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課長の乳首、誰に開発されたんですか?
あらすじが「同居人から開発されている胸を、上司と部下に見られてしまった!!」で、タイトルが「発育乳首」。
一体どんな話だ!?とワクワクしながら手にとりましたが、まんまタイトルとあらすじ通りの作品でした。
えーと、乳首責めと言うか、乳首開発が主軸になる作品です。
プラス4P。
ちょっと引っ掛かったりイマイチ理解出来ない部分もあるんですけど、基本的には好みのお話で大変楽しく読ませていただきました。
いや、クールビューティーがいい男三人(一人は変人)に、乳首をエロエロに開発されちゃうのを読んでみたい方はぜひ。
私だけかもしれないけど、クールな受けが信頼していた部下や上司から強引に迫られて、怯えてるのにも最高に滾っちゃいましたよ。
でも、エロ特化だしラストも爽やかとは言い難いので、苦手な方はくれぐれも手を出されないようにご注意下さい。
で、ザックリした内容としては、乳首開発+4Pです。
怜悧な美貌に禁欲的な雰囲気と、隙の無さそうな会社員・桐生が主人公。
彼は、大学卒業と共に自宅に転がり込んできた変わり者の友人・坂本から、ラブグッズ開発の実験台にされてるんですね。
彼からラブグッズで毎晩のように開発されるうち、大きくいやらしく育ってしまった乳首。
それを、会社の上司・桑名と部下の叶野に見られてしまいー・・・と言ったものになります。
こちら、一番の見処ですが、そのまま「乳首開発」だと思うんですけど。
いや、レーベルがレーベルの為、完全にエロ特化なんですよね。
多分、本編の1/3くらいはエロ描写。
また、奈良先生のイラストがどエロい事になってるんですけど、表紙で書かれてる乳首クリップだの手錠だの、あとバイブだったり乳首吸引機だったりとお道具も盛り沢山。
もう、ひたすらエロエロエロなんですけど、特に乳首責め描写がすごくて。
個人的に、乳首責めと言うとバーバラ先生のイメージでしたが、負けず劣らずすっごい事になってる。
乳首描写だけで、こんなにエロいってびっくりだよ!って感じでしょうか。
ついでに、複数での伝家の宝刀、二輪挿しもあるよ!と。
で、偶然乳首を見た事で興奮してしまったワンコ系部下・叶野から襲われた事を皮切りに、紳士的で包容力のある上司・桑名からも、甘く誘われるままに流されて寝てしまう。
更に、桐生を手に入れたいと望む二人が結託して、今度は3P突入。
いやもう、桐生と言うのは、実は童貞処女なんですよね。
あくまで坂本は、ラブグッズ開発の実験台としてるだけで。
無垢な彼が、二人の男から強引に迫られ、冷静さをなくして怯えてるのが萌えちゃうんですよ。
こう、震え上がってるのにゾクゾクしちゃう。
ちなみに、甘く蕩けさせるように抱く桑名に、ガツガツ求めてくる叶野、ちょいS気味に開発してくる坂本と、それぞれの個性が出てる責め方も楽しかったりして。
と、面白い作品なのです。
なのですが、若干引っ掛かる部分もあって。
えーと、攻めの一人、坂本が理解出来ない。
彼はですね、競馬好きでラブグッズ開発に情熱を注ぐ変人で、桐生に養われてる居候でもある。
で、桐生が桑名達と関係を持った事を知ると、アナル用のグッズも試したいから、アナルをエロエロに開発して貰え的な事を言う。
一応、坂本が桐生に手を出さなかった理由ですが、彼にとって桐生がミューズだかららしいんですよね。
自分が汚していい存在では無い的な。
いやでも、ミューズを別の男に調教させるのはいいんかい?
さっぱり分からん・・・。
まぁそんなワケで、この変人にずっと片想いしてる桐生も理解できない。
どこに惹かれる要素が?と。
あと、ちょい優柔不断ですよ。
坂本が好きだといいながら、あっちにフラフラ、こっちにフラフラと、なんか頼りない・・・。
まぁ、迷う様が色っぽいから、いいっちゃいいんだけど。
あとこちら、最終的には4人で幸せになります。
ラストでの桐生の変貌ぶりにですね、賛否が分かれるんじゃないかなぁ。
個人的には、全然アリですけど。
う~ん・・・。
まぁそんな感じで、好き嫌いはクッキリ分かれるんじゃないかと思うんですけど、個人的には面白かったです。
でも、苦手な方はくれぐれもご注意下さい。
秀さん×奈良さん。そしてこのタイトル。
まー、とんでもなくエロいんだろうなとは思っていましたが、書影が出る前から予約してました。
が、ですよ。
この表紙…!
