1

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