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課長の乳首、誰に開発されたんですか?
秀香穂里先生の作品は複数、拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
禁欲的で冷たい容姿を持つ桐生義晶はある秘密を隠している。それは居候の坂本に乳首を嬲られ大きく育っていること。しかしその秘密は会社の上司と部下にバレてしまい…。
個人的、各項目5段階で
エロ 5
乳首 5
複数プレイ 3
言葉責め 3
切なさ 2
な感じだと思います。
攻め3人×会社員による複数プレイやタイトル通りの乳首責めが堪能出来る作品です。因みに受けの桐生さんは貿易会社の国内イベント兼雑貨部門の課長で、その桐生さんと大学生時代からの友人で現在は桐生さんの家に居候している坂本さんと桐生さんの上司で部長の桑名さんと部下の叶野さんが今作の攻め達です。
まず物語り初っ端から、大人の玩具を研究、開発している変わり者の居候、坂本さんの実験台として乳首に吸盤を付けられて感じてしまい、扱かれてイかされる絡み描写から始まります。何度も大人の玩具の実験台にされてしまったことで、むっちりした胸に赤く熟れた乳暈、ぷるんとした乳首に育てられてしまった桐生さん。抵抗しながらも本気で拒めないのは、坂本さんのことが好きだから。身体を触られイかされるが、恋人ではない。そんな一方的な想いを抱いている桐生さんが少し切ないです。
打ち上げ中に偶々、桑名さんと叶野さんに乳首を見られてしまったことで、攻め2人からそれぞれかなり性的なアプローチを受ける様になります。
まず手始めに叶野さんからは直接乳首を吸われながら扱かれイかされて、桑名さんからも乳首を責められ攻めフェラも受けフェラも一通りして最後に素股でフィニッシュです。
坂本さんとも何度か絡み描写はありますが、やはり玩具を用いられて扱かれる程度で、責任を取れ、最後までちゃんとやれと、やはり桐生さんは悶々とさせられてしまいます。やっぱり切ないね。
桑名さんと叶野さんの真摯な好意、坂本さんへの断ち切れない想いで葛藤するが、最終的には多様性だよと諭され、ここで坂本さんに好きな人達ができたと告げる桐生さん。そこで坂本さんも桐生さんのことが好きだと判明し、4人でホテルへ。
坂本さんにとって桐生さんは最高のミューズだから俺が汚していい存在じゃないと、今作では坂本さんとは身体を繋げることはなかったですが、ちゃんと桐生さんのことが好きなんだと分かる言動をしていて思わずキュンとしました。
相変わらず桑名さんと叶野さんの桐生さんへの想いも行為も濃厚で激しくて、二輪挿しまでしちゃいます。
3人の攻めそれぞれの絡みや乳首責め、複数プレイや言葉責めなどが堪能出来て、濃厚で濃密な絡みに乱れる桐生さんがとてもエロいので是非とも読んでほしいです。
『愛されオメガの授かり婚』がすごく好きで
作家様の他の作品も読みたいなぁと思って
この作品にたどり着きました。
表紙とタイトルで色々と察するものがありましたが
実際読んでみるとすごい…!!!!
個人的には誰かと結ばれる作品が好きなので
坂本…って思ったんですけど
愛情不足の桐生には、この展開が一番幸せだったのかな…?と思いました。
私の中で坂本がやっぱり謎が多くて
ほんとに桐生の事好きなら、他の二人に抱かれるより前に
初めてをもらうものなのでは…?と思ったんですけど
まぁ…相手は坂本なのでね…。
一途さを求めてしまう私には、モヤモヤするお話でしたが
二輪挿しや複数プレイが好きな方には
たまらない作品なんだろうなぁと思いました。
ハイ、タイトルのままですね!一人の男が乳首を開発され、育てられる&愛でられるという素晴らしいお話でした!
このお話の面白いなと思ったところは、表紙で受け1人に攻め3人の構図なのかな?4Pなのかな?と思わせそうに見えてそうじゃないというところ。そう、1人は開発者だったんです!!
受けは中堅貿易会社の課長。29歳にして課長職という桐生。開発者の坂本は桐生が大学生の頃から思いを寄せる変人。大学卒業とともに親からの仕送りを切られ、桐生宅に居候の身。家事は全て任せろ、その代わり一銭も稼げないと豪語するどこからどう見ても立派なヒモ。大学の頃から飛び抜けた頭脳を持ちながら、坂本が研究しているのは大人の玩具で、桐生はその実験台にされている。それが、乳首開発。坂本の手によって大人の玩具で魅力的な乳首を持つようになった桐生。そんな桐生の美乳首を偶然目にし、虜となってしまった男が2人いる。
攻めは桐生の部下叶野(25)で、もう1人は上司で部長の桑名(39)。2人は競いながら、たまには共闘する形で桐生に手を出す。同居している坂本は当然、桐生が男性に手を出されたことに気付き、今度は後ろの玩具まで試すように…。やがて坂本と叶野、桑名も顔を合わせ、4人の歪な関係が始まる。
面白いのは桐生は坂本に長年片思いをしているのに、その坂本は桐生に直接手を出さないということ。すごく生き地獄だと思うんですが…。桐生は玩具開発のためのミューズで自分が穢していい相手では無い…と。うん?もう充分穢されてるんだけど?
不思議なことに桐生は坂本も、桑名も叶野も同じくらい好きになってしまって誰も切ることが出来ず、4人の関係を維持していくんですよね~。しかも1人は攻めではなくあくまでも開発者として。不思議な4角関係を見せてもらいました。
これ、神本、あっ紙本じゃ多分読めなかった作品(苦笑)
電子書籍で読みましたが、シチュエーションといい、坂本との関係といい、素晴らしい。
受けが10年思い続けてきた攻め?(なのか?)とは結局合体しないんですよね。なのに読後のこの達成感!
やはり、叶野と桑名の力が大きんでしょうね。彼らが良い味を出しています。坂本と合わせて、三者三様の特色を持っているので、こう言うプレイもありなのかー!と楽しめました。
また坂本の開発製品のネーミングセンスが面白くてプッと笑えるのがいい。リアルにそんな感じのネーミングが多いんでしょうかね?
最後は坂本が電話で呼び出されるシーン、さもなんでも無いふうに好きって言っちゃうんですよね。さらっと。あれ、良かったな。そして、ほっとけ無いからだろうけど、三人がいるホテルにまで行っちゃう。
いつか桐生は坂本に抱かれるのかな。いや、抱いてあげてー!と思いました。
エロエロだった(笑)好きな男に絆され寄生され玩具の為に開発される事10年。ふとしたきっかけで部下と上司に乳首開発されている事を知られてしまい…といお話。
きっかけはあれだけど、叶野と桑名に迫られてるのは楽しかった、2人ともいい男だし。それでも坂本に引っ張られてるのは、桐生がダメな男が好きなんだろうな〜叶野の分析は当たってると思う。結果3Pの場所に来たし、桐生が好きだけどミューズだから抱かないっていうので納得かな。まだまだ桐生は悶々とする事にはなると思うけど(笑)奈良先生のイラストは美しいし面白かった✧*。