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1巻からずっと待ってて、ようやく2巻です!
某魔法学校で有名な物語の世界観のようなお話です。学校といっても世間からは隔絶されたような、おとぎ話の世界から飛び出してきたようなお坊ちゃん学校で、それを完璧な世界観で形作る徹底的なビジュアルに圧倒されます。
制服や校舎などが徹底的に作り込まれていて、その洗練された世界観にはただただ脱帽です。作者様がいろんな文献を調べられて、制服の解説なども細かく設定されています。古典的なのにスタイリッシュで、とにかくオシャレ。それに、学校のシステムや部活、カフェメニューまでも非常に細かく設定されていて、解説ページが設けられているのですがそれを読むのもとても楽しいです。
2巻では春太の乗馬から予期せぬ形で葵木先輩と一夜を過ごすシーン。毛布を取って後ろから、『失礼』と言って春太を抱き締める葵木先輩にドキドキ。もちろん、体温を保つ為とはいえ、葵木先輩はどんな気持ちで春太をぎゅっとしたのか…。葵木先輩はミステリアスで、まだ気持ちが全然読めないから、今後がどうなるのか気になりすぎます。
私はできれば春太は葵木先輩とうまくいってほしいなー(那治ごめん…)と思っていて、登場人物の中でも葵木先輩が1番好きなので、この二人のやりとりがあるとかなり萌えます。
那治のお兄さんが登場し、春太と那治とお兄さんの過去の思い出が明らかになる。那治にもお兄さんにもいろいろしがらみや大変なことがある様子…。そして、お兄さんはなぜ、蓮宮とあんな懇意にしているのか…?蓮宮はなんで那治にちょっかい出してるのか…?まだまだいろいろと謎が多いです。(私の理解不足かもしれませんが)
蓮宮って何か理由があってグラサンしていると思っているのだけど、1巻でほんの少し見えた横顔から、グラサンの下はかなりのイケメンが隠されているのでは!?と勝手に妄想しています(笑)
しかも蓮宮はわざとあんな道化役をやっているのかな、とも思うし…きっと何かあるのではと、またまた妄想は膨らむばかりです。
最後、那治の部屋でヒートになり、那治と!?ついに!?葵木先輩は…!?←え(笑)
という、めっちゃくちゃその後が気になる形で2巻は終わり。もう、今から3巻が待ち遠しいです!
椿と辻くんのその後もありで楽しめましたが、やっぱり、お子様はαの2回目が載ってて、かなり嬉しかったです。隆臣、ほんと最高(笑)過保護っぷりが増し増しで、一昌と隆臣の続編もやってほしいなーって思いました。
久しぶりの続巻です。1巻の時の期待を裏切らない!
Ωである春太は幼馴染兼元彼の那治(α)に涙を見せてしまったことへの羞恥心に駆られているところから始まります。春太が困った所で出てくるのが四逸の一人である葵木。さすが葵木先輩!春太の心に寄り添うところが男らしくて頼れる!
葵木先輩に誘われて乗馬合宿に参加することに、、
もうこの時点で何か起こる予感がしますね(笑)
案の定イベント発生!二人で乗馬の途中で雨が降り転倒。春太が気が付いた時には全身裸状態。目の前には自分と同じ裸の葵木が!?二人で毛布一枚温めあっているシーンはニヤケが止まりません。
私自身春太は葵木先輩とくっついて欲しいですが、那治と春太の小学生の時の物語を読むと那治も家にとらわれていてかわいそうな子なんだなと感じます。別れたくなかったのに家を捨てることのできない自分自身も嫌でどうしたらいいのか分からないという心情が読み取るほど繊細にキャラを描かれていてすごいなと感じました。
後半春太が那治への想いが憧れだと気付き、そのことについて那治も気づいていていた。気まずい状態での春太の発情期。
展開が早すぎて頭が追い付かない(笑)
春太を押し倒したときに那治が春太の写真が入っているペンダクトを肌身離さず持ち歩いているのだと気付いた時どれだけ春太を想っているのか感じ取れ切なくなりました(´;ω;`)
同時収録では「奥様はα」の番外編と四逸の一人である椿先輩(α)と春太と同室の(Ω)辻くんの話です
奥様はαでは二人の子供(昌臣)が出てきます。子供同士で鼻をくっつけているシーンは可愛すぎです!ちーちゃんと昌臣の二人のお話で漫画一冊作れる感じはしました。ぜひ読みたい(笑)
椿先輩と辻君の話は1巻の続編です。なかなか椿先輩はやり手だなと感じさせられます。辻くんはちょろすぎ(笑)
二人のセックスシーンもありオマケとは感じさせられないくらいのボリューム
夏下先生の作品自体すべて面白いので読んでみて下さい!
