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表題作泣くのはおよしよ仔リスちゃん

佐々先輩(カフェの新人アルバイト)
楓(バイト店員)

同時収録作品サヨナラゆりがご

同時収録作品タイニー颱風

篤(ミチタカの叔父)
ミチタカ(中学生)

同時収録作品りんご畑に続く道で

同時収録作品ごめんね柳ちゃん

同時収録作品待つ宵草

田島晃遥(小説家)
正輔(晃遥の親友の息子)

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

街のダイナーでバイトして1番のかわいこちゃんと恋に落ちるはずだったのに!
ぼくの目の前に現れたのは想い出の「先輩」…。
先輩、10年前のあの日のこと本当に覚えてないんですか?
個性派アユヤマネのお届けする新生ボーイズラブ。
デビュー作「サヨナラゆりかご」とキュートな愛しさいっぱいの描き下ろし5編を収録した、きらめきの初コミックス。

作品情報

作品名
泣くのはおよしよ仔リスちゃん
著者
アユヤマネ 
作画
アユヤマネ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
ISBN
9784902671575
2.8

(11)

(2)

萌々

(0)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
8
得点
27
評価数
11
平均
2.8 / 5
神率
18.2%

レビュー投稿数8

異色作家さんですね

丁寧で丸っこくて可愛い絵柄。
絵だけみたらまさかBLだとは思わないでしょうなー。
イラストレーターさんか、絵本系の絵柄です。
完成度は高いけど萌え要素はあんま無いかなと思いつつ読んでたんですが、ショタ萌えな自分的には待つ宵草の少年の足とかはうわーーエロいーーこの足首がないとこが萌え!!となって萌えました。
あーー、でも自分はショタ萌えしたので萌えたけど、萌え所が無いといえば無いかもしれない、いや他の所に萌えるかもしれないので何ともいえないですが。
上手いし絵柄的だけなら万人向けに可愛いんだけどBLとして萌えるかなあと言われるとちょっと難しいかもしれないなと思ったです。
でもあの足首のない少年足は萌えです、たまらん!

1

絵の独特さに、ついて行けませんでした。

0

オリジナルな絵柄に惹かれる

◆サヨナラゆりかご → 教師と生徒
◆タイニー颱風 → ゲイの叔父と中学生
◆泣くのはお止しよ仔リスちゃん → 10年まえ小学校サマーキャンプに参加した仲間
◆りんご畑に続く道で → 名門私立高生徒と用務員の少年
◆ごめんね柳ちゃん → 会社員の柳とノンケで彼女いる男
◆待つ宵草 → 戦前。中年作家と震災孤児

絵がステキです。キレイで、かわいくて、丁寧。
アユさんのことは『ユリイカ 総特集BLスタディーズ』(青土社, 2007年12月臨時増刊号)で知りました。BLの新しい流れとして期待して読んだけれど、残念ながらあまり印象に残らない話でした。

絵はとても好きです。
でも。
マンガとなると話は別です。

絵については『ユリイカ』のインタビューでこう話しています。
「もともと1コマで絵になる、1ページで絵になる、1冊で絵になるっていうのが一番の目標なんです」
そのとおり「絵」として見れば、とても洗練された一級品なんです。仰角や俯角の効果的な使い方とか、余白のかもしだす情緒とか、思わず模写したくなるくらい素晴らしい!

あと「多田由美の法則」なるものに則って描いているそうです。
曰く、集中線や効果線を描かない。効果音を描かない。心の声を描かない。
他作家の絵をすみずみまで研究して、ついには独自の絵柄を確立するにいたった。並々ならぬ情熱に拍手を送りたい。

でもね。
話がいまひとつなのが惜しいです。萌えるしクスっとするところもあるし、決して悪くはないんだけど、なんて言えばいいのか、「大人の作品」なのかもしれません。私にも大人の味わいがわかる日がくるかしら…(ノω・、)

最初のレビュアー氏のいうように「時代が彼女についてくるのか、それとも受け入れられずにくすぶってしまうのか」といった感想をもちました。

2

泣くのはおよしよ仔リスちゃんレビュー。

多分一般的なBLとちょっと毛色が違う作品だと思う。
アート系というか、サブカル系というか、濡れ場はほぼ無いです。アート感覚で、言葉や視線やアングルを駆使して男同士の恋愛をレイアウトするって感じの作品です。

この作者さんの作品を最初に見たのが同人アンソロ「フェラ特集」だったのですが、児童書みたいなイラストデザインチックな絵柄で淡々とフェラをテーマに描かれていて……。読んでいて変な感覚がした。情操教育的な絵本を読んでいるみたいな。
そういう雰囲気の作家さんが、商業誌で作品を出したらどんな風になるのかなーと思って読みました。

エロは無い。
ただ、恋心だけが描写されていた。
漫画というより、ページを使ったアート?デザイン?何もかもが斬新でした。
最初のウチは読み難いなぁって思ったけど慣れると…………こういう形の作品も良いなって思えます。

1

ノスタルジックにサブカル系

とっても可愛らしい、ファンシーでイラストチックな絵柄で、ごくごく淡いお話が綴られる本。
ストーリーもいいけど、とにかく、何よりいいのは、絵のレイアウトセンス!!
コマごとの絵のバランスとか、アングルとか、
ページごとの全体のレイアウトとか、
枠線の扱い(閉じていたり、解放していたり)、
裁ち切りのベタ背景の効果とか、
実にマニアックにに素晴らしい

BL括りじゃなくて、アート系っていうか、今のBLって括りができるより以前のアート系とか、サブカル系のマンガに、時空を越えて再会した感じだな。
実に懐かしかった。

2

ぜんぜんボーイズラブっぽくない表紙です。
ちょっとこれじゃ萌えないかもと思ったけれど、
けっこう一部で評価が高かったので試してみました。
作者のやりたいこととか、これを表現したいんだろうなぁっていうのは
なんとなくわかります。うぅんでも…
目の付け所はとてもいいと思うんです。
時代が彼女についてくるのか、それとも受け入れられずにくすぶってしまうのか。
なんだか気になる作品です。

2

心が痛いんですけど…

こういう本こそ一番子供に悪影響だと思います(^_^;)
プレイのシーンはゼロだし、ラブシーンさえほとんどありません。でも極限まで抑えているからこそ逆に、生生しく感じました。
少なくとも私が子供時代に読んでいだら確実に影響を受けていたでしょう。
なんか見てはいけないものを見たような…。心がザワザワする作品でした。
特に「タイニー台風」がやばかった…。

6

曖昧だから必死

同性同士の壁を飛び越える事が勇気なのか
同性だから友達に踏み止まるのが勇気なのか。
その境目が曖昧だからこそ、関係の確立に
皆必死なのでしょう。
笑顔の裏には覚悟がきっとあるのです。

3

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