特典付き
恋もセックスも…ハジメテは全部ふたりで
【極道の推しメン】のスピンオフ作品になります。
【極道の推しメン】では悪いやつだったハルが主役のお話です。
しかも相手が辰兄だとは!!!
すごくびっくりしました。
辰兄とハルの出会ってからのことが全部入ってて
辰兄の昔のことも同時に知ることができたので良かったです。
まさにタイトル通りのこじらせ片想いで10年愛でした。
二人の間に空白の10年があるのですが
それを取り戻すようにこれから二人は過ごしていくんだろうなぁと勝手に思いました。
「極道の推しメン」スピンオフ作品。
影島組若頭の梓の兄ハルが、家を飛び出し10年。
イタリアンマフィアとなって戻ったハルの、過去に焦点を当てたコミカル作品です。
本編ではかなり絡んでましたが、この作品だけでも充分楽しめる内容になってますよ。
中学では優等生の桟敷原ハルですが、
祖父は三影組組長で、若頭の父を亡くし長兄として組の跡を継ぐ定め。
不良と噂される不愛想な同級生の辰徳も、三影組の抗争で父を同時期に亡くしており、
入門を希望したことから中学卒業後までは、ハルが辰徳の面倒を見ることになり一年。
跡継ぎによる内部抗争で不穏な状態の中、
高校に入学したハルの用心棒として組入りした辰徳。
兄弟のような関係の二人、辰徳の前では素の自分でいられるハルは、
恋愛感情を抱くようになり、ひょんなことからコキ合いをする関係に。
内部抗争でハルを守り辰徳がケガを負ったのを切っ掛けに、
本気で組のことを考え高校中退して組の仕事を始めたハル。
組を守る為にはどうしたらいいか真剣に悩む日々の中、
死んだと思っていた祖母がイタリアンマフィアのボスと知り、
襲い受けで辰徳に抱かれたハルは翌朝メモを残して行方知れずに…。
本編ではアルトと手を組んで、梓を組の跡目から退かせようと色々企んでいましたが、
ただの跡目争いではなく、ハルにとっては本気で 組員=家族 だったことがこの作品で伝わる。
辰徳やハルの亡くなった父達の想いや意志が、しっかり子どもに受け継がれてます。
本編はかなりコミカル色が強かったですが、こちらはただの跡継ぎだったハルが、
大切な人を守るために自ら極道を選択する姿が描かれています。
(肝心なイタリアンマフィア時代がほぼ描かれてないのが残念。)
そして、ハルと辰徳の両片想いの行方…。
学生時代はそれぞれがヤクザ稼業の家族の影響を受けて、普通の環境ではない二人。
だからこそ、言葉にしなくてもお互いを理解して寄り添う気持ちがどこか漂っていて、
学生時代から心の結びつきを感じる二人ですが、想いを伝えぬまま離れ10年ぶりの再会です。
若頭補佐になり今ではしっかり極道の辰徳には、刺青もガッツリ入ってて、
黒髪短髪の硬派な兄貴って感じでイイ男なんですが、10年行方知れずのハルに恨み節。
ハルの本心を知ってもけっこう根に持っている辰徳が、かなり可愛いです。
本編を知らない方が、ハルの男前度を楽しめる気はしますが、
個人的には、どちらも合わせてハルだなとホッコリでした。
再会後のエッチシーンは指入れの中の描写や、
奥深くといった濃いめのエロですが、かわいい描写もあり。
初エッチ以前にケガをした辰徳に差し入れオナホで手伝おうとし、堪らず自分の口を使ってしまうハル…
おかしいと思い辰徳が布団を捲ったら咥えてるハルという絵面なんですが、
これはどちらも堪らないですよね…好きなシーンです。
そう言えば、次男の楓はどうなったんだろう?楓だけ大人になった姿を見せないだけでなく、
楓情報がないんですよね…けっこう強気キャラだったんですが気になる。
※紙本:修正は白抜きです。
『極道の推しメン』のスピンオフです。
前作受けである梓の兄・桜(ハル)が今回の主人公。
極道ものではありますが、激しいドンパチなどはなく、
可愛いラブコメという印象です^^
前作未読でも大丈夫です。
ある日、影島組に入門したいという中学生・辰徳が現れます。
辰は影島組の跡取り息子・ハルの同級生で、
抗争で亡くなった元若頭の息子でした。
素性を知った二人の距離は次第に近付いて行きーー…
ハルが組を継ぐことに反対する派閥から狙われる中、
ハルと辰は興味本位から抜きっこする間柄に!