受けの春太と春太と恋人関係だった那治の出会いのお話が描かれてます。どういうきっかけで、出会って、惹かれたのか丁寧に描かれていました。ただ、春太の気持ちは好きというより、憧れだったことが判明します。
それを春太が那治に告げた後、春太がヒート状態になります。この流れ神すぎます!おそらくそれにつられて、落ち着いていた那治態度がかわり、春太への好きという感情を爆発させてます。普段落ち着いている表情とのギャップたまらないです。
一年振りに出た続巻。
ワクワクしながら読みました。
相変わらず作り込まれた世界観と、ブレないキャラが素晴らしいです!
複雑な人間関係なのに、少ない台詞で上手く読み取らせてくれる。
台詞のないページもあったりして、サクサク読めちゃいます。
ただ、本編のページ数が少なかった。
また、いいところで終わるのよ^^;
本編は5話だけ。
あとは、『奥様はα』の番外編が10Pと、描き下ろしがたっぷりあります。
で、この描き下ろしが一番面白かった‼︎
メインストーリーは、那治と春太の出会い編。
那治の兄まで登場し、まだキャラ増やすかって感じです……
子どもの頃の春太は、今と同じ様に純粋で真っ直ぐ。
那治も利発的な兄思いの少年で、春太とは自然に仲良くなっていきます。
ずっと那治は春太のヒーローで、いまだにかっこ悪い自分を那治には見せたくない。
1巻で弱い所を見せてしまった春太は、那治とはギクシャク。
でも、それって恋?と、春太の気持ちに疑問を投げかけるのは、
四逸の一人・博州。
恋か憧れか?
那治への想いを盲信してきた春太は、初めて自分の気持ちに向き合います。
もしかして、那治は春太が那治を想う以上に春太の事が好きなのかも知れません。
どうしても諦め切れないのは、きっと那治の方……
那治を前にして、初めてのヒートを起こす春太。
この時に考えるのって、誰のことなんだろう?
那治?葵木?
今回、葵木との関係に大きな進展はないけど、2人で遭難した時はドキドキしました♡
葵木のバックハグにキュンキュン。
「失礼」って、紳士すぎるわ^^
この2人の関係がどうなっていくのかまだ読めなくて、そこに興味が持っていかれます。
『お子様はα』は、癒し担当ストーリーですね。
過保護な隆臣に笑いました!
描き下ろしは、辻編②
前回に引き続き、辻と四逸・椿のお話です。
いやー、参った。
いい話かと思ったら、大きなオチがありました。
四逸、かなり曲者揃いですね……
いやいや、怖い怖い。
椿と辻だけHアリです。
続きが楽しみですが、また一年後かな……
のんびり待ちますよ〜
1巻から続けて2巻のレビューです。
優しくて頼りになる葵木に信頼を寄せていく春太。
ハンカチ(笑)のお礼にと、葵木に似合いそうな万年筆のインクを渡すシーンの葵木の表情が!たまらないですね…?!
これはきゅんとしちゃうなあ…
憧れと恋愛について語る2人がまた良い雰囲気。
1巻では春太が那治に対しての未練が描かれていたものの、その背景は分からなかったのですよね。
今作では那治の兄を含め、2人の出会いのシーンが描かれています。
この子供時代のエピソードと、本音が分からずにいた那治の感情が見えてくる事によって、乗馬シーンで「葵木先輩とくっついちゃえばいいのに!」と思ってしまっていた気持ちがすごーーく!ぐらつきました。
え〜!ここで続くなの…?!と、続きがとても気になるところで終わってしまいました…つ、続きが気になる…
前作よりも人間関係が濃く描かれていて面白くなって来ました。
葵木も那治もどちらも違うタイプで、個人的には葵木とくっついて欲しい気もするし、健気な那治と幸せになって欲しい気もして…
こんなに魅力的なキャラクターを描いてしまう夏下冬先生がすごい。
次巻への期待が更に高まる2巻でした。
蓮宮も謎の多い人物で気になります。
あとですね、番外編の辻くんがめちゃめちゃ可愛くて!
そして、椿がなかなかに意外なキャラクターだった事にこう来るかー!と驚き。予想外でした。
この2人の今後ももっと読みたい。
各話の合間に挟まれる設定の数々も面白いのですが、同好会・愛好会・サークルの一覧のクセが強すぎて笑いました。
エリート学院の生徒達…なんですよね…?(笑)