奥様はα

okusama wa alpha

奥様はα
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神89
  • 萌×277
  • 萌51
  • 中立18
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
19
得点
924
評価数
242
平均
3.9 / 5
神率
36.8%
著者
夏下冬 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
ポーバックスTHE OMEGAVERSE PROJECT COMICS
発売日
価格
¥675(税抜)  
ISBN
9784865894783

あらすじ

政略結婚で見つけた奇跡みたいな恋心、
だけど挿入は譲れない!!

由緒正しきαの家柄である太刀上家は今や破産の危機に陥っていた。
一家離散もやむなし!?という状況を救ったのは一代で成り上がった井坂家との縁談。
援助が欲しい太刀上家と名前が欲しい井坂家、双方の利害の一致により長男の隆臣と一昌は結ばれることになる。
ラッキーなことに2人の間には恋愛感情も芽生える。全ては順風満帆かと思いきや……どちらも攻め!?
大好きなのにセックスのこだわりだけがすれ違う、可愛くてコミカルなオメガバースBL☆

表題作奥様はα

井坂隆臣(α),エリートサラリーマン
井坂一昌(α),造園業,実家が由緒正しき家柄

その他の収録作品

  • Prologue(描き下ろし)
  • Epilogue(描き下ろし)

レビュー投稿数19

愛が溢れるαの夫夫

初めて読んだ夏下冬先生の作品です。

サラリーマンの井坂 隆臣(α)と造園業の井坂 一昌(α)のお話。

一代で財を成したため名家との繋がりが欲しい井坂家
名家でありながら倒産の危機に陥っていた太刀上家
双方の利害関係が一致して、お互いαの息子たちを結婚させることにしました。
周囲の心配をよそに、相性が良かった隆臣と一昌。
甘い新婚生活が待っているかと思ったけど…。

ふゅーじょんぷろだくとは「全員が妊娠できる世界」なので、どの組み合わせも妊娠して出産ができます。
そして、この全員が妊娠できる世界ということはいろいろな可能性を秘めています。

隆臣と一昌はお互いに抱きたいため、未だに夫夫の営みはありませんでした。
しかし、後継ぎが欲しい隆臣のお母様は何かとプレッシャーを掛けてきます。
あれこれ悩んでいた一昌はカウンセリングに行くことに…。
そこでは、カウンセリングの延長で初めて穴に指を入れられてしまった一昌。
でも、「そちら側の素質」があったのか、だんだん自分で弄るようなります (*ノωノ) キャ

どちらが抱くのか抱かれるのか…男性同士の越えなければならない壁ですね。
恋愛結婚ではないけれど、隆臣と一昌はお互いのことを大切に想っています。
だからこそ、隆臣に内緒でカウンセリングに通っていた一昌。
それを知って、一昌だけに抱え込ませてしまい申し訳ないと思う隆臣。
大事なのは一緒に乗り越えることです。

どうしても後継ぎが欲しい隆臣のお母様は、ある策略を思い付き実行します。
それは、何も知らない隆臣と薬で発情させた京和先生を部屋に閉じ込めてしまうことでした。
ヒートを起こしたαと発情したΩ…このまま発情セックスをしてしまうのか?!
その時、一昌は?
絶体絶命のピンチですが、そこには「婚前契約」ではなく「愛」がありました。
ぜひ作品をご覧ください!
感動でグッと胸に込み上げるモノがありますよ。

この作品には当て馬は登場しません。
あやうく当て馬にされそうになったのが、カウンセラーの京和先生です。
ちなみに、京和先生はいつもクールな紳士ですよ。
脇キャラでは、隆臣のお母様、一昌の両親と同僚が登場します。
隆臣のお母様がかなりのイケイケですが、女一代で成り上がっただけのことはありますね。
一方、一昌の両親は温厚で仲がいい夫夫で、一昌の理想のカタチじゃないかなと思いました。

Hシーンは、本編に1回だけです。
隆臣の両手の噛み痕に強い意志を、全てを受け入れる一昌の優しさを感じました。
そんな愛が溢れたα同士のセックスがすごく良かったです。

描き下ろし『Prologue』
最初の結納のお話。
政略結婚なのに、もう仲良くなった2人がほほえましい。

描き下ろし『Epilogue』
妊娠した一昌が元気な赤ちゃんを無事出産したお話。
一昌と赤ちゃんを見たときの隆臣の安堵した顔がいい!
「次は俺が頑張るよ」なんて…これが、全員が妊娠できる世界なのか(涙)