二人ともDTなのですが、特に辰が早過ぎ(笑)
早漏というより暴発( ̄∀ ̄)
そして、ついには一線を超えたものの、
その後ハルが行方知れずにーーという展開。
「これで俺のこと、忘れられないよな?」
ハルのこの言葉通り、10年間ハルを想い続ける辰。
一途っぽいのに、他の人とヤッてた風なことも言ってて、
少し複雑な気持ちになりました^^;
まぁ、10年だもんね……仕方ないか。
本作は二人の10年にも及ぶ両片想いのお話でして、
ハルと辰の出会いから別れまではしっかり描かれているのに、
ハルが帰ってきてからがちょっと雑^^;
ハルがかなり色っぽくなっていたし、
辰も刺青もヒゲも男っぽくてカッコ良かった。
だからこそ、もっと大人な二人をみたかった!
再会してヤッて想いを伝えてって……
王道の展開だけどちょっと物足りないよ(´-`)
ただ、ハルと辰の久しぶりのHは10年前より成長してました!
ハル、中イキ覚えてきたのね(*//艸//)♡
結腸攻め?辰がかなり深くまで攻めていて、
ハルの初めてを奪っちゃう流れはドキドキワクワクでした(笑)
しかしながら、あっさり終わってしまった感が否めなかった。
せっかくの10年愛がーー
全体的にはちょっともったいなかったかな。
紙本 修正は白抜き(フチありも)
スピンオフ元の作品は未読。
全くの初見でしたが普通に読めました。
学校では真面目な優等生として暮らしつつ、ヤクザの跡取り息子として英才教育を受けている受・ハル。
そしてそこにとある事情で入門してきたハルの同級生である攻・辰。
2人が10年以上の期間を経て育んでいく恋のお話でした。
若頭がハルを始末しようとするヤクザの内部抗争の展開もあるため、荒々しいシーンもあるのですが、
その荒々しさとは一線を画した、2人のピュアで真っ直ぐなやり取りがとても印象的で。
抜きっこ・触り合い…
オナホを使ってやると辰に持ちかけるも、結局自分がフェラしたり、
寝込みの辰を襲う形で童貞喪失を自分の身体でさせようとするハルの一途さがとても可愛かったです。
それに流されているようで、「ハルだから」それを許しているし興奮もしている辰の感じも伝わってきて。
10代らしい勢いと青さがとてもキュンときます。
そこから何やかんやあって、ハルと辰がお互いに「好き」という気持ちを打ち明けあうのには10年の月日がかかるのですが…
それも含めて甘酸っぱくてもどかしい、青いストーリーでした。
一般的な極道モノとは少しイメージは違いますが、要素は随所に織り込まれているため、ライトに楽しめる極道モノといった感じ。
スピンオフ元にも興味が出てきたのでチェックしてみようと思います。
父亡き後、影島組の次期組長候補となったハル。
中学生が背負うにはちょっと重すぎるほどの責任と重圧だな、と思いつつ
極道の世界はそうやって成り立っているんだなと感じました。
…が、そこまで堅苦しいお話ではありません。
極道ものならではの上下関係の厳しさや裏切り駆け引きなんかもありましたが
辰とハルの関係は切なさも苦しさもなく、とても甘かったです。
ハルが急に居なくなったことは、辰の気持ちを考えると酷だなとは思いましたが
再会したふたりを見て離れていた10年は必要なものだったんだなと感じました。
そして…10年経った後の辰がめちゃくちゃタイプでした(笑)
スピンオフということでしたが、前作は未読でも充分楽しめました。