僕にとってはセックスって食事と一緒だよ

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表題作きみとの夜はいつも

水科哉也,戸祭の通っていた美大に通う美大生
戸祭,有名な日本画家を祖父に持つフリーター

同時収録作品INSIDE OUR ROOM

橋向,衣笠の隣人の会社員
衣笠桂,橋向の隣人のフリーター

その他の収録作品

  • 相変わらずなふたり
  • その後のふたり

あらすじ

現役美大生の水科と元美大生の戸祭。

接点の無かった二人の出会いは深夜の公園。
実家を追い出され、大学も退学した戸祭は泊めてくれる相手を物色していたのだ。

そんなどこか投げやりな戸祭を放っておけなかった水科は、思わず部屋へと連れ帰ってしまう。

そして始まった彼との同居生活は、布団に潜り込まれたりいきなり咥えられたりと前途多難で…!

作品情報

作品名
きみとの夜はいつも
著者
麦生まいこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
笠倉出版社
レーベル
カルトコミックスequal collection
発売日
ISBN
9784773072334
2.9

(14)

(2)

萌々

(2)

(4)

中立

(5)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
35
評価数
14
平均
2.9 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数4

ほわほわかわいい芸術系少年たち

キャラが好みでした。
攻めの水科はふわふわした穏やかなタイプ。
争い事とか苦手そうな感じです。
受けの戸祭はハキハキした美少年です。
そして色々自由奔放……!
投げやりな受けを放っておけず、攻めが面倒を見るというなりゆきです。
水科は気弱そうだけど戸祭のことに関しては譲らない強さを持っています。ピュアできゅんきゅんするお話でした。戸祭視点のストーリーをがっつり読んでみたいです。

1

正反対な2人の恋物語

今回は現役美大生とゲイで日本画家を祖父に持つ元美大生のお話と
同じアパートので隣同士の部屋に住む会社員とフリーターのお話です。

本カプは攻様が助けてくれた受様に関わって恋人になるまでと続編、
他カプは攻様が隣人に構い倒して恋人になるまでと続編を収録。

タイトル作をご紹介します♪

受様は美大に通う大学生です。好きで通っている美大ですが、その日は
いつも以上に先生からの評価が悪く、作業場所も上手く取れず、筆も
乗らなかった上に、バイトでも何度ね失敗して怒鳴られたり、叱られた
り、散々な1日になってしまいます。

しかも残業が長引き、帰宅途中の公園では何を勘違いしたのか妙な会社
員に目を付けられてしまいました。何が何だか分からないうちに腰を抱
かれた攻様には逃げるチャンスさえ掴めません。

そんな時に「何してんの」という気楽そうな声が掛ります。

お兄さんなにしてんの? たのしそうじゃん~僕もまぜてよ

この声の主が今回の受様になります♪ 助かった! と思った攻様でしたが、
受様は攻様を『助ける』ためではなく『一緒にする』為に声を掛けたと
知って、正直これまでかと思ってしまいます。

しかし、受様はその相手に自分を売り込み始め、攻様は2人の隙をつく
ようにその場を逃げ出します。その後、2人がどうなったかはわかりま
せんが、家に辿り着いた攻様は学生証も失くしていて、ふだりけったり
でした。

翌朝、とぼとぼと大学に向かった攻様でしたが、いきなり攻様に呼び止
められて、さらにびっくりしてしまいます。受様が誰かわかった攻様は
なぜこんな所にとアワアワしてしまいますが、受様は拾った学生証を
わざわざ届けに来てくれていたのです。

届けてくれたお礼と昨日助けてくれた事のお礼を言いつつも、ついつい
昨日の夜の事を訊いてしまうと、受様は「相手を探していたし、泊る場
所も決まって良かった」等とあっけらかんと答えてきて、あまり関わら
ない方がいい人だと思う攻様でしたが、

友人によると受様はこの美台の元学生で、高名な日本画家を祖父に持ち
センスも良いと期待されていた学生でした。しかし、枯れにはよくない
噂も沢山あり、学校を辞めたのもヤバイ薬に手を出したからとも噂され
ていたと言うのです。

自分と受様ではあまりにも住む世界の違うからもう会う事はないだろう
と思っていた攻様ですが、同じ公園で男性とキスしている現場を見てし
まうのです!!

本人が好きでやっている事だから気にする必要なんてないとは思うもの
の、どうしても気になった攻様は受様を引っさらうようにしてアパート
に連れ帰ってしまうのですよ (^-^A

攻様は自分の行動に青ざめてしまいます。その上受様は攻様のせいで今
夜の宿を無くしただろうと詰め寄り、さらに窮地に追い込まれます。

しかも攻様のびっくりはそれだけでは止まりません。なんと受様は泊め
てくれるなら誰でもいいからと攻様を押し倒しにかかるのです!!

しかし、襲われている攻様は全く状況が判っておらず、さらに受様を
怒らせることになるのです。

果たして色々な面で正反対な2人が判りあえる日は来るのか!?

電子雑誌掲載された2組の恋物語をまとめての書籍化で、タイプこそ違い
ますが、どちらも受様を放っておけない攻様が受様に構い倒して恋を実
らせる恋物語になります♪

可愛らしい絵柄と純粋系攻×ビツチ受ってけっこう珍しいかなと思って
手にした1冊です。

受様は祖父に才能を見込まれて美大へと進みますが、ゲイバレした事で
家を追い出されて、身体を使って一夜の宿を探す日々を送っています。

攻様は「好きな事をしなさい」と言い続けた病床の母を心配させない為
に、浪人してまで好きな絵を描く為に美大に進みます。しかし、いろい
ろと無理がたたっていて、いっぱいいっぱいなのです。

そんな2人が出会った事で物語が始まり、最初は攻様視点なので受様に
振り回されている感が高いですが、攻様がピュアがすぎての激鈍なので、
客観的にはどっちもどっち、なんなら受様のほうが攻様に振り回されて
る感じの噛み合わなさがけっこう笑えて楽しかったです♪

攻様の純粋さが徐々に受様を変えていき、すこしづつ相手に近づいてい
く2人の様子がちょっとジレジレでもありますが、変わりたいけど変わ
れない、素直になれなずにストレートに相手を心配できない不器用な
優しさがまさに青春♪って感じのラブストーリーでした (^-^)

2

同じ言葉なのに違う響きで返ってくる

あまり男らしい絵柄が好きではない人、エロエロより戸惑いが好きな人にはお勧めかもしれません。大柄な画面構成ではなく、派手な展開もそこまでありませんが、その分夜長に落ち着いて読むような雰囲気が素敵でした。
相手に以前言ったことが巡り巡って、また自分に違う響きを持たせるっていいなと思いました。
同時収録作品はキャラクターや部屋の感じもとても素敵だったのですがお話は少し退屈に感じてしまいました。
kindle unlimitedにて

1

可愛らしいキャラ

水科はふんわり優しく可愛らしい感じで
ちょっと天然なところも良かったし
戸祭は性に奔放だけど根っこの部分は良い子なのが伝わってくるような展開だったけど
どのエピソードも中途半端なのが残念だったなと思います。

水科は亡くなった母が遺してくれた言葉もあり
美大に進学し絵を描いているんだと思うのですが、絵に対する情熱はいまいち感じられず。
母とのエピソードはさらっとしか出ず、父とは蟠りがありそうな雰囲気をにおわせつつ何も描写がない。
戸祭も祖父が有名な画家だということで、周りの目を煩わしく感じていたんでしょうが
美大に進むくらいだから描くことは好きなはず。
ゲイバレして退学してしまってはいますが、ふたりの共通点は絵なのだから
そこに繋がって欲しかったなと思いました。

1

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