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表題作JAPANESE CHESS

ダニエル・スミス,リーマン,スコットランド人
香田大和,引退したプロ棋士

あらすじ

将棋教室を営む大和(ヤマト)に恋をしたスコットランド人のダニエル。
元プロ棋士の大和の気を引くために将棋を教わるが、大和には想い人がいた。

「私にもチャンスあるって事デショ」
大和に【執着】するダニエル。
過去の恋愛に【トラウマ】を抱える大和。

そして二人は体を重ねるが…。

美麗な絵と独特なテンポに魅了される人続出!
奇才・NewYorkが描く衝撃作!

JAPANESE CHESS(1) 52ページ
JAPANESE CHESS(2) 45ページ
JAPANESE CHESS(3) 48ページ
JAPANESE CHESS(4) 33ページ
JAPANESE CHESS(5) 37ページ
JAPANESE CHESS(6) 40ページ

作品情報

作品名
JAPANESE CHESS
著者
NewYork 
媒体
漫画(コミック)
出版社
MUGENUP
レーベル
fujossyコミック
電子発売日
3.7

(13)

(6)

萌々

(1)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
47
評価数
13
平均
3.7 / 5
神率
46.2%

レビュー投稿数3

将棋全然わかんないけど

電子で単行本版が出たので完結したんだ、と思ったのですが…まだでした!
一気に完結まで読みたいかたはまだ待ってて。
今回は1〜5話まで読みました。
内容は、BLでは珍しい「将棋」。
ある茶屋で、その店の和服男性に惹かれたスコットランド人、が主人公。
和服男性・大和は、その茶屋で子供に将棋を教えていた。
だからダニエルは毎日仕事終わりに茶屋に寄って大和に将棋を習っている。どんどんはまり上達していくダニエル。
ある日、同僚から大和が実は引退した元プロ棋士だったと聞かされ…

引退の理由は、同期棋士とデキてるという噂が原因らしい…

男との噂…ダニエルは大和に私にもチャンスがあるでしょ、と口説きにかかる。
…と一気にBL的展開になっていきます。
大和もあっさりと、ほんとにあっさりとダニエルを受け入れ、すぐ肉体関係に。
(2人は全裸H。これポイント高い)
大和のカラダは手に入れたダニエル。
大和のオトコだったらしいツキナリが気になって仕方ない。このまま将棋を続け、地方アマ戦で優勝しプロ棋戦への挑戦権を得、ツキナリを見定めようと考えるが。

アマ龍馬戦全国大会にて、指導対局人員としてツキナリが現れます。
もし月成と大和が会ったら取られてしまう…ダニエルは大和を部屋に閉じ込めて月成に会わせない。
表情を変えない顔の下でそんな激しい嫉妬心と執着を見せるダニエルと、一体月成との間に何があったのかまだ何も明かされない大和のどこか噛み合わない関係性…
今の所そんな話。

絵柄は個性的だけど、あまり表情が動かない印象。たまに寄り目すぎる事があります。背景はあまり書き込まれてない。
修正はライトセーバー系。Hは体の線などなめらかで色っぽいです。
とにかく大和の過去がまだ全然出てないので、物語はこれから。
5話のラストシーンはついに月成と大和が顔を合わせてしまう所で終わります。続き気になる!おまけで萌x2。

2

将棋x執着BLが面白い

ブックパスの読み放題から。線の細さや顔は不安定だし、これを許していいのかと思う位コピペ上等な造りですが、それでも面白いです。
台詞の言葉と流れがスムーズで読みやすく、独特の雰囲気が癖になります。

お茶屋で気になった男が「面白いよ」と微笑むので、下心有りで将棋を始めたダニエル。教えてくれる男は将棋の元プロで、辞めた理由はーというお話です。

将棋をテーマにBL、というより同性愛の溶かし込み方が自然で良かったです。
外国の方が描かれているからか、主人公ダニエルの西欧人らしい仕草も自然で愛嬌があり、萌えというよりエロティックなムードも現実味があります。
私は詳しく分からないのですが、将棋シーンでの戦い方も拘って作られているようです。

小僧(幸田先生の親戚。仕草がかわいい)に負けてズンと落ち込むダニエルと、フォローする幸田先生の図は微笑ましいし。
アマチュア戦初戦での相手がイギリス人で、英語訛りだのカッペだの言い合いになったり笑。
ダニエルとお風呂に入った小僧の「だって叔父さんすっごく小さいもん」という言葉が聞こえてしまった幸田先生が謎の薬を即購入したり(話の真相がまた微笑ましいし懐かしい…)
この作品にしかない会話の空気感が面白く好きです。続き読みたい。

1

続きは気になるけど…

初読の作家さんです。
完全に好みの問題ですが、アオリのせいで損してるなあと思いました。
「美麗な絵と独特なテンポに魅了される人続出!
 奇才NewYorkが描く衝撃作!」
煽りますねぇ。

スコットランドから来たエリートビジネスマン・スミスさん。
偶然入ったお茶屋の店内で将棋をさしているのを見かけてハマります。
でもスミスのお目当ては、実は先生の大和で…。

という話。
作画はかなりひとを選びそう。
決め顔はキマってます。
特にスミスの決め顔は、既存の作家さんのお名前を出すのはルール違反かもしれませんが、お名前に方角が2つ入っている先生の作画にかなり似てます。
ただそれ以外のコマでは高い割合で寄り目になったり、顔や体のバランスが角度によって崩れたりという方が多くて安定しない印象。
大変心苦しいのですが、決め顔以外はわたしは苦手なタイプでした。
なので読み終わってからアオリを読んで、「え!?」ってなった次第です。
めっちゃハードル上げるやん、と。

ストーリー的には一目惚れした相手に将棋を習う口実で近付いていくうちに、将棋にもハマって…という感じですが、スミス目線なので大和がよく分かりません。
あっさり抱かれるし、眼鏡が飛ぶ勢いで床に突き飛ばされた上に、理由も聞かされずに「部屋から出ないで」と言われたら本当に出ない。
感情がないのかな?と思ってしまうような描き方なんですよね。
4年前に将棋界から引退したとき、付き合っていると噂だった同期の月成と何かあったのは分かるので、それで自暴自棄になったままなのか、抜け殻になったままなのか、5話までではよく分かりませんでした。
大会中に大和が記者と話しているのが気になってガン見するスミスは面白かったけど、そこまで好きな人を突き飛ばせる時点でちょっと…。

口の軽すぎる将棋雑誌の記者が登場するのですが、『深夜食◯』の小鈴さんみたいなキャラで、この人が4年前に月成から「大和には言わないで」と口止めされたことを大和に伝えたのが引退のきっかけになっている感じ。
過去の回想でも今回も、「言わないで」は「言って」とばかりに伝書鳩。
この人が好きになれず。

スミスがアマ大会に参加する辺りが、かなりガッツリ将棋です。
将棋は分からんという方には、「そっちよりストーリーを…」と思うくらい将棋。
ただひとつだけ言わせていただくとハワード戦での「3九角」は、初心者でもスミスの打った「同玉」か「同金」の2択しかないと思うのに読みがおかしい。
「1八玉」に逃げたら、「2八角成り」→「同銀」…という防戦が無駄に長引くだけ。
もう1つの読みの「4六銀」に関しては、試合を投げたとしか思えない悪手。
そこから実況部分をしっかり読むのはやめました。

すごく気になるところで終わっているので、たしかに先は気になります。
ただ5話までで与えられた情報が少なすぎるので、続きを単話で買うまでは思い入れがないのが本音です。
辛口で申し訳ないです。

1

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