ノット ロンググッドバイ

not long goodbye

ノット ロンググッドバイ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神23
  • 萌×215
  • 萌13
  • 中立6
  • しゅみじゃない0

217

レビュー数
6
得点
220
評価数
57
平均
4 / 5
神率
40.4%
著者
緒花 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784199608261

あらすじ

無口×わんこな同級生同士の、
不器用な恋のリマインドv 

この春に専門学校を卒業し、
近く社会人になる北斗。
同い年で同棲中の恋人・至は不愛想だけれど、
なんだかんだ優しい。さらには、
二十歳の誕生日を明日に控え、
十代最後の日を至と二人で穏やかに過ごす――
はずだったけれど、二人にはある約束が…。
それは、“二十歳になったら別れる”というもので!? 
別れることはわかっていても、
今だけは傍にいたい――
不器用な少年たちの、3年間の恋の記録v

表題作ノット ロンググッドバイ

黒澤 至,高校生〜院生
佐倉 北斗,高校生〜社会人

その他の収録作品

  • 後日談

レビュー投稿数6

有効期限つきの恋が切ない

緒花先生らしいお話だなあ。というのが第一印象。

表紙絵も儚くて綺麗で透明感があるんですが
お話もとっても切なかったです。

でも切ないけど悲しくはない。

高校三年の春、いつまでも出席してこなかった前の席。
登校してきた彼に話しかけたのは、ほんの少しの好奇心。
そういうきっかけが積み重なっていって、興味は恋に変わっていったけれど、恋の期間には期限があった。
北斗の二十歳の誕生日、3月30日で別れるという至との『約束』

なんでそこまで…と私は思ってしまうんですが
別れるコトは二人にとっては必要なコトだったんだろうなあ。

物語が過去と現在行ったり来たりするので
読解力のない私は時々???ってなってしまったので
もう一度、しっかりと読み直そうと思います。

4

大人になる

切なげな表紙を裏切ることなく、受けの子の優しさに中盤からずっと泣いていました。

20歳で別れるという約束で付き合っていた二人が別れの瞬間を迎えてから、なぜそういう約束をすることになったのかを振り返る構成になっています。
『約束をする』ということがテーマになっている話ですが、とにかく受けの子がずーっと優しくて、その優しさが宙に浮きがちだった攻めを地上に繋ぎとめてくれたんだなと思いました。
ほとんど八つ当たりのようなことをされたり、時にはひどい言葉を投げられても、「自分が先にお前を傷付けていたんだ」なんて悲しんでくれる受けの心の美しさは思い出しただけでも泣いてしまいます。
攻めが大人びた子どもで、受けが子どもらしい子どもとして描かれていますが、結局攻めがずっと子どものまま身動きが取れなくなってしまっていたのに気付いて手を引いて、抱きしめてくれる受けの方がずっと大人に見えるのも良かったです。

二人の感情のバランスや距離感が徐々に変化していくのも、その変化に本人たちが気付く展開もなにもかもが良くて、好きなシーンを上げていくとキリがありませんが、最後、別れが近づいてきた時に、今までずっと受けが一方的に「一緒に行こう」と言うばかりだったのを初めて攻めがその言葉を受けに投げかけるところがもうたまらなくて、どこへでもついていくよと答えていた高校時代に別れを告げて、「行かない」と答える受けに涙が止まりませんでした。

物語も終わり方も本当にめちゃくちゃ良くて、良い以外の感情がないんですが、二人の名前にまつわるエピソードや「友達」の意味など、約束以外にもストーリーを通じて綺麗にまとめられていたと思います。
これから先何度でも大切に読み返したい1冊です。

4

約束

とにかく明るいコミュ強の陽キャワンコ系男子北斗(受)と、“約束”を嫌悪し、早く”大人”になりたいと変化を望んでいた訳ありスレちゃった系無口男子至(攻)の、出会って別れて、そしてまた違う形になる、救済ラブストーリーです。

あらすじを先に読み、お別れが前提で付き合ってる二人のお話だというのは把握していたので、その上でタイトルの「ノット ロンググッドバイ」にどう繋がるのか、どうして二人は別れなければいけないのかと、色々と心の準備をしてから初回読みました。…が!心の準備など何の役にも立ちませんでした…切なさに号泣でした。

物語は主に北斗目線で語られています。至への恋を自覚する瞬間から幸せをかみしめる瞬間、そしてなにより、至の事情を鑑みて受け入れて、想いを殺して諦めてそれでも尚、終わりに向けて精一杯、後ろ向きに前向きに愛する本当に健気な気持ちが…もう切なすぎて切なすぎて。「至コノヤロウ!なんてやつなんだ!」と北斗sideで憤ってしまうこともありましたが、至にも至のそうなるべくしてなった理由がありまして…それがまたしんどい。

両親の離婚時に引き取られた母親にさんざん”約束”を反故にされ、捨てられ、父親の元に戻り、”約束をする事される事”を嫌悪するようになってしまった至。
無邪気に一心に”約束をすれば必ず守られる”をぶつけてくる北斗を至は、幼少時の自分とダブらせて、愚かで疎ましく思うわけです。だからこそ衝動的にしてしまった「20歳になったら別れるなら付き合おう」という”約束”。

物語は二転三転し、冒頭へとつながり、”約束”の別れが来ます。
でも、最後の最後まで物語は終わりません。

私は電子で読んだので電子限定だったのかもしれないですが、最後の最後の北斗のセリフがもうすべてを語ってるなぁと思いました。

一度読み返した後、心が落ち着いたらもう一度読み返してみて下さい。
さりげない何気ない描写に、また違う意味を見つけることができますよ!

