スイートストロベリー・ユアマイン

忠犬攻めの一途な片想い

攻めが13年にも及ぶ片想いを実らせるお話です。
ずっとDT、ずっと一途な溺愛攻め。
すっごく好きな設定なのに萌え切れないのは、言うほど受けが可愛くないからかな^^;
もちろん、読み手の受け取り方次第なんでしょうけどね。


文芸編集の梓は、担当作家の槙に片思い中。
ある日、酔った二人は一線を超えてしまいーー…

梓が無表情なのに、実はムッツリ。
心の声は、表情豊かです。
槙に対しては、いつも可愛いと思っているし、幸せにしたいと思っています。
すごく一途なわんこ攻めなんだけど、受けの槙の忠犬。
呼ばれればすぐに駆けつけ、我が儘聞いて、パシリでもなんでも喜んでしちゃうタイプ。
ここに若干のイラ〜が。

槙は女王様タイプで、梓に完全に甘えてます。
これを無自覚にしているからタチが悪い。
見た目は派手な男前で、ホストやチンピラっぽい印象を受けました。
表情もあざといかな……
可愛いとは思わなかった。だから、梓の思いに共感できない。
ここが、萌えられなかった最大のポイントだったと思います。

酔って一線を超え、責任を取って付き合うと言い出す槙。
付き合っていた彼女とは、あっさり別れています。
うん？
こんな人と付き合って大切にしてもらえるの？っていう疑問が。
案の定、梓との気持ちの温度差が露呈していく展開にーー。

結局、梓の想いに絆されたというか、まぁ、彼女と別れて梓を選んだことが既に答えだったんでしょうね。
両想いハッピーエンドなのですが、梓が槙をそこまで想い続ける理由も薄かったかなと思います。

俺のものになってくれますか？という梓に、〝お前が俺のもんなんだよ〟と返す槙。
気持ちは揺れ動いたけど、キャラは貫き通したなという感じでしたね。


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気になる方は、ぜひ読んでみて下さい。