これはリアル書店では買いづらい…(爆
肌色率が高い表紙でもリアル書店でしれっと買えてしまうワタクシではありますが、これはネットで予約しててよかった、と思いましたです。はい。
はじめに書いてしまいますと、今作品は恋愛の切なさとか、恋の成就までの物語とか、そういったストーリーではありません。完全にエロに特化した作品です。エロに、というか、「tkb」に、と言った方が良いかも。とにかく、受けさんが3人の良い男に嬲られ、攻められ、快楽をむさぼるお話です。
主人公の桐生はいわゆるエリートサラリーマン。
実家もお金持ちで、自身もエリートというハイスペック男子。
が、そんな彼は大学時代の友人・坂本に片想いしている。
アダルトグッズの開発で金銭を得ている坂本は、夜な夜な桐生を実験台にして新たな製品の開発に勤しんでいる。10年来の片想いの相手に、グッズの開発のために身体をまさぐられる日々。そして坂本に毎晩触られている乳首は、男のそれとは様相が異なり、まるで女性のような形になってしまった。
その乳首を、よりにもよって腹心の部下である叶野と信頼している上司の桑名に見られてしまい―。
というストーリー。
序盤、長年の片想いの相手である坂本に、まるで道具のように身体を嬲られる桐生のシーンからスタートしていて、タイトルからは想像できないような切ない恋のお話か…?なんて思いつつ手に取りましたが、想定通りのエロメインのお話でした。
秀さんらしい、複数攻め×まっさらな受けさん、というCPで、受けさんがあんなことやこんなことを致される描写に多くのページが割かれています。もういっそ、すがすがしいくらいに、エロに特化しています。
エロに特化していて濡れ場のシーンに少々食傷気味になります。
なりますが、BL的な萌が皆無かと言われるとそうでもない。
坂本という男性が、これでもかというくらいのクソ男(いや失礼)なのですが、そんな彼に惚れてしまった桐生という男もまたアホだなあ、と。
けれど、それが恋というものなのか。
そしてそんな桐生を、身体も心もぐずぐずになるまで愛するのが叶野と桑名の2人。
叶野と桑名の2人の存在を通して、最低のクズ男に見えた坂本の桐生への深い愛情もまた、見えてきます。歪み、恋愛的な意味ではないにせよ、坂本も紛れもなく桐生を愛しているのだと。
そんな4人の男たちの内面も描かれているので、萎えずに最後まで読み切れました。
3人の男に無情に攻められる桐生、という構図は成り立っていますが、そのどれもに桐生がきちんと快楽を拾うので、痛い展開になることもなくひたすらエロを満喫できる一冊になっているかと思います。
とにかくエロを補給したい!
という気分の時にうってつけの作品かと思われます。
さすがに怯んで通販で買ってしまった意気地なしですみません。
しかしいやらしいのは勿論ジャケだけではありませんよ!
グランピングプロジェクトの好調なスタートを祝う居酒屋でのシーンは
初期あたりの秀さんのお得意なお仕事BLを彷彿させるようなワクワク感が序盤にあり、
気遣いと行動力がある部下の叶野、おしゃれで人格者の上司・桑名という
二人の男にアクシデントから桐生の乳首を見られてしまうプロローグ。
もうね、若さと勢いの叶野、大人の余裕と色気の桑名、二人とも個々の魅力がたまらない!!
桐生自身も、クールで近寄りがたいような美貌の持ち主なのですが
10年来の友人・坂本に、アダルトグッズ開発の為、乳首を開発され続けていたというなんともいやらしいギャップ…。
もうそんなの桑名も叶野もぷっくり熟れた乳首に釘付けで当たり前!
とにかく奈良さんのイラストが美しすぎてため息がこぼれます。
上司と部下に愛されながらも、坂本への想いも消えない桐生…ここだけは疑問に思ってしまいました。
坂本は桐生を自分の商売の為に利用しているようなものなのに
なぜ好きでいられるんだろう。
クラウドファンディングの件にしても、桐生を感じさせながら言質をとるなんて卑怯だと思ってしまいました。
好きだから実験台にさせられても感じてしまっていた桐生は、
最後まで抱いてくれない坂本と一緒にいてツラくないのかな…。
でもその分、桑名と叶野が桐生のM要素を見抜いて優しく激しく愛してくれるんですけどね。
二輪挿しもあります。
坂本は結局挿入無しでしたが4Pと言っても過言ではないホテルでの七章は本当にエロかったです。
終章の、出社してからの“モーニングセックス”、
始業前に濃いHしちゃったら仕事にならないのでは??と思いつつも詳しく読みたかった……!!
坂本の気持ちは納得出来ませんでしたが(まだ言ってる)
めちゃくちゃえっちだったのでちょっとおまけの萌×2で。
凄いタイトルだ…これだけでひるむ人もいるであろうハードルの高い作品。
そして読んでみれば、その印象を更に上回るどエロい内容。ここまで来ると最早リアリティは無い。
BL愛好者の思い描くエロ・ファンタジーとでも言えばいいだろうか?これは贅沢な「私本」ともいうべき作品のようにも思える。
誰か一人の女性の白昼夢のような。
例えば…
官能を好むマダム。彼女が手練れの書き手に「とことん隠微な世界を。」という依頼をする。
そこで紡がれる物語。
硬質な美形の男性が、年下の男性、年上の男性、その2人から熱く深く求められ、引きずられ、喘ぎ、感じ、何かこれまでとは違う生きものに変化していく…
2人の男性から崇められ求められる美しく淫らな男は、しかし別の男をずっと想っている。
しかし、その男もまた彼を「ミューズ」として特別視しており、触れようとはしないのだった…
…そんな入り組んだ官能の環。
描写としては、これでもか!と叶野x桐生、桑名x桐生、そして3人による3Pが繰り広げられる。
しかしこの作品は最後に4Pまでも成立させる。そして桐生の「心」が向いているのはあくまで「坂本」へ。
その事で逆に叶野と桑名に対する平等性が確立していくかのような、そんな完璧なバランスが成立したと思いたくなる。
エロ四字熟語なタイトルに、直視をためらうハードな表紙。
こんなん、一度見たら忘れられない。
でも買う勇気が中々出ない……と悶々としていた過去の自分に言いたい。
神作。
さっさと読めば良かった。
面白すぎて連日リピート。
まず、主人公の受の子がドンピシャで好み。
有能・美形・常識的なのに、変人に不毛な恋をする童貞処女な所、
押しの強い変態攻め様たちにあっさり、ねっとり快楽と欲望を暴かれていく所、
そんな見たことのない自分に肯定と否定が混じり合い葛藤していく所、
でも結局「いや」と言いつつ、真意を尋ねられると「いや…じゃない」と陥落していく所、
全部可愛い。
全部萌える。
表面上は「嘘だ!」とか仰いますが、潜在的に攻たちに踏み込まれるのを喜びまくっているのがバレバレです。無自覚流されたがりやさんです。
だから強引なのに不快じゃない。
そして、攻め様のキャラも良い。
複数モノって一人一人に割く時間が少なく、キャラが薄まりがちですが、今回の攻3人はみんな頑張っております。
お勧めは上司の桑名さん(39歳、部長職)。
多分ねっとり担当。
奈良先生のイラストがたまらなくセクシーな紳士系攻め様ですが、
セリフがいちいち面白い。
「疚しい気持ち、滲み出してしまうけど」で思わず吹きました。
桑名の初回ターンは結構お勧めです。
やさしい口調なのに抗えなくなる、包容力マウンティング技術が光ります。
もちろん、やんちゃ系部下・叶野くんのガンガン行こうぜスタイルも、
変人系同級生・坂本くんの玩具攻めも、エロ面白さに溢れていて素敵です。
さて、流され受複数プレイエロなのはわかったけれど、
エロ作品によくある弱点「延々とただヤッてるだけで、飽きてくる」あの食傷現象は大丈夫なのかというと……無問題です。
なぜならバックボーンストーリーがおざなりじゃない、
かつ一つ一つのエロシーンが長すぎないから。
後ろにあるストーリーは、大学時代から続く坂本への片想いエピソードやら、グランピングの知識やら、クラウドファンディングやら、痴漢冤罪からの多様性の考察やら。
軽すぎず、深すぎず丁度良いボリュームで楽しめる内容ばかり。
頭を使わず読めるけど、空っぽエロじゃないという良バランス。
エロシーンも
「坂本」→「叶野」→「桑名」→「叶野・桑名」→「坂本」→「桑名」→「坂本」→「叶野・桑名・坂本」と次々出てくるのですが、
シーンごとの書き分けがきちんとされているので飽きない。
8ターン8様のエロなんです。
いっそエロ短編集として楽しめるレベル。
全編通しで読むもよし、ぱっと開いたエロターンを読むもよし。
好みの受を愛でつつ、ちょっとヤバめな攻めに笑いつつ、エロから多様性の価値観まで、何回読んでも楽しめる。
これは神エロ作です。
でもすみません、さすがにヤバすぎて電子でしか買えませんでした。