電子限定かきおろし漫画付
「そんなに好きなら、諦めるか奪い取れば」「ソレだ!じゃねーよ!!!!!」
メインは『きみと図書室で』3話、その番外編のような『センパイ、空気よんでください』が2話、が収められた一冊。
本来なら『きみと〜』がタイトルになりそうだが、インパクトから『センパイ、〜』が選出されたのだろうか。
『きみと〜』は図書室で知り合った学年一のモテイケメン・染谷(1年)と、図書委員で美しい顔を隠している訳ありイケメン・二村(3年)が、紆余曲折あって付き合う話。
染谷目線と二村目線で話数が分かれて描かれているが…、うーん、いまいちパットしない。両目線から丁寧に描いているはずだし絵は悪くないんだけど、なんだか全てがあっさりさっぱりしてるので、心の奥まで入ってこない感じがする。勿体ない。
『センパイ、〜』は、『きみと〜』の付き合っている2人が図書室でキスいているところを偶然見てしまった、二村の事が好きな図書委員・藤江(3年)と染谷の友人・田尾(1年)の話。
藤江が二村を諦められるように作戦を練る中、いつの間にか…的な、よくあるパターン。こちらも結構あっさりさっぱり。
なんだろう…。みんな惚れやすいなぁ…という印象が拭えない。ぐっとくるシーンが1つでもあれば、もっと印象が変わったかな。
絵は可愛くて好みなので、他の作品に期待したい。
表題作の前に、キッカケになる
もう一組のカプの話がプロローグのような
構成になっていて、一連のお話として読めます。
1組目も良かったけど、割とサラッと読んじゃいました。(それで星4)
表題作のセンパイがいい味出していて
センパイのボケ(てはいないんだけど本人的には)
に受がツッコんで、夫婦カプみたいになってる2人が面白かったです。
それで、オモロって笑っちゃってたんだけど
いつのまにか、すっごくいい話になってて
空気よめない先輩は、
ブレないかっこいい男前に見えてきて
まんまと萌えを奪われちゃいました。
加奈先生…まだ他の作品読んでなかったかな
チェックしたいと思います♪
「君と図書室で」という話があり、そのあとに「センパイ、空気よんでください」という話がありました。
普通、「君と図書室で」が本のタイトルになるんじゃないの?スピンオフの方がメインみたいにタイトルになってるって珍しいですよね。
静と動みたいな感じで、印象の違うストーリーで楽しめました。同じ世界の話だから、他の角度から「君と図書室で」の2人を見れて楽しかった。
二村くんが中学の時に噂になってたのかな?それって、二村くんは全然悪くないよね?イタイケナ少年を傷つける噂って許せない。大体そういう時って先生が責められるべきだし、なんだかその先生許せないですね。作中に爽やかに登場したけど。
染谷くんの存在がなんだか爽やかでキラキラしてたな。イケメンって事もあるのかもしれないけど。
一目惚れで告白される気持ち。
染谷くんがその事に気づくことが出来て良かった。相手のことをよく知らないのに告白されても、返事に困る。
染谷くんは1度断られたけど、そのあとに友達から?付き合い初めて、自分を知ってもらった結果恋人になれたんですもんね。諦めなくて良かったね。
ラブラブな2人は卒業したらどうなるのかな?
二村くんは実家暮らしだろうな。
染谷くんがパン屋でバイトしてほぼ毎日顔を合わせてたらいいな。
①きみと図書室で
我慢できない真っ直ぐ男子と図書委員の先輩のお話。イケメンなせいで、コネ入学だろ?と言われたり、男女問わず「誑かされた」と言われたりする可哀想な受が、真っ直ぐな攻と出会って幸せになる話なんですが…どうしても先輩が絶世のイケメンには思えず、入り込めませんでした。メガネで美しさを軽減してるのも、どうせなら●ンニンみたいにやり切って欲しかった感。
②センパイ、空気読んでください
①の受を好きなセンパイを好きになっちゃうDK(たぶん①の攻のクラスメイト)の話。ひょんなことからセンパイの告白を手伝うことになり、そこから距離が詰まっていく。このセンパイ、空気読めないやつかと思いきや…!な展開。
どちらも面白くなくはないんですが、サラッと読めてしまいました。キャラクターに、もっと惹かれるモノがあればなあ、という感じです。
お初の作者さんでした。
キャラの顔が好みすぎる。
2つのお話が収録されており、表題作は2つ目でした。
1つ目は「君と図書室で」
確かにこのタイトルのコミックだとちょっとインパクトに欠けますかね。
図書委員の3年生、二村と1年生の染谷が図書室で出会い、染谷が一目惚れするというストーリーでした。
二村は美形で天然たらしという設定で、男女問わず好かれてしまう。
中学時代には先生とも色々あり、好かれる一方で敵意を持たれることも多いというキャラです。
染谷はイケメンで率直な良い年下ワンコ。
好みの作画で、DK、年下ワンコとくればもう萌えるしかない状況なのですが、何故かあまり萌えられなかった…。
二村の中学校の先生ですが、高校に二村を迎えに行ったと言うが何をしに?と言う点がまず不明でモヤっと。
染谷の告白の後のキス…ちょっと早すぎんか?まぁキスは百歩譲るとする。
紆余曲折あり思いが通じ合って直後のHが性急過ぎる気がして、萌えられませんでした。
別にDKのエロが嫌という訳じゃ無くて(むしろ好きな方ですが)、この二人にこのテンポで進むのが合ってない気がしたんですよね。
表題作はこの二村と染谷が図書室でキスをしているのを見てしまった、染谷の友人・田尾と二村と同じ図書委員の藤江の物語でした。
無表情でKYの藤江のキャラが好きです。
スピンオフ的つながりのある流れも、藤江が二村の事を好きで告白の指南を田尾がするという展開も面白かったのですが、こちらも告白の後すぐにベッド⁉︎って感じが残念でした。
描き下ろしで初Hで良かったかなぁ、私は。