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表題作灼熱のまなざしに射抜かれて

宮殿警備セキュリティー担当・鷹塔
アラブ某国の国主・ユサファ

作品情報

作品名
灼熱のまなざしに射抜かれて
著者
橘かおる 
イラスト
亜樹良のりかず 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
シリーズ
灼熱の夜に抱かれて
発売日
ISBN
9784829623022
3.5

(2)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

アラブの美人受け

今回は第4弾『灼熱の闇に魅せられて』で登場した美貌の猊下・ユサファの登場です。
私は志岐(第1弾の受け)をさらって国へ連れ帰ったりしたから、ユサファは攻めなんだと思っていたら…違いました。
やっぱり美しいオトコは、受け決定!
美しいだけじゃなく、育った環境のせいでちょっと天然で(そこがちょっと可愛かったり)、でも、ワガママで周りを振り回しているだけじゃなく、努力して自分を磨いているんです。
魅力ある人間だから、周りも言うことを聞いちゃうのね~と、納得。

そして、好きになった鷹塔に
「お前は私のしもべだ」
と言っちゃって、言われた鷹塔は密かに傷ついてます。
きっと「何でしもべ?」と思ったんでしょう。日本語の“しもべ”は、いい意味では使いませんから。
でも、ユサファの言う『しもべ』は、一代にただひとり、絶対の信頼を寄せた者だけに与える称号だったんです。
その意味を知らなくても、そばにいると決めた鷹塔。
意味を知ったら喜ぶんだろうなぁ。

ユサファに振り回されていたように見える鷹塔ですが、本当のところリードしていたのは鷹塔かな?
きっとこの先も、ワガママを許しながらも手綱を取って(でもそうは見せない)いくのは鷹塔なんでしょう。

オトナなカップルは、落ち着いて読めるから好きです。
ジリジリとした駆け引きも楽しめますからね。

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