最後は、2人の可愛い赤ちゃんも見られて感無量です。
スタートは政略結婚でしたがそれとは関係なく、愛し合い、妊娠し、出産する。
オメガバースの作品は圧倒的にα×Ωの組み合わせが多いですが、同種の組み合わせも素敵だなと思いました。
同種で同型の結婚や後継ぎ問題などシリアスになりそうなテーマを夏下冬先生がコミカルに仕上げているので読みやすいです。
お互いがお互いを大切にしているので、セックスを含め無理がないところも良かったですね。
オメガバースが好きな方や食傷気味な方にも、新たな発見ができる作品だと思います。

1

優しくて楽しい夫夫の物語

私がこの作者様の作品で1番最初に購入したのがこの作品です。
とにかく、画力がすごい!とっても絵がキレイです!カバー絵に惹かれて購入したのですが、内容がめちゃめちゃおもしろかったです!

私自身はオメガバースについては特に何も思うところもなく、そういう設定なのね、みたいな感じでそれぞれの作品の中の設定と解釈に沿って読むだけ、みたいな感じでした。

でも確かに、このα×αは珍しい。しかもこの作品では、αもβもΩも男も女もみーんな妊娠できる設定なのです。男女は、男型・女型と呼ばれていて、作中に一昌が、『俺は元々女型フェチで…』というようなセリフが出てくるのですが、ここで、なるほど、この設定であれば、男男、女女、男女のそれぞれのカップルが珍しくもなく普通に存在するのだな、と分かりました。

オメガバースは多くの場合は男ではΩのみ妊娠可能としている設定が多く、確かにこれだとα×αでも全然いいけど子供ができない。オメガバースの最大の特徴は男でも妊娠できる世界観という感じだったので、確かに全員が妊娠できれば話の幅も広がるかもしれないなぁと思いました。

α×αで両方攻になりたい夫夫の話。でも、二人にはちゃんと愛があって、隆臣も一昌もお互いを思いやってとっても優しいんです。

私は個人的には隆臣のファンなのですが、隆臣は時間をかけてもちゃんと一昌が納得して受け入れるまで待つつもりでいる。嫌がることは絶対しないと一昌を無理やりに抱くようなことはしません。隆臣の男らしさに惚れ惚れします。

なのに一昌がカウンセリングを受けに行くきっかけになったのが、前の夜、隆臣に抱かれたくなったら寝室に来いと言われて、本屋さんにテクニック本を買いにいったときにたまたま見つけたカウンセラーの本がきっかけという(笑)一昌、めちゃめちゃおもしろいです(笑)

この作品は随所に笑いのセンスが光っていて、クスクスしながら読める本です。αとΩの番をめぐる…みたいな重苦しい雰囲気がなく、跡継ぎを義母に切望されて悩んだり、夫婦間での性の不一致みたいな実社会でもよくあるリアルな問題に主人公たちが真面目に、ときにユーモラスに向き合っていくお話です。

この作品のスパイス的な役割となるカウンセラーの京和先生。もう、一昌と先生のやりとりがめちゃめちゃおもしろい。

一昌って本当に真面目で素直なかわいい人なんですよね。隆臣のことが好きだけど、なかなか受になりきれない自分。葛藤しながら、でもチャレンジすることも忘れないし、なによりこの問題に正面から真面目に向き合ってなんとかしようと行動する。本当に素敵な奥様です。

自宅でおもちゃ(?)を挿入して試しているところに隆臣が帰宅して見られちゃった場面(笑)読みながら声を出して笑ってしまいました(笑)一昌が真面目にやっているから、そのコミカルなやりとりがとっても可愛くて楽しい。

隆臣も結婚記念日に花を送ったり、二人でカウンセリングに行ったときは、一昌が先生に身体を触られて認識変化に至ったことが許せなかったり。心から一昌のことを大切に思っていて、めちゃめちゃ優しくてかっこいい旦那様です!

最後は隆臣ママの仕掛けた罠にはまり、めでたくセックスするのですが、京和先生のフェロモンに当てられた隆臣が、自分の手を噛んで必死に耐える場面は、その描写がすごくて隆臣の一昌への愛と信念の強さにゾワゾワしました。

別の作品にて、後日談になるお子様はαが収録されていて、子供が生まれてからの隆臣と一昌を見ることができます。

政略結婚ではあるものの、ちゃんと二人は愛しあっている普通の夫夫で、番やΩの生きずらさみたいな話がまったく出て来ないので、オメガバース作品が苦手という人でも読みやすい作品だと思います。

それに、やっぱり、隆臣と一昌の人物設定がちゃんと作り込まれていて、感情や行動の描写が丁寧。二人ともとても魅力的だし、読んでいて展開に無理がないので、気持ち良く楽しく読める作品でした!

4

墓に入れたいくらいの作品!

最近はα×αも増えてきましたが、オメガバースではα×Ωが主流ですよね。

ニッチでマニアックなところを攻める、ふゅーじょんぷろだくとらしい作品でした。

攻めの隆臣さん、とっても誠実な人です。

ドSでゴリゴリな鬼畜攻めも好きなのですが、隆臣さんのように愛妻家でマメで繊細さも併せ持つ攻めもよきですね。

相反するように、受けの一昌さんは豪快褐色イケメンです。

この一昌さんの、ちょうどいいダメンズ具合がたまらない!

そして、夏下冬さんの画力とセンスが光る、最後までしっかりと楽しめる作品でした。

本作品では隆臣×一昌ですが、一昌×隆臣も見てみたい...!

次は一昌×隆臣で出産シーンもみっちりと描いて欲しいなぁ(笑)

奥様はα 2の発行を期待したいです。

1

オメガバースという可能性

元々オメガバースは得意なほうではありません。
でも嫌い!というほどでもないので人気作は気になって読んでみる!っていうスタンスの私の戯言なのですが…

α×Ωが主流な中、α×αは目新しく「うん!上流社会では確かにこんなことも行われてそう!」と新たな世界観を感じました。

ですがいかんせんオメガバースを読み慣れてない私。というか、Ωものしか読んできてない私。
うーん、難解(^^;;
オメガバースの作品って最初に説明があるじゃないですか。
あれ、一応毎回目を通したりして理解はしてるつもりだったんだけど、「え!αも妊娠って出来るんだ!?」とか初っ端からいきなり躓いて、わけわからなくなっちゃって(^^;;
Ωだけが子供産めると思ってました、ハイ。

こんなとんちんかんなレビューしてるの私だけだし(恥ずっ)、設定に入り込めていればもっとすんなりと楽しく読めたんだろうな〜!と非常に残念であります…う。

家の問題、性生活の問題、妊娠出産にまつわる問題、いろいろなものが渦巻いていて、さらに「愛」があるからこそまた拗れたりもする。
でもやはり「愛」がすべてを超越してくれるのが、よかった。

対Ωとの抗えない本能のような関係以外にも、様々なシチュエーションが描ける題材なんだなーと、今回は勉強になりました。
いわゆる普通の男女の恋愛、結婚、出産のようなストーリーを、男同士で、また男同士ならではの斬り込み方で描けちゃうんだもんね。

やはり、何でも受け入れて世界観を楽しむのがオメガバースなのかも!?(^^)

1

要素盛りだくさん

んん〜〜‼︎
面白かった〜!「神」と「萌x2」すごく迷ってる〜!
BLの評価的には「すごく面白かった」の萌x2。
だけど、その他婚姻制度や生殖に関してのあれこれに思いを馳せさせてくれた意味ある作品、という位置付けも加味して、やはり「神」まで上げていいかな…という気分。

帯に「どっちが攻めになるのか」ってあって、あ〜攻x攻の攻防か…と萎えてたんだけど、本作は一味違う。ていうかこの帯は違うでしょう⁉︎
家名が欲しい成金α家と、おカネが欲しい貧乏名家α家の、いわば政略結婚。
そんな出会いながらちゃんと恋愛感情?というか親愛の感情が流れている夫夫のヨメ側が、抱かれる側・妊娠する側にならなければならない事は既に決定している。
ヨメである一昌は頭では理解しつつも、受ける覚悟ができないという事でセックスカウンセリングを受ける、という話なわけ。
本作はオメガバースで、言ってみればパラレルワールド的な話で決して未来の話ではないから仕方ないんだけど、家柄が欲しくての婚姻や、後継者の実子主義や、やはり胎児は誰か人間の体内で育んで出産を経なければならんのか、とか。現代にも続いてる女性を取り巻く古くからの問題よね…
会社の後継って実子だけがいいわけじゃない気がするし。
子供を「産む」という負担を人体からどう減らすか、ってSF的にもテーマになり得る未来的な命題だと思うし。その辺りは今現在のテクノロジーと同じ時間軸ではありますが。
ともかく本作。
やはり自分が抱かれようとしてカウンセリングを受ける一昌がいいし、それを知って自分ごとに寄せてくる隆臣もいいよね。カウンセラー先生の「失敗を2人で共に乗り越える事に意味がある」という言葉が核心を突きすぎててハッ……としちゃったし。
結局受ける側としてのヨメ・一昌が自ら受ける気持ちになって抱かれる。そこにはもう攻防も攻め受けの優劣も何もなく、ただ「愛」がある。(たとえ発情期誘発剤による半強制的なシチュエーションだとしても…)
このHシーンは素晴らしかった…!私はいつも「官能」を求めるんだけど、こちらのシーンはもっと切羽詰まってる。止める事ができない激情。こんなのもいい。
隆臣のスパダリ感、一昌の褐色もとても好みでした!

7

お話はいいと思いますが…

オメガバースα×Ω設定ものが好きななので、それと絵柄も苦手な感じだったので、こちらの作品は読まずにいたのですが、評価の高さに気になりとうとう買ってしまいました。

食わず嫌いはいけないので!と頑張ってみたのですが…

どうにも絵柄がダメでしたあ~(T_T)
ガチムチ系が非常に苦手でもう絵を見ているだけでお話が入ってこないんです。
お話や設定は決して悪くないと思います。
夫婦のあり方など普通に現代社会にも通じるところがあるのではないでしょうか。
α同志でも一所懸命お互いを想う二人には好感持てますし…なのですが…

最近は結構許容範囲広げたつもりだったんですけど…まあ、好みの絵柄でないと受け付けれない自分の至らなさを再確認できた作品でした。

ガチムチ系苦手な方、宜しければ Let‘s try!!

2

この時代、オメガバースという設定に忠実な作品。

ギャグ要素が多く、オメガバースという設定を重くなりすぎずに受け止めることの出来る作品です。
設定を受け入れやすいだけでなく、現実感があるところが、この作品の1番の魅力だと感じています。

①α同士の契約結婚という、この時代なら有り得る設定をテーマとしている点。
②この作品の出産シーンには帝王切開の描写が入っており、その点を珍しく感じると共に、「男性同士なら当然、そうだよなぁ……」と、納得させられる点。

オメガバースの持つある意味ファンタジーな印象を覆す、素敵な作品だと思います。

5

目からウロコ

驚きっぱなしでした。己がどれだけ固定概念に囚われていたのかよくわかります。

始めからこだわりが随所に見られ、
お見合いのシーンで一昌側に男性が2人いるので、気付かず「一昌の隣の男の人は兄貴かな?」なんて思っていたのに一昌の両親だったとは…。主人公たちが”夫夫”になるようにその親も夫夫である事も普通のことで、「俺の親も夫夫なんだ!」みたいにピックアップされるのでもなく、新婚夫夫のリアルな葛藤が展開していきます。

そうなんです!めちゃくちゃリアルなんです!!
男でも妊娠できるという設定の時点で、ファンタジーとカテゴライズしちゃいそうなところ、孫を急かす姑に悩まされたり、上手くいかない性事情という現実の夫婦も抱えている問題が夫夫にも起きていて、オメガバースがリアルを織り交ぜ、フィクションがありえそうな形として受け入れられる日常ドラマになってる事に感激しちゃいました。また、バース性があるので作中女性の事を「女型」と表記していて「外見的な違いで分けるのか!」と語彙にも徹底していてナイスだと思いました。
Ωの存在があって運命とか身分違いの恋とか、反発してでも貫く純愛というのがスタンダードだったところに一石を投じた作品になったのは間違いありません。

オメガバースもだいぶ世の中に浸透してきたと思います。今作は面白いだけではなく、視野を広げさせられ大変勉強になりました。
元々好きな世界観なので、この作品を読んで今後あえてのβ×βとかα×βとかα受けとか「これもアリだね」と今やいろんな可能性を妄想するようなっちゃいました。

最後に、そういえば先生はΩだったわけですが彼にもいろんな事情があったのかと気になって仕方ありません!なにかしらの形で先生のお話が読めたらいいなと期待しています。

10

α×αが新鮮で良かった︎☺︎

個人的にオメガバースの設定が好きで、オメガバースの作品をたくさん読ませていただいています。この作品はオメガバースものでも珍しい、α×αのものだったので、気になり読ませていただきました。

全体的に見ると、コミカルな感じでいいなぁと思ったのですが、隆臣がΩのフェロモンに当てられた時、自分の手を噛んで我慢しているところがとても印象的です。
一昌への愛や気持ちが伝わってきます。

挿入のシーンでリバはありませんが、一昌が隆臣へ仕掛ける場面もありますのでリバ好きの方にオススメです。

4

思ったよりコミカル

自分の手をガリガリと血だらけになるまで噛んで、Ωのフェロモンに耐えた攻・隆臣。
全ては「妻である一昌を傷つけたくないから」ですよね。
α同士の結婚ということで、オメガバースとしては異色の作品ですかね。
読み終わった後一瞬「α同士ってことは、二人にはそれぞれ運命の番が別に世界のどこかにいるってこと?もしその運命の番が現れちゃったら…」といらぬ心配をしてしまいましたが、この二人ならそんなのはね飛ばして愛し合い続けるんでしょう。
深い所でお互いを思い合う二人ですので。

3

この作品が収納されている本棚

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