大切なのは遊にぃだけ

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表題作幼馴染アイロニー

咲坂凌
大学生
生垣遊太
大学院生

その他の収録作品

  • 荷ほどきの日

あらすじ

咲坂凌は、編入した大学で「遊にぃ」と慕っていた 年上の幼馴染・遊太と再会してしまった。
凌の思いも知らず、遊太は再び自分と仲良くしたいという。
高校時代、遊太への独占欲から彼の恋人を寝取り姿を消したというのに。

重すぎる愛ゆえに自らを遠ざけたい凌と、頑なに凌から離れない遊太。

そんな時、遊太に近づく新たな男が現れ…。

独占欲の塊×年上幼馴染再会ラブ。
描き下ろし付き。

作品情報

作品名
幼馴染アイロニー
著者
二須りぃ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
ISBN
9784832291355
3.7

(38)

(9)

萌々

(15)

(10)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
8
得点
138
評価数
38
平均
3.7 / 5
神率
23.7%

レビュー投稿数8

天使のような笑顔でなかなか強かな受けちゃん

少し前の作品になりますね。
表紙の2人がとても美しいです!最近共依存BL?にはまってるというか、共依存関係が好きだから読んでしまうのかたまたま手に取ったBLが共依存関係の話だったのかよくわからなくなってしまいました。
こちらのお話も攻くんは無償の愛だと思ってるようですが、執着とか依存っぽい感じがします。
共依存ってあまり良い意味には使われないのですが、BLにおける共依存って萌しかなきですね!
お互いが何よりも大事で、あなたのためならなんでもしますみたいなかんじが、震えるほどよいです。
凌は、最初いけすかないやつだなと思ってました。遊太の彼女を寝とってそのまま姿消すとか、多分それは、嫉妬で自分のどうしようもない気持ちがわからなくなって姿消したとしても、はぁ?最悪だなとなったのですが
なんと偶然にも同じ大学に凌がはいってきて…
偶然がなかったら、凌はそのまま遊太を忘れるつもりだったんでしょうね。
遊太を傷つけないために、でも遊太は凌につきまとってきて話をしようとするのですが、クールかなんかしらんけどちゃんと話聞こうね
でもバイのクズ男くんをほこぼこにするとことか、クズ男くんの全てを調べあげて脅すとことか最高に良かったです。
でも実は1番ヤバいのは遊太ではないのかなと思ってしまうところがありまして
なんであんなになついて可愛いと思ってる凌に彼女を紹介したのかな?、嫉妬してほしいからかな?
そうやって自分に依存させたいのかな?攻くんが優位な立場っぽいけど実は天使のように可愛らしい純粋な受ちゃんに、無意識に手のひらで転がされてる攻くんが大好きなのでした。

0

幼馴染執着愛

歪んだ愛故に自分から遠ざけたい執着攻
vs
実は攻めに依存している、自分から離れられることを怖がる受

ひたすらこの構図の幼馴染でした!
話し合えば普通にお互い共依存なので解決したものが、すごく拗れてすれ違います。

幼馴染でお互いを大切にしていたふたりが、受けに彼女ができたことでとても拗れます。受けの彼女を攻めが寝とったようで...その後攻めは1度海外に逃亡します。数年後、帰国し、編入するのですが、、たまたま同じ大学で出会ってしまいます。そこから物語が始まります。

話し合えばいいじゃん!ってひたすら感じるすれ違い続ける2人にとてももだもだしました汗
攻めは、自分から受けを遠ざけようとする割には、受けの周りをバズバズ排除します。いっそ自分のものに正攻法でしてしまえばいいのでは...と思ってしまいました......が、それではきっとこの作品の良さが失われてしまいますね!

2

どろどろな執着

大好きな幼馴染の恋人と寝た凌は、遊にぃの前から姿を消すが、大学でまた再開をしてしまう。
他人のように冷たくあしらう凌に、なぜか遊太はつきまとってくる。「僕が怒ってる事当てられたら付きまとうのやめるよ」と遊太は言うが…

うーん、すごい執着でした!凌の執着は特にすごい…遊に近づくものを手段を選ばす裏で消していく様は顔が怖いのもあって若干ホラーちっくでもありました…
とはいえ、可愛い顔した遊太も結構病んでた。
本当にお互いへの執着心の拗らせが凄い。もっと素直に伝えていれば…というのも遅い話か…

そして遊太に無理やり手を出してしまった凌
どうなるのかと思いきや、なんと次の日にはお互いの思いが伝わり、両思いの優しいエッチへ…いやー1日でこんなにも関係が変わるのか!と思うほど最後は凌が別人のような柔らかい表情になってびっくり!

ハッピーエンドではあるけれど、これからもちょっとした事で嫉妬したりしてそうだなぁ…と思わずにはいられない2人でした。

1

幼馴染愛

幼馴染の凌と遊太。
幼い頃から凌は3つ年上の遊太を遊にぃと慕い、
仲良く過ごしていましたが、思春期の頃に凌が遊太の彼女を寝取り、遊太には何も告げずに凌は海外へと引越し疎遠になってしまいます。
そして時は経ち大学生、院生となったふたりは偶然にも再会。

関わらないよう冷たくあたる凌ですが、遊太はめげずに昔の凌のした事に対して彼女の件とは別で怒っているんだと食いついてきて…。

凌が遊太に近づく人間を排除しようとする姿は怖いです。はたから見ても、凌本人も歪んでいると感じるほど。

「俺に出会ったこと後悔して」

なんて…、心にこびりつくような言葉をかけて凌はまた遊太から離れようとするんですよね…

それを引き留めたのは2度と凌と離れたくないという遊太の執念。

どちらもどっぷりと深い共依存。
凌の方が重そうに見えるのですが、遊太も負けず劣らず凌への執着が根深く、光属性に見えて闇持ち。
澱むところまで澱んで行き着いた底には透明感すら感じます。
己の無害そうな容姿からそう見えないであろうことを利用しているところにまたぞわりとしました。

このふたり、それぞれ想いを吐露した時も「好き」という言葉は一切出てこなくて、その代わりに態度や表情でふたりでいるのが当たり前で、必然で、あるべきところに落ち着いて、もう絶対離れないという意思はすごく感じられました。

そして、ふたりがずっと一緒にいれば外部には被害が及ばないのでそこは安心できるなあ、と思いました(苦笑)

2

執着物って好物なんですが

幼馴染みの執着物って大好きなんです。
遊太を狙う男を凌が撃退する様子が、鬼気迫っていてとてもゾクゾクしました。


相手の事を調べ上げて叩き潰して行くのがとても面白かったんですが、一度きりだったのがとても残念でした。
しかもそんな自分を異常だと思っている時点で、凌はまともな人間だと思うのです。
実際に遊太から離れようとしていました。


どうせならもう一線超えて、サイコっぽくても面白かったかもしれません。


遊太も実は凌に執着してて、避けられてるのに凌の居場所をあちこち訪ねて回ってます。しかも学生課から凌の住所聞き出してたし。個人情報⁈って思いました。
遊太も本当の自分というものに引け目を感じているんです。ただ天然って事で遊太の方がタチが悪いと思いました。

似た物同士でお似合いの2人だったと思います。


とても綺麗な絵なんですが、遊太が寄り目がちになるのがとても気になりました。

2

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