2

ユーリマインドミー

高校の同級生二人の出会いから20歳までの3年間と、
その1年後の後日談を描いた作品です。

「ハタチになったら別れる」
……そう約束して付き合いだした北斗と至。

出会いは高校生。サ行の人とカ行の人。
寡黙で時々見せる意外な表情が可愛く、自分の知らない世界を知っている男ーーそれが至。

わんこで押し付けがましくて独善的、それでいて素直でお人好しーーそれが北斗。

正反対の二人。
だからこそ惹かれるし、だからこそ憎い。
母親に捨てられた北斗の過去……
守られない約束に縛られてどこにも行けず、待ち続けることしか出来なかった幼い自分。

至は幼き頃の自分自身に北斗を重ねてしまうんですよね。
だからイラつくし、傷付けたくなる。
信じさせてポイ捨てするつもりが、いつしか天真爛漫で優しい北斗にどうしようもなく惹かれていく。
決して約束を反故にしない、必ず至に「ただいま」を言う北斗。
きっと、小さい頃の至も北斗が救ってくれたんだろうな。

大人になったら何にも縛られずに自由に生きたいから、
ハタチまでの期限つきの関係。
それなのに、本当はもう至の方が北斗から離れられなくなってるんですよね。
でも、自分の存在が至を傷付けてると思う北斗は、自分から至の元を離れる決心をします。

好きなのに離れなきゃいけない。ここが切なかった。
北斗は、ポラリスを探す目印になる北斗七星なんですね。
至は、ポラリスを目印にする渡り鳥なんだな。
必ず帰ってくるの。
距離が離れても、決して心は離れない。
必ず至の帰る場所は北斗の隣。

後日談での至からの告白にニヤリ。
やっと言ったかと。北斗やったね!と。
ハタチで止まったままの至の時計もやっと動き出すんだろうな。
至は北斗の尻に敷かれたらいいと思う(笑)

なかなか深い話だし、とてもエモかった。
物凄い遠回りの恋だったけど、ここに至るプロセスが大切だったんだと思います。
好きな人が当たり前のように日常に溶け込むって、とっても幸せな事なんだと思わせてくれる作品でした。

Hは、ほんの少しです。
自然に繋がるようになった流れが素敵でした♡

13

幼稚なのは誰か

期待以上に面白かったです。
1話最初のページのセリフはどこに持ってくるのかな、と思ってたらここか〜
この2人の終わりから始まり、2話以降は出逢いに遡ります。このドラマチックな構成が、最終的に構成だけの作品だったな…で終わったらいやだな〜と思って読んでいました。「過去にトラウマがある高校生モノ」という自分としてはそこまで楽しめないことが多い設定では、最後しっかり「よかったね〜」と思って終えることができて満足。

至が北斗のことを幼稚と表現しますが、自分には至の方がよほど幼稚に見えました。身の丈を、自分がまだ子供なことを分かっていて、人当たりがよく友達も多く愛想もいい北斗は、ある意味で至より大人だと思います。
終盤の至はもうそのことに気付いていたかもしれない。ほんと、至がポンコツなばっかりに〜(カバー裏)

至の父の雰囲気が好きです。この数ページの登場で、母とは相性が悪そうな感じが露骨に分かるのに、どうやって結婚して子まで設けたのだろう笑

萌〜萌2

1

雰囲気は良かったけれど

余りに遠回りの恋が成就したのは、北斗の至を想う気持ちひとつだったと思います。

至は子どもの頃の出来事に縛られていて、とても生き辛そうです。北斗を傷付ける言葉を吐いた事を謝って気持ちを伝えるチャンスは、至と一緒に暮らしていた時に何度でもあったと思うのです。
 
北斗は自分で自分を縛って不器用な至に、過去の至を北斗に重ねるのでは無く、他人である自分に恋してへ欲しいと告げて離れる事にするのです。

北斗は就職して至は休学して旅に出ます。仕事で辛い時に電話して良いかという北斗に、いつでも何処からでも駆けつけると約束して、さよならでは無くて「行ってきます」と告げるのです。

世界中を旅する鳥達が迷わないで帰って来れる目標のような存在が、至にとっては北斗なんです。

後日譚で至は旅から帰って来た後に、北海道の大学に編入して更に院に進学してました。
そして北斗の24歳の誕生日前日に東京に戻って来て、ようやく好きだから過去にしたくないと告白してました。

これっていくら何でも待たせ過ぎだし、北斗の気持ちに胡座をかき過ぎていると思いました。

世界中旅しながら大人になり切れてなかったのかなと残念でした。雰囲気は素敵な作品なんですが、たまに何を言いたかった?って置いてけぼりになってしまいます。

4

この作品が収納されている本棚

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