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表題作ダル&スイート

丹生和真,プロジェクトの外部スタッフ
瀬和直人,マーケティング会社勤務・ゲイバーのバーテンダー

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

昼間はマーケティング会社、夜はゲイバーで働く瀬和 直人。バーで開催したゲイ専用マッチングパーティーに、婚活パーティー会場と勘違いしたノンケの丹生 和真が迷い込んできて…!? 慌てて彼をレスキューするも、どこ吹く風で連絡先を聞いてくる始末。…この男、色々と鈍感すぎるっ! ! さらに翌日、会社でまさかの再会を果たしてしまう。仕事仲間として過ごすうち、丹生の優しさや誠実さにどうしようもなく惹かれていくが――? ノンケに恋は二度としないと誓ったのに…俺はもうこの人の笑顔に敵わなくなってしまったっ! ! どうなる!? 天然タラシなノンケ男×世話焼き男の鈍くて甘い恋。 描き下ろしではノンケ→テクニシャンに急成長した丹生さんの姿が…★

作品情報

作品名
ダル&スイート
著者
端倉ジル 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784799749937
3

(35)

(1)

萌々

(7)

(21)

中立

(6)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
102
評価数
35
平均
3 / 5
神率
2.9%

レビュー投稿数7

ダル&スイート

表紙が可愛くて目を引きます
お話も可愛らしかったです

受けちゃんが黒髪メガネで美しい
攻めサマはカッコイイのににぶくて
人たらしの憎めないタイプ

ノンケとゲイのお話で既視感はあるけど
絵がキレイで展開も良かったです

攻めサマがすごく真面目で優しくて
けど人の気持ちに鈍いというか
そこは何か理由があったのか
いまいち読みきれなかったのが残念

攻めサマも受けちゃんも悲しい恋愛をしてきてるので、くっついてからのいちゃいちゃが幸せいっぱいでそれも良かった



4

世話焼きとニブちんの恋

表紙の絵と波打つ帯に引かれて読んでみたのですが、思った通り可愛くてハッピーな作品でした! 


昼間はリーマン・夜はゲイバーのバーテンというダブルワークの瀬和が知り合ったのは、間違ってゲイバーに来たノンケの丹生。ノンケに恋はしないと誓った瀬和でしたが、無自覚な天然タラシ・丹生に惹かれてしまい……と、いうお話。

世話焼きの瀬和とニブちんな丹生。
〝名は体を表す〟という、ストレートな設定が面白いなと思いました。
努力家で面倒見のいい瀬和に惹かれていく丹生と、優しくて真面目な考え方の丹生に惹かれていく瀬和。
ゲイとノンケなのに、惹かれあっていく姿に無理を感じませんでした。

鈍くて天然な丹生ですが、瀬和と親しいバーのマスター・智也にはメラメラ嫉妬しちゃってます。
鈍感な男ほど、自分の気持ちに気付いた時は強いのかもね。普段の柔和な丹生とのギャップに萌えました。

片思いしていたノンケの言葉に傷付いた経験がある瀬和も、丹生への恋心は止められません。
惹かれる理由が見た目や優しさだけではなく、中身に対してという所に、瀬和の人間性が表れているなと思います。

本編では控え目エロでしたが、描き下ろしではアナルセックスのに慣れた?丹生が瀬和を翻弄してくれます♡
  
智也の存在感が大きかったので、スピンオフなども期待したいなあ。

6

ノンケの良し悪しが詰まってる

天然タラシ感はありますが、若干無神経も入っているよな~と読み終わりました。

無神経なノンケに振り回されているところを見ると、もっと良いやつがいるよ!と受けに感情移入してしまいますね。
振り回されて心をかき乱されて、臆病なままに拒絶してしまう。
ノンケ相手だったらそうなるのも仕方ないです。

そこでぐいっと距離を詰めていくのが、ノンケ攻めの醍醐味だなと思ったりしました。
臆病なまま逃げてしまう受けを追いかけて、手を離さない。
ちょっといらっとする部分もあるのですが、受けが幸せそうなので文句はありません。

脇役の智也が良い役割をしていまして...彼の話も読んでみたくなりました。

3

抗えない感情

冒頭でノンケの丹生が婚活パーティー会場だと思ってゲイバーに行ってしまう、っていうところからもう鈍いじゃすまされない天然ぷり。
夜はゲイバーのスタッフとして働く瀬和は
わらわらと集まってくる男たちから丹生を助けだし、それっきりもう会うことはないと思っていたのに…
まさかの翌日、本業の会社で再会してしまうという運命のような展開。

そこからノンケの丹生に
ダメだと思っても惹かれてしまう瀬和の
ぐらぐらする感情がよく描かれているなと思いました。

恋人になるまで遠回りしているようにみえたけど
ふたりとも過去の恋愛にトラウマがあるからこそ、そうなってしまったんでしょうね。
自分に素直になるのって難しいし、こわい。
でもそれを乗り越えたふたりが幸せそうで良かったです。

くっついたあとの丹生の甘々攻撃にめちゃくちゃ萌えました!

1

にぶくてあまい

ダル(dull)とは、英語で"にぶい"という意味。
タイトル通り、にぶくてあまいお話でした。
1冊丸ごと表題作となっています。

2人の名前が文字通りそのままキャラクター像に反映されているのが面白かったですね。
でも、どちらかというと丹生にはにぶさよりも天然っぽさを感じたかもしれない。天然わんこ系?

昼間はマーケティング会社で勤務するサラリーマン、夜はゲイバーのバーテンダーをしているダブルワーカーな瀬和。
ある日、瀬和が働くゲイバーのマッチングパーティーにノンケの丹生が迷い込んで来たことから始まる物語。
あらすじ通り、会社でまさかの再会をして…と、ノンケ×ゲイの組み合わせとしては定番な流れでしょうか。
天然タラシのノンケの無意識の発言と行動の数々にゲイの瀬和が心乱されていく様、逆もまた然りと、ゲイとノンケの恋のお話ではあるものの、話の展開にも無理やり感がないですし、受け攻め両視点で進むので、気持ちの変化もごく自然な流れで描かれていて読みやすいです。
肉まんのシーンがずるいなあ。私も丹生の言葉に完全同意だけれど、この言い方は確実に本人無自覚のままモテるでしょうね…罪な男…
全体的に、大人ならではの恋愛においてのもだもだが見どころかなと思います。

と、面白かったんですけど、うーん。
さらっと読めてしまって、何か残ったかというとあまり残らず…ノンケとの恋愛模様と数多く描かれているテーマの中で、これ!という新鮮味はなかったかもしれない。
よくある、酒の勢いであっさりと身体の関係を持ったりしない点には好感が持てましたし、2人とも人柄が誠実な点も良かった。
好感度が高いだけに、これからの2人の姿がもうちょっと読みたかったかも。
評価に悩みつつ、萌寄りのこちらの評価で。

3

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