Renta!限定版
12年間の片思い。 もう諦めるって 決めたのに――。
可愛い表紙に釣られて購入。
季田先生のデビューコミックスだそうです。とにかく絵柄は可愛い!スッキリしててとても見やすかったです。
大学生の百歳(受)は幼馴染のイケメンカフェ社員・なゆた(攻)が好き。いつか諦めなきゃと思ってるのに、優しいなゆたを諦められずにいる。そんな中、二人で箱根旅行に行くことに。しかし、旅行中からなゆたの態度がおかしくなってしまいー…。
好きだけど、好きとは言えない、両片思いのお話。百歳はなゆたは女の子が好きだと思ってるので言えずにいる。なゆたは家庭環境の影響から、百歳を大切にする自信がなくて言えずにいる。10年以上の両片思い、結構拗らせてると思うんだけど、割とあっさり解決します(笑)→そしてすぐイチャエロ(笑)いや、なんでよ(笑)
なゆたの悩みは理解できるんですよ。そして自立することで吹っ切れる気持ちも分かる。分かるけど、拗らせてる感が全く伝わってこず、なゆたが一体いつから百歳の事が好きだったのかも分からず、未消化のまま終了しちゃった感じでした。
もっと細かく書けてたら、ずっといい作品になってただろうに、勿体ない。あとタイトルの意味もあんまり無く残念。あとがきで編集さんが考えた、とあったので、百歳と100が掛かってるだけのようです。せめて100日間の話とか、100努力して振り向かせるとかだったら、百歳の明るさと可愛さが伝わって良かったんじゃないかな。
一番面白かったのは、カバー裏のおまけ漫画で紹介されている、百歳の両親と兄夫婦のお話でした!どっちも素敵な話で漫画に向いてると思います。
絵柄は本当に好みだったので、次回作への期待も込めて萌2に。
pixivで少し公開されていたのを読んで、その先が気になっていました。
やっと回せる資金が出来たので、ついに続きが読めた!
と、思ったのですが、ちょっと期待していたのと違ったような…。
幼馴染みのなゆたと百歳(ももとせ)。
複雑な家庭環境だったなゆたにとって賑やかな百歳の家は憧れで、いつもそばにいてくれる百歳の存在も特別だったけど…。
帯に大きく書いてある通り、両片思いです。
pixivでは1話だけ公開で、「続きはコミックスで」のパターンだったと記憶しております。
まさか2話目からこういう流れだったとは…。
うーん、何というか、イベントを詰め込みすぎて、胸がチリチリする切なさや、誤解からのすれ違いという両片思いの醍醐味があまり味わえませんでした。
なゆたの父親の存在も振りからしたら、物心つかないうちに離婚してたって読めるのに、いる。そのせいで男を連れ込む系のシングルマザーかと思ってしまいました。
その後もなゆたの両親に関してはちょっと描写が飛び飛びで、伝わりにくさを感じました。分かるんだけど、一瞬考えてしまう感じで。
肝心の両片思いも、結構あっさり。
あとがきで「自分の気持ちから逃げるなゆたや、追いかけたいけどできない、でも諦められない百歳 そんな2人のじれったい感じが描けて」とありましたが、わたしはそのどちらも感じ取れませんでした…。
わたしの力不足?
たしかに高校時代の回想は切なかった。
でもそこだけだったような。
なゆたに「良いパパになる」というイメージを押しつけて、自分の気持ちに踏ん切りをつけようとする百歳はいました。
その言葉に傷つくなゆたも見ました。
でもじれったいエピソードが出てこなかったので、じれったさはなかったです。
自分の気持ちからにげるなゆたも、追いかけたいのに…な百歳も具体的なエピソードはなかった、ですよね?
全く隠しきれていない行動の不自然さや、感情の振り幅の大きさのせいで、期待していた分余計に取り残されてしまったんだなあ…。
期待してたんですよ、あとがきで書かれていたようなじれったさを。
ほぼ家族のような関係+百歳の姪っ子がどうやらなゆたに片思いという辺りで、描き下ろしでは兄夫婦が「付き合ってるのはもう分かってます」風な対応を見られたら、萌えた。
さらに姪っ子ちゃんが2人の表情や視線から、「あ、これは…」と気付いて、ちょっと傷心したのちに帰り際、「どっちが奥さん?」みたいなツッコミを入れて大人を慌てさせるとか、そんな家族を巻き込んだ関係になっているのが見られたら、さらに萌えた。
そんな萌えも期待してしまったんですよ。
というわけで辛口ですみません。
百歳もなゆたもふんわりなイメージそのままに
最初から最後までトゲも毒もなく
ほのぼのとしたお話でした。
なゆたは父親に対する怒りや葛藤など
声を荒げるシーンがありましたが
それ以外は穏やかなで優しい青年、という印象です。
百歳もなゆたよりは元気な感じですが
家族を大事にしているし、
明るくて優しいイイ子でした。
全体的にあたたかでよかったのですが、イマイチ盛り上がりに欠けるかな、と。
ほかの家族の存在感が強すぎたのかな。
ふたりの恋愛のお話というより
家族のお話を読んでいた感じです。
洋服オシャレだな、髪型いいな、
優しく笑う子達だな~!
などなど…
読み終えてBLっぽい感想が出て来ない…
デビューコミックとのことなので
また次の作品に期待したいと思います。
あまり、レビューでマイナスなことを記載したくはないのですが、もやもやする気持ちを整理したく書きました。
まず、タイトル・絵柄・設定・雰囲気は大好きです。
フルールさんで1話を読んだ時、「これから、このふたりが...」とかなり期待していたのですが、4話あたりから雲行きが怪しくなり最終話を読んだ時には???と頭に?マークが巡りもやもやした気持ちで連載を読み終えました。
それでも、書き下ろしでなにか補足されるかも...と期待して単行本を購入したのですが、なにもなく。う~ん...。
主に、もやるところは2つ。
1つめはなゆたが“父親みたいに自分も百歳とは一生は続かない・・・”と考えていたのに、告白してまさかの両想いからの葛藤もなくお付き合いに発展していること。いやいや、なゆた数コマ前まで父親みたいに...なんて言ってたのに何故?
2つめは、父親をあんなに嫌っていたのに、母親と寄りを戻すことを後押ししたこと。
このあたり、もう少し丁寧に描いて下さればもっともっと良い作品になれたのになぁ・・・と残念に思います。
でも、タイトル・絵柄・設定・雰囲気は大好きなので同棲をはじめたふたりの何気ない日常は読みたいなぁ...。
萌える展開なのかと期待して読んだ割にはあっさりしてました。ちょっと肩すかしでした。
百歳のなゆたに対する片思いは切なかったんですが、なゆたが分かりにくかった。
百歳とずっと一緒にいる為にって女の子と付き合ってるし、長く続かないで彼女がコロコロ変わっていたようです。
お父さんに会った事で不安定になり、百歳との仲が急展開したのにもついて行けませんでした。
なゆたが一人暮らししてからの百歳と同棲するまでの流れも急に飛んだようでした。
雰囲気重視の作品だったように感じました。