気付きたくなかった、こんな気持ち……。

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無口な想いは恋となる

mukuchi na omoi wa koi to naru

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表題作無口な想いは恋となる

川井 唯織,快活な高校生,陸上部で記録保持者
北瀬ユキ,コミュ障の高校生,陸上部

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

中学のころのトラウマにより、人付き合いを避けてきたユキ。
そんなユキにも明るく話しかけてくれるのがクラスメイトの川井だった。

自分とは違い、クラスの中心的な存在である彼。
ユキは自分にはない川井の前向きな明るさに次第に惹かれていく。

『この想いを知られてしまったら、友達ではいられなくなってしまう』
蓋をしていた気持ちが川井からの戯れのキスによって溢れ出す。
動揺したユキは川井を避けるようになるが……。

天真爛漫ワンコ系男子×寡黙なシャイ男子のジリキュンラブストーリー

作品情報

作品名
無口な想いは恋となる
著者
えだなか 
媒体
漫画(コミック)
出版社
イースト・プレス
レーベル
Splushコミックス
発売日
ISBN
9784781618456
3.9

(61)

(20)

萌々

(24)

(12)

中立

(5)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
237
評価数
61
平均
3.9 / 5
神率
32.8%

レビュー投稿数7

ピュア過ぎて、ある意味困るよ、ほんと。

えだなか先生、初のコミックスのようです。当然初読み作家さま。絵は表紙絵通り、割と線細めと太めのバランスが良く綺麗めで読みやすかったです。

クラスのムードメーカーワンコ系男子・川井と、寡黙なシャイ男子(しかも王子様系イケメン)北瀬が、お互い恋を自覚するまでのお話。

帯にジリキュンラブストーリーと書いてありましたが、本当にその通り!どころか、焦れすぎて焦れすぎて、何も起こらない!(笑)

自覚するまでをじっくりといえばそうだけど、ありきたりな話だし、大きな何かがあるわけじゃないので、割と長く感じてしまうのが勿体なかった。

それとどうしても設定が無理すぎる。中学から陸上大会で結果を出していた2人が、陸上の強豪ならまだしも、新入部員2人だけのような弱小高校で再会するなんて、ちょっと雑では?と感じたり。(陸上はどこでも出来る的な発言があるけど、環境と設備は大事だよ?)北瀬は「進学優先」といいつつ、何故か一人暮らししてるし。バックボーンが語られ過ぎなくて、ちょっとモヤモヤしたまま終了しました。そこらへんちゃんと回収出来てたら、もっと楽しめたんだろうなー。残念。

ただピュアっピュアなのは間違いなし!
深く考えずにピュアピュアしたい人にはオススメです。
ピュアピュアだけなら萌2だけど、伏線回収出来ないモヤりの方が強かったので、萌1で。次回作に期待します。

0

表紙の潤んだ眼差しにキュン

陸上部のユキは中学の頃、唯一追いかけることになった背中をライバルとして忘れられずにいた。
高校進学でそのライバル・川井と再会し、今度は友達として日々付き合うようになり…
そんなDKふたりのお話。


ユキは人付き合いが苦手で感情表現も得意ではなかったせいで、何かと誤解されがちだった中学校時代。
トラウマとなる出来事もあり、人とのちょうど良い距離感をとることが苦手なんだろうというのがよくわかりました。
対して川井はめちゃくちゃ社交的でゼロ距離、そしてユキや周りのこと良く見ている人だなという印象でした。


でも…文化祭の劇で盛り上げるために勝手にキスしてしまったのは
正直「えー、それってありなの?」という気持ちに。
結果、ユキはそれで自分の気持ちに気付いたので展開的には良かったのかも知れませんが無神経というか強引というか。
もやっとしてしまってそこは少し残念でしたが
ゆっくり時間をかけてお互い恋に気付いたり、うまく気持ちを伝えられなくて遠回りしたり。
そんなふたりを応援したくなるようなお話でした。

0

長いわりに浅い

表紙買いです。

凄い凄い辛口です。ごめんなさい。

あらすじと表紙からユキは川井のことが好きでたまらないが気持ちを伝える勇気はなく必死で隠す日々、しかし川井からのキスでいつも通り装うことができなくなり…という流れだと思っていたのですがだーいぶ違いました。


中学時代陸上の大会で初めて負けた相手である川井に高校でクラスメイトとして再開するのが4月。
高校最初の大会で川井への気持ちに疑問を持つのが5月末。
文化祭の演劇で川井からキスされ自分の想いがはっきりするのが(たぶん)6月。
クラスの女子との関係を勘違いしてからの両思いが文化祭から2日後。

親しくなってから付き合うまで約3ヶ月。

片思いが長ければ長いほどいいというわけではありませんが、丸々1冊使って特に事件もなくこの短期決戦はモヤっとしてしまいます。
気持ちを隠さなくてはならないのに思わず目で追ってしまうなんてこともなく、あの表紙の切ない表情は何だったの!?帯にジリキュンってあるけどジリジリしてなくない!?と思ってしまうわけで。
ユキが無自覚でそういう目で見つめていたというならもっとその描写を濃くして欲しかったです。

ライバル設定も序盤に少しだけだし、ユキが一人暮らしをしている理由も特にないし、設定の一つ一つは好きなのですがどれも中途半端感が否めません。


勝手に期待しといて思っていたのと違うと言うのはとてつもなく失礼なのですが、表題作だけなのに内容が薄くそれによりテンポの悪さを感じ萌えることはできませんでした。

3

むずがゆくて堪らない

あまりの初々しさにむず痒さがとまりませんでした。
甘酸っぱいさがぎゅっとつまった、まさに青春といった感じの物語。

最初と最後で、受けの表情が多様になっていくところが愛しかったです。
最初は無口で無表情がデフォルトだったのに...
これも攻めと出会ったからこそというもの。

なぜお互いに好きになったのか....?というところが攻め側の理由が少し薄い感じもしましたが、きっとこれから育むんだろうなあという甘い雰囲気でした。

えっちは描きおろしから。
あまりに初々しく、読んでいるこっちが少し恥ずかしくなるくらいに可愛い2人でした。
初心者におすすめしたいお話です。

0

ピュアっピュア男子高生♡

自分の気持ちを言葉にするのが苦手で人見知りなユキが、
中学時代陸上大会で会ってた川井と高校で同じクラスになる。
性格は真反対だが、クラスでは良き友人・部活では良きライバルとなる二人。

そんな中、自分の川井への気持ちに変化が起き始めるのを感じ取っていたユキが、文化祭の劇で川井にノリでキスされたことで「好き」だと確信する。


やっとできた友人に恋心を抱いて戸惑うユキがむちゃんこ可愛かったです。
二人の可愛らしい青春に終始胸キュンでした♡

0

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