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表題作500年の恋

宍倉・レンタル彼氏
伊奈由倖・不動産屋

あらすじ

自分が"何者"なのかを知りたい――
そして雇ったレンタル彼氏との一夜を伊奈はずっと忘れられずにいた。
あれから5年。
伊奈が勤める不動産屋に客としてやってきた宍倉は、あの時のレンタル彼氏だった。
偶然の再会は、5年のあいだ伊奈が裡に抑えていた熱を再び湧きあがらせ宍倉を求めはじめる。
ただ利害関係が一致しただけの関係、
宍倉は5年前の相手だと気づいてすらいない、
それでも抱かれたい、その熱の意味は――。

作品情報

作品名
500年の恋
著者
菊屋きく子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
シーラボ(星雲社)
レーベル
ラルーナコミックス
発売日
ISBN
9784434263279
2.9

(10)

(0)

萌々

(1)

(8)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
28
評価数
10
平均
2.9 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

すれ違いからの再会BL

レンタル彼氏としてレンタルし、恋を知り逃げることを決意した日から5年、不動産屋として働く受けのもとに客として5年間忘れることができなかった攻め宍倉が訪れ再会し…

両片想いすれ違いBLです。受けが攻めから逃げるという前評判を聞き購読しました。

常々思っていましたがレンタル彼氏って沼ですよね…ホストよりも身近で親密で優しくてでも仕事で、しかも基本客が女の子だから男の自分に本気になるなんて想像もできなくて、間違いなく相手を不安にさせる職業トップ争いできるのではないかと!そんな相手に自分の恋愛対象を気づかされ初恋をしてしまった今作。そういう不安や逃げたいけど期待もしてしまうような揺れ動く気持ちがよく描かれていました。
両片想い作品としてはこじれすぎることもなく比較的王道な印象で個人的にはもっと受けが攻めを避けてこじれるのが好みですが、最後に攻めの視点で5年前のことが描かれていたのが良かったです!逃げられた攻め側の視点、どの作品にもほしい…

0

拗らせた片想いの再熱♡

女性に興味は湧かないが男性が好きだという自覚も無い由倖は
自分がゲイなのか確かめたくてレンタル彼氏を依頼して
レンタル彼氏の宍倉と一日デートをするが、宍倉に惹かれてしまい
接触行為禁止のレンタル彼氏とホテルでセックスをしてしまう。
目が覚めたら次の仕事の為既にいなくなっていた宍倉の連絡先をブロックし
「自分はゲイだ」という事実だけ受け止める。

それから5年後、不動産屋で働く由倖の元に客として宍倉が現れる。
5年前はフードをかぶりマスクをしていたので顔はバレていないので
普通に接客をするが、部屋探しの流れで退去予定の部屋が空くまで
由倖の部屋に一緒に住むことになる。


たった一日の出会いをセックスで終わらせ
5年後の再会をセックスから始める二人がもどかしく「んんんん~!!」ってなっちゃいましたが
そのじれったさも”両片想い”のキュンキュンに変わっていくのが素敵でした♪

1

恋を知ったあの日から

不動産屋に勤める伊奈とレンタル彼氏をしている宍倉とのラブストーリーです。

試し読みで2人の行方が気になっていたので購入しましたが、やっぱり伊奈の表情が良いんです。伏し目がちな時の黒い、瞳。宍倉を見つめる時の表情は色っぽく、シンプルな絵がくどさを感じないです。

5年前の、レンタル彼氏という特殊な出会いによって自分自身を知った伊奈が、宍倉と再会し、期間限定の同居でますます宍倉に惹かれていきます。モヤモヤと考える伊奈に対して宍倉はどこかつかみどころがない感じでした。

後半で宍倉がずっと伊奈を探していて、再会も必然だったので結局両思いでした。普段は優しい宍倉が嫉妬したり少し乱暴になるところが良かったです。2人の体格差も好きです。

宍倉が伊奈に見せる笑顔は特別らしくて、同僚のレンタル彼氏さんが街中で2人を見かけて仕事ではないなと納得していました(カバー下のお話です)

1

5年かぁ〜

受けの伊奈くんが、自分のセクシャリティを確かめる為に利用した、レンタル彼氏。
そこで出会った、攻めの宍倉くん。
宍倉くん、5年も探してたんだぁ〜。
5年かぁ・・・ずいぶん、長い時間諦めなかったんだねぇ〜。
宍倉くん、頑張ったね。
伊奈くんが、最初の頃のストーリーに、自分だけあの頃のままと、あったから〜宍倉くんが、積極的に行動してくれて良かったのかも。結果、ハッピーエンドだったし。
けど、500年の恋ってタイトルが、ちょっとイマイチ繋がらなかったなぁ。

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