電子限定描き下ろし漫画付き
〝クオリア〟って何?と思ったら、「感覚の質感」というような意味らしいです。
ハグをテーマに描かれているであろう作品で、触れられた感覚を忘れられない相手がいる……という話。
タイトルの意味になるほど……と。
時間が経っても思い出す音や匂いや質感でありますもんね。
高校時代に親友・東に抱かれた感覚が忘れられず、自分の性的指向に悩む優人は、自分はゲイではないと証明するために「ボーイズタッチバー」でバーテンとして働いています。(性的サービスはなし)
しかしある日、因縁の相手・東と再会してーーという展開。
昔振られた腹いせに優人を落とすことを楽しんでいるかのような、傲慢で俺様な東。
またしても無理やり優人を抱き、その時の動画で脅して関係を続けようとします。
でも、強がっている東の皮を一枚ずつ剥いでいくと、残るのは一途で純情な嫉妬の塊なんです。
優人のことがずっと忘れられず、恋さえ諦めてしまった東の本心が暴かれていった結果に……キューンでした♡
高校時代の過ちを一番悔いているのも東で、俺様攻めの弱さが垣間見える場面に激しく萌えてしまいました。
もちろん、無理やりするっていうのは許されませんけどね!
優人も相当な意地っ張り。
東に触れられたくて体は求めているのに、心がついていかない。
ノーマルだと思っていた人が、自分のセクシャリティを受け入れることって大変なんだろうなと思います。
簡単に自己承認できない葛藤を感じました。
バーテンになりたかった優人と、バーの経営者になった東。
東がずっと優人の夢を応援してくれていたことが分かります。
優人に譲るためにバーを開いた東の優しさ、ここが最後の最後に明らかになって、グッときました。
分かりにくいよ。もっと早く好きだって言ってよって思ってたのに、実際に「ずっと好きなんだ」という東の告白を聞いたらどうでも良くなった。
そのくらい、胸に迫る素敵な告白でした。
現在進行形の言葉もいいよ!
最高の癒しである〝恋人同士のセックス〟から伝わる東の愛♡
優人の体が心を受け入れ、東を受け入れ、触れ合う気持ちよさを受け入れた瞬間に胸アツでした。
描き下ろしもよくて、ずっと気になっていた優人の客・翔音のその後が描かれています。脇キャラもいいのよ。
カバー下も、電子限定の書き下ろしも可愛い!
全体を通してエロは多く、キス・ハグも大盛り♡
東と優人の体がカッコよくて、体格がいい男同士の絡みが好きな方は必見です!
雄っぱいも、バインバインまでいかない大きさが最高に良き。
もし本当に「ボーイズタッチバー」があったら行ってみたいかも……ふふ。
あーーーッ!!(;///;)
好きッッッッ!(;///;)
めっちゃ良かった。めっちゃ良かった。
萌え供給限界突破して涙出てきたほど。
いやはや。想像としていた方向とちがいましたね。
(だからかな?ギャップ萌えで瀕死したんですよ…///)
特に地雷がなければネタバレなしの方が楽しめるかもしれません。
余談ですが、紙本めっちゃ分厚いです。
テンションあがる~ヒョ~↗↗↗
(ツリ眉垂れ目攻めのビジュアルがお好きな人へ)
(アニメイト特典カッコよかったですよー♡)
沢山レビューが上がってますので感想を。
以下ネタバレ有りなのでご注意下さい。
垂れ目の俺様攻め良き良き(∩´///`∩)
……と思って手に取ったんですが、
いや~~~~~~~~もうね。堪らん。
個人的に再会モノは過去回想に萌える質でして。
(学生BLが大好きだからというのもある…)
過去が明らかになると現在とのギャップだったり、
すれ違いの要因が見えたりしてキュンキュンするのですね。
この作品はそのギャップがハンパなかった!!!!
もうね、叫んだぐらいハンパなかったんです!!!
それは優人(受け)にとっては
払拭したい過去であり、忘れられない事件でもあり。
○親友に裏切られたショック
○男で快感を得てしまった困惑
が優人の多くを占めるのですね。
なので東(攻め)の傲慢さや俺様っぷりからすると
優人の言い分もさもありなん。
今も昔も振り回されて大変だ…となるんです。
が!!!!
東視点で過去の詳細が明らかになると
天地がひっくりかえるほど萌える案件発生!!!
ああああああ…
グルンってひっくり返る瞬間堪らんですね(;///;)
めっちゃ切ない…。
めっちゃいじらしいやん。
え…なにこれ…すご…(萌え&泣)
という状態で私は言葉を失うほど萌えた(;///;)
で過去を踏まえて現在の東のセリフで、
東:「俺も初キスは必死過ぎて下手だったなぁ」
東:「すげー覚えてるよ…」
これには胸にドスッとデッカい萌え矢が刺さった…///
そこから東の傲慢な仮面がボロボロ剥がれ落ちてくのに
更に萌えて萌えて萌えて萌えて…∞////
サンプルページだと俺様が苦手な人は
ちょっと避けちゃうかもしれないけれど、
俺様が理由で迷っていたら勿体ないかな?と思います。
(私は普通に俺様も好きなので違ってたらすみません…)
で。優人はもしかしたら自分はゲイかもしれないという
性マイノリティに向き合うのに必死なんですね。
余裕のなさが見て取れて息苦しいのです。
だから余計に東を誤解したまま話が進むので
もどかしくてすれ違い萌えで息切れが…堪らん…。
東があまりにかわいくなるもんだから、
優人には「早く素直になって!」と願いながら読みましたw
(優人を誤解させた東も東で悪いんですけどね)
(すれ違いやら嫉妬やらで死ぬほど萌えたから私は幸せ←)
優人に執着しそうな客(翔音)がキーマンになるのかとドキドキして読んだけど
特にこれといってなくフェードアウトしたのはちょっと肩透かしだったかな…。
もっと絡んでくるのかとばかり…。
描き下ろしで翔音が描かれていて良かったです。
7年越しの再会。
その間に誤解もあってすれ違って。
素直になれない不器用さがもどかしくて切なく。
嫉妬・執着はもちろん純愛部分も楽しめてすっごい萌える1冊でした(∩´///`∩)
クオリアの意味を調べると「 主観的に体験される様々な質」のことだそうです。
「~な感じ」的な。
優人にとって「東の唇、感覚それ自体」が7年前から感じている性的嗜好への苦しさから「ドキドキする、胸が苦しくなるような愛しい感じ」に変化する過程が丁寧に描かれていて、タイトルの【クオリア】に込められたその想いに気持ちを揺さぶられました。
********
昔はとても仲の良かった同級生が7年ぶりに再会するところから物語が始まります。
学生時代に自分をフッた男:優人が「客に体を触らせて癒しを提供するボーイズタッチバー」にいることを知った東。
優人は自分の性的嗜好を確認するために、男性に触られる職場を選んでいたわけですが…。
残火みたいに燻った恋心が東をつき動かします。
なぜ、自分ではない男に触らせる?男だから諦めたのに…自分ではダメなのか?と、同じように愛してもらえなくても、自分のカラダで喜ぶ優人を見て優越感に浸ります。
優人への執着は彼のことを好きな自分に対しての執着でもあります。
東は優人を好きな気持ちを捨てられずにいて、再会したときのハメ録りを材料に優人を好きではないふりをしてまま強引に関係を続けます。
「復讐」とうそぶいてでも優人の近くに居つづけることを選ぶ、不器用な一途さ。
根は優しいのに独占欲から煽るような発言をしたり、自分の性的嗜好に悩む優人からしたら弄ばれているようなひどい仕打ちをしている東。
ゲイだと認めたくない気持ちと忘れられない東から与えられる快楽の狭間で揺れ動く優人。
そんなある日、呼び出された優人がバーテン同士、ジュンと柔らかに夢の話をする姿を見た東はようやく本当に自分のやりたかったこと=優人の夢の応援を思い出し、優人から離れようとします。
ここから怒涛の東告白ターンなんですが、少しずつ自分の中を晒しながら、恋人になっていくふたりの表情の変化に胸アツです!
本当の自分を晒すのは大人になっても恐いし、抑えきれなくなってきた東への心地良さに葛藤する優人の悩ましい色っぽさがたまりません。
すぐにくっつかない展開がまたニクい。
心のすれ違いが繊細に描写されているお話でした。
本が胸板ほどに厚く読み応えあります。
脇から腰への筋肉のつき方が美しい。
絵柄が好みだなぁ…。
脇役スキーとしては、遊び慣れてる感じのジュンから溢れる健全な優しさや、優人に惹かれる翔音くんがすっっごく良かった!と伝えたい~。
起爆剤にはならないけど、このふたりの存在がよきスパイスなのでした。
カバー下だけじゃ足りない翔音くんの幸せはスピンオフで読みたい~。
高校時代に親友の東(攻)に無理矢理抱かれた時の気持ち良さが忘れられず、
自分がゲイじゃないことを否定するため
西野(受)は、ボーイズタッチバー(ハグあり、Hなし)で働いていて
確かに他人からのスキンシップに何も感じない西野は、自分自身はゲイではないと安心しているけど
事あるごとに過去、東に抱かれたことを思い出しては身体が疼いてしまう
東とバーで再会し、強引に抱かれてしまい
自分は、やはり東にだけに気持ち良くなってしまうことに愕然としてしまう西野
東と距離を置こうとするけど、抱かれいる時の写真をネタに東に脅され何度も関係を持ってしまう
抱かれる度に、西野は東だけに感じてしまう自分に混乱してしまって
ここでは西野は東に対して心は嫌悪感だらけ、でも反対に身体は開いて凄く気持ち良さそうでエロチック
西野もゲイじゃないってことにこだわり過ぎて、なぜ東に対してだけ自分の身体がこんなに気持ち良くなるのかを考えられないのかが、とてもじれったい
ホントにえちのシーンが下半身に来るわあ
西野の気持ち良さハンパないよ こっちまで (灬º‿º灬)♡赤面
キスだけでもエロい
ノーマルえちだけど、何故か(✿ ♡‿♡)ものすんごいよ!!!
みんなに、このエロス感じてほしい 眼福だよ
東も初見は、謎めいた俺様テクニシャン、もの凄い強引でイヤなヤツなのですが
読み進むと、今も西野のことが忘れられないでいる不器用で一途な男
高校時代、西野への想いが溢れすぎて言葉よりも前に抱いてしまったことを一生後悔していることや
振られていると自覚しているが、男がダメな西野が何故、他人、それも男に触らせているのかが理解できない東
そして、東だけに快感を覚えてしまうのはなぜなのか理由を知るためだと言えない西野
アアッ じれったい(;^ω^)
嫌がる西野から離れないといけないと分かっていても、どうしても西野を他人に触れさせたくない
だんだん東への気持ちが180度変わってくる私
なんだか、東が大きなワンコに見えてきて不思議
最後には東を応援している私がいる・・・・( ꈍᴗꈍ)
過去の罪を贖罪するため、西野のバーテンダーになる夢を叶えるためにバーのオーナーになってるなんて 重いぞ東 (´⊙ω⊙`)! スパダリかっ!!
無邪気でちょっとガードがユルい西野、
途中で翔音やジュンと何かあるのではと心配でしたが、サラッとしてたので読者としては、そこがちょっと残念
最後は東がやっと素直に気持ちを伝えられて(T_T)よかった
東の『行くなよ』にやられた 泣きそう( ⚈̥̥̥̥̥́⌢⚈̥̥̥̥̥̀)
西野、鈍感、自覚遅すぎ 東はそこがいいんだろうけど
高校時代から東といると温かい気持ちになって、それを西野も心地よく感じてた
ライクとラブかを自覚する前に
身体を繋げてしまったから、こんなに遠回りしなきゃいけなかった
両思いになってからのえちも良かったです
西野まだあの店で引き続き働きます 東の執着が・・・
ジュンや翔音のスピンオフも是非見てみたいな
エロスありジーンとする とっても良い作品でした
好きだった人に拒絶され、以降執着心を温めてしまった東。最初は意地悪や嫌がらせのように感じましたが、忘れられなくて今も好きで、それを素直に認められなかっただけでした。想い人のバーテンダーの夢を応援したくて、店まで作るんですから、その想いは相当なものです。一途に思う気持ちと執着心は、意味合いはかなり近いと思うのですが、物語の中で、まさに東は、前半が執着、後半は一途といった感じでした。どちらが悪いというわけではなく、される側の捉え方・感じ方の違いなんじゃ無いかなと感じました。好きな人だから意地悪しちゃうところ、拗らせてます笑。
そんな東からずっと想いを寄せられていた西野は、東に抱かれたことが忘れられなくて、ハグできるバーのバーテンダーになります。自分はゲイじゃない、気持ちよくなんかない、そう言い聞かせながらも、他の人には感じない心地よさを東には感じ、むしろ東にしかドキドキしないのに、恋だとは認めません。鈍感なのか、意固地なのか、東に対する感情は、本当は心地よいのにそうは言えない焦らしが、拗らせてるなと感じました。
西野を慕い、東とはライバル?…当て馬的ポジションの翔音くんですが、翔音くんは、実は素直で、ありがとうとごめんなさいが言える、素敵な人です^^カバー裏に新たなる出会い?が…。スピンオフとしてぜひ読みたい!!!
東の友人のジュン!ジュンが素敵なんですよー(((o(*゚▽゚*)o)))素直じゃない東と西野を、見守りつつ助言する重要人物です!!
好きな人の夢を、応援したい…東の想いに涙が止まりませんでした。拗らせてる2人ですが、すっごく素敵なハピエン作品ですので、お薦めです(*^▽^*)文句なしの神作品です!!!