電子限定おまけ付き
上下巻通しての感想を。初めての木下けい子先生の作品読みでした!おもしろかった!
受攻どちらも場面場面によって男前だったり可愛らしかったりする一挙一動にキュンキュンです。
しかしまさかの相馬くんが童貞だったのにはびっくりしましたが、初めてもらってねってセリフの破壊力、、、!!!可愛いかかっこいいかどっちかにせんかい!!!と大喜びしてしまいました。
けど経験がないからこそ周くんに惹かれるのは自然だったのかなーとも思いました。
相馬くん、どんどんスパダリ化するんだろうな〜
上巻で、周が相馬だけでなく周りから、可憐だ、かわいい、色気がすごい…などと言われていたのが私にはよくわからなくて(悲)
なので、相馬が周に惹かれるのもピンとこず。
下巻でどうなるかな、と思いましたが、印象変わらずでした。
改めて思ったのが、周が素直じゃなくて、これでほんまにかわいいの?と更に疑問に感じてしまいw
後に、素直になって相馬に好きだと言いますが、相馬が言うようになかなかデレないし。
相馬も相馬で、今どきのイケメン、しかも長身コミュ強でやさしいのに、全く萌えない(悲)
これも私の好みではない、てことだけだと思うんですが。
にしても!相馬がエロいキスをするのに、童貞って!?マジで〜?!とビックリしてしまいましたw
コミュ強でイケメンでやさしいと、女性が放っておかないでしょうに、今までそんな機会がなかったって、どういうこと?!とすごく気になりました。
遊び人ではない、誠実なキャラなのかもだけど、真剣にお付き合いして、1人や2人くらい経験あるのが自然では?と思ったもので。
あとがきによると、木下先生は関西の方なんですね。京都人ではないけれどと。
私も関西人(非京都)なので、なんだか勝手に親近感が持ててうれしいです。
上巻の終わりに、相馬が周の寝てる間にしちゃったキス。
実は周は起きていて、あれは何だったんだろうとモヤモヤドキドキします。
もうこれはお互いに好きだなぁって思ってたんだけど、相馬の告白にまさかの「NO」
好みじゃなくて、だけど好きじゃないとは言ってない…って分かりにく!
ストレートな言い方をせずに回りくどく言うっていう"京オトコ"の一面を表現してましたね。
まさか相馬がチェリーだなんて誰が予想しただろう。
だけど「俺の初めてもらってね」っていう台詞、正直萌えました(//∇//)
ツンデレの"デレ"が無い周だったけど、ちゃんと好きって言ってくれるようになってからの2人が最高でした。
出会えて良かったって思える人に会えて良かったなぁ、周。
2人が幸せそうで、嬉しくなりました♡
千葉から転勤してきた爽やかコミュ力オトコ相馬くんがどんだけ歩み寄っても響かないツンツンツンばりばり京都オトコの周くん。
塩対応だけど妙に色気もあってほっとけない。火サスに出てきそう(by相馬)な京都の雰囲気も素敵!
相馬くん童貞だったのに学習能力が高いのも良い~
読み終わりましたが。
嘘だー!
絶対嘘でしょ!?
と思うことが明かされていたおかげさまで、まだ受け入れ難い気持ちでいます。
相馬、童貞だった…。
うーそーだーーー。
あんなにパリピ風なのに?あんなにリア充っぽいのに?
あんなに気が利くイケメンが、28まで童貞なはずがある!?
もう、頭の中、そこばっかりですよ。
たしかにフラグはあったと言えば、あったかもしれない。
上巻終わりで、2人でお酒を飲んでいるときに、周に「いい人過ぎて友達で終わるタイプ」って言われてましたね。
「当たってっけどさ…」って呟いてましたね。
でも、あれだけのイケメン、しかも痒いところに手が届きまくるイケメンを、28年間も周囲の女子が放っておいたという事実に驚きを隠せません。
それにしても下巻でも、ほぼほぼデレ知らずの周さん。
ツンツンに萌える脳力がわたしにあれば、もっと萌えたのに!と思うと悔しい。
3周くらい回りくどいダメ出しとか、京都のキャラはツンデレばっかりとか、そういう小ネタも楽しかったです。
「京都の人って鴨川好きだね」も地味にボディーにじわじわ来ました。
そんなわけで相馬の童貞暴露でまだ頭がいっぱいですが、楽しい作品でした。
ツンツン萌えする方はきっと、わたしよりもっと楽しめるんだなあ。
悔